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オオカミ型ロボット、進化する 下らないニュースその56

今年は10年で最高の花粉!というも、関西の方はそうでもない今回のニュースはこちら。
ネットで偶然見つけた、結構前のニュース。

「お前だけは許さない」 海を渡るイノシシとも戦ってきたオオカミ型ロボットが進化

何でもイノシシ避けとして利用されてきたオオカミロボが、変態メーカーのスズキと組んで自走型ロボットになったとのこと。

「ホンダはアシモ作ってるのに、スズキは一体何やってんだ」と思ったのが第一印象。

というか、自走してイノシシに突進されたらどうするの、電動車椅子をベースにした機械なんてイノシシの突進で簡単に破壊されるやろ、固定しておいた方がいいんじゃないの、それともスズキがマシンを強化しているの?と思うのですが、
そんなことは島民やイノシシの勝手なのでしょう。

あと、「お前だけは許さない!」の声が何か炭治郎みたいで、最初に伊之助に出会ったときの台詞かな?と思いました。イノシシだけに。

鬼滅といえば、今度鍛冶の里編やるみたいだけど、今読み返すと禰豆子が人間に戻る過程とか最終決戦とか色々と雑よね、これならジョジョ1部や2部はおろか、5部の方が面白いわと思ってしまいました。5部もラスボス戦が雑だけど。

シートン動物記

そんなオオカミ型ロボットの話でしたが、このニュースを聞いて思い出したのが『狼王ロボ』、つまり小学生の頃に読んだシートン動物記について。

狼王ロボは話が長いわりに、ロボもブランカも罠にかかって御用となりオシマイで、子供ながらに「あまり面白くないねこの話」という感想でした。(そんなこと言ったらシートン動物記の殆どが読めなくなるのだけど)

あと、ロボ(lobo)ってスペイン語で「狼」の意味だというのをwiki読んで初めて知り、「じゃあウルフ金串はスペイン語圏だと『ロボ金串』になるな」などと下らないことを考えてしまったり、
今「ブランカ」と聞くとドラクエ4とスト2を思い出してしまう、などと下らないことを考えてしまいましたヮ。

そんな動物記の中で異彩を放ち、当時の私が感動したのが、「山の王者」羊のクラッグの話。

学研の漫画で読んだのが良かったのかもしれないけど、クラッグを仕留めた後のスコッティ爺さんの狼狽する様子とか、抜け殻になった爺さんの様子とか、ラストの大雪崩のシーンとかが、今でも鮮明に印象に残っているのであります。

※ちなみに文章だと結構あっさり気味で淡々としている。

その学研の漫画ですが、一体誰が描いたのか調べてみたら、何と!石ノ森章太郎ではございませんか!しかも本の裏側には手塚治虫の推薦文付き。
荒木飛呂彦の前で「あの程度のもの」呼ばわりしたり、才能に嫉妬してイチャモンつけたりしてたけど、やっぱ好きなんすね~。

これはもう一度読まねば!と思ってAmazon検索したら、6800円の値が付いておりました…

何でプレミア価格になってるの?というか、レジェンドの漫画を絶版にするってどういうこと?学研はアホなの?せめてKindleとかで出版すればいいのになぜしないんだい?

今でも図書館の子供コーナーに行ったら置いてあるのでしょうか?
でも最近の子供向け学習漫画って、やおい漫画というかホモ漫画みたいな絵柄ばかりになってるよね(偏見)
何か、今のジャンプもやおい漫画の巣窟みたいになっているし。(それは昔からか)

そういや話は逸れるけど、図書館の漫画といえば、大泉の金田一図書館には、『はだしのゲン』だけじゃなくて『カープ誕生物語』や『宝島』等、中沢啓治の作品がずらりと揃っていて、何でこんな山奥の図書館に置いてあるのとたまげた覚えがありますわ。(もちろん横山光輝の『三国志』は全巻揃っている)

結構眺めの良いところだし金田一春彦関連の資料も揃っているので、山梨にお越しの際は是非ともお立ち寄りください。車がないと行けないけど。

以上、今のナヨナヨしたカマホモなジャンプから脱し、昔の男らしいジャンプを復活させるには、平松伸二か猿渡哲也を投入するしかないと確信しつつ、今回はここまで。