下らない感想文『豊かに成功するホ・オポノポノ』
前回の記事。
今回は、前回に続いて別のオポノポノ本をブック・タフにて二束三文で購入したのでその本について感想を書いてまいります。
アフィリンク載せておりますが買わなくていいですこんなもの。当記事を読めば充分です。
事の顛末
まず事の顛末ですが、なんでこんな「禁断のオポノポノ”二度打ち”」をおこなったのかというと、幸か不幸か、本書をブック・タフの二束三文コーナーで見つけてしまったため。
「しょうがねぇなプライベートで猿成分摂取してる時に…」と思って手に取って眺めたら、「なにっ 前回の二束三文本より全然読みやすい」となり衝動買いしてしまったのであります。
概要と感想
そんな本書なのですが、前回のが2008年出版なのに対し、本書は2009年と1年違い。しかも前回のが徳間書店なのに対し今回はソフトバンクとなっております。
それだけの違いなので中身はほぼ同じで、概要については前回書いた通り、
こんな感じで、3章のQ&Aには
誰に向かって言うのか?→潜在意識の情報に対して
いつ言うのか?→いつ言ってもOK
口に出すのか?→思うだけでOK
何回言うのか?→何でもいいですよ
全部の言葉を言う必要があるのか?→何でもいいですよ
感情は…?→何でもいいですよ
などと書かれているのであります。
以上がオポノポノの全て(マジで)なのですが、本書はなぜかビジネスに偏った内容となっており、「オポノポノ・ビジネス」なるものの説明もあるけど、いまいちピンとこない内容となっております。
後述しますが、本書が出版されてから15年経過している現在、そんなビジネス見たことも聞いたこともありません。
さらに、6章のQ&Aでは徹頭徹尾
職場に嫌な奴がいるのですが→「職場に嫌な奴がいる」という情報を消去してください
出世したいのですが→「出世したい」という情報を消去してください
モチベーションが上がらないのですが→「モチベーションが上がらない」という情報を消去してください
忙しくて時間がないのですが→「忙しくて時間がない」という情報を消去してください
資金繰りが苦しいのですが→「資金繰りが苦しい」という情報を消去してください
となっており、それしか言えんのかこの猿ゥ!と思ってしまいましたヮ。
そんな本書を読んだ感想を一言でいうなら
前回のよりは読みやすいけど意味も効果も不明
というもの。
インナー・チャイルドとは…?
あと、前回の本にも載っていたけどアホらしいので取り上げなかった「インナー・チャイルド」なる概念が本書にも出てきております。
私的にはインナー・チャイルドなるゴミ概念を後生大事に掴んでいるよりも、「捨てるゴミについてあれこれ調べたりしないのと同じく、そんなものさっさと捨てたらいい」と思うのですが、
どうやらオポノポノに限らずこの「インナー・チャイルド」を癒やしたりいうセミナーがあったり、うまくいかない時の逃げ口上に使われているようなので、そういうことなのでしょう。
これならタフの悲しい過去一覧でも見てた方がマシやね(意味不明)
皆でオポノポノするから尊いんだ 絆が深まるんだ
こんな感じで、皆様の予想通り散々な感想しか出てこなかったのですが、
本書に出てくる会社や人間が15年経過した現在どうなっているのか、社名&人名で検索してみると全く大したことになっていないので、やはりそういうことなのでしょう。
しかも下記がオポノポノ公式サイトなのですが、ページを開く度にセミナーの広告が全画面で出てきて「ふうん そういうことか」としか思えません。
『ザ・チケット』の感想文でも書いたけど、オポノポノに限らず何でこういう界隈って高額セミナーばかりなのかね。そんなインチキセミナーでしか稼げないなら乞食にでもなった方がマシですわ。
このように、
大した結果も出せず、揃いも揃ってインチキセミナーを開催することしか能のない、しょっぱい連中の集まり
というのがオポノポノ・ビジネスの末路なわけで、これにて終了なのですが、ここで「いや待てよ…」と閃いたのであります。
こんなショボい結果しか出せない有象無象の中で何かしらの結果を出したら凄くない?
俺がオポノポノの第一人者を名乗っていいことになるやろこれ…
となり、オポノポノを実践してみることにしたのであります。
効果が出なければ出ないで愚弄すればいいだけの話だし、前回「愚弄するなら読んで愚弄しないと」などと書きましたが、実際は「愚弄するなら実践してから愚弄しないと」が、これまでの私の流れ的にも正しいでしょう。
ただし、私の場合は「ゼロ状態」「潜在意識」「情報」等のオポノポノ概念は受け付けないので、以下の通りの手順でやります。
思考、感情、知覚、行為が起きた際、「その思考、感情、知覚、行為は誰に起きているのか?」と自問してみる。それが「良い」ものだろうが「悪い」ものだろうが何であれ。
回答は「それはこの『私』にだ」となる。
外側に起きた思考、感情、知覚、行為といった対象ではなく、それらの主体である「私」に対して、「ありがとう」「愛してます」「オポノポノぉ^~」と唱える。
しゃあっ これがオポノポノを超えたオポノポノ、「ネオ・オポノポノ」やっ!
そんなわけで、これを読んでいるそこのあなたもオポノポノをやってみましょう。
たとえマグレでも何かしらの「どデカい効果」が出たら、あなたこそが現在空位になっているオポノポノ・バトル・トーナメントの王座に就いてオポノポノ・キングを名乗ることができるのであります、ということで今回はここまで。
1、2、3、オポノポノぉ^~