下らないニュース解説その28 京都3年ぶりの五山送り火
お盆も過ぎて気が抜けている今日このごろですが、今回のニュースはこれ。
京都の夜空に「大」浮かび上がる 夏の伝統行事「五山送り火」、3年ぶり完全点火
ブラック企業で山梨に左遷されてからは京都の行事なんてサッパリ忘れ、特に左京区のことなんて気にもとめていなかったのですが、あら3年ぶりに開催したのね、というのが率直な感想。
そんな私が左京区に住んでいた頃は送り火を見に行っていたかというと、もちろん行ったことなく、アパートを出たら見える「妙(確か)」の文字をチラチラ見ていただけという、何とも味気ないものでございました。
これは以前noteの記事に書いた諏訪の花火大会と一緒で、蒸し暑い中わざわざ出かけて、人混みにまぎれて蚊に刺されながら見て何が楽しいねん、というのが理由なのですが、それは今でも変わっておりません。
それより何より、私的に印象に残っているのは10月に開催される鞍馬の火祭りであります。
別に見に行ったわけではなく、火祭り当日に京阪で大阪に遊びに行き出町柳まで戻ったら、叡電の改札口から出町柳の改札口まで見物客の長蛇の列ができており、叡電に乗れずに出町柳から一乗寺まで歩いて帰る羽目になったことが、今でもトラウマになっております。
20年ぶりの一乗寺
そんな五山送り火や鞍馬の火祭りが開催される左京区は一乗寺に、この盆休みに20年ぶりに行ってきたので写真を適当に公開いたします。いずれサイトに完全版を書くかも。
左京区一乗寺での優雅な生活はこちらの記事:面白くない大学生活
京都のブラック企業時代の思い出はこちらの記事:京都で転職失敗
こんな感じで、叡電に乗って出町柳に向かったのですが、20年前に初めて通ったウエノ診療所(もちろん心療内科)がリニューアルされ、元田中から出町柳近くの線路沿いに移転していたのを見て、何ともいえない気分になりました。
20年前はアル中専門外来があり、待合室に置かれた書物もアル中関連が多く、2階ではタバコ吸い放題だったけど、あんな綺麗な建物になった今では全面禁煙なんだろうな、と感慨無量になりました。
以上、感想としては
20年経つと色々変わっていた。諸行は無常である。
京都は人が少なかった。
何だかんだ言って京都は楽しかった。
真剣に悩んだことでも、20年経てば笑い話である。人生全体、いや人生自体もそうであろう。
ということで、今回はここまで。