中高生、ショート動画に毒される 下らないニュース解説番外編その37
寒くてエアコンが手放せなくなってきたけど、エアコンに関していえば夏の猛暑よりはマシと思える今日このごろのニュースはこちら。
一言で申し上げるなら、大変だ大変だと騒いで皆の関心を引いてあわよくば金儲けをしたい、まさに「大変屋」の記事である、というのが第一印象。
こんなニュースの内容よりも、以前の記事で書いた通り、名前すら聞いたことないFラン大卒のマヌケが教職に就いて子供を指導している方がよっぽど問題で、馬鹿教師のせいで子供たちの才能が潰される方が国家の損失やろ、などと思ってしまいました。
それはともかく、私はつまらない映画を最後まで見てしまうと怒り心頭になるので、ショート動画やファスト映画といったものが流行るのも分からなくもありません。
これが世間では所謂「名作」「話題作」などと呼ばれている駄作なら尚更で、沢山ある中で思いつくまま列挙してみると
カサブランカ
素晴らしき哉人生
グッドウィルハンティング―旅立ち
グリーンマイル
キャストアウェイ
ダークナイト
砂の器
カメラを止めるな
シンゴジラ
最後のジェダイ
これらを見終わった際は怒りを通り越し、まるで人生をレイプされたかのような気分になったのでありました。
なので、駄作を2時間かそれ以上眺めた挙げ句レイプされるよりは、ショート動画とか見て楽しんだ方が健全ではないか、上手い時間の使い方をしているねと思うのであります。
今も昔も変わらない
そんなわけで、「ショート動画で子供の脳が危ない!」という話題でしたが、
昔は「シンナーで子供の脳が危ない!」だったり「テレビゲームで子供の脳が危ない!」だったりしたわけで、
酷いのになると「ハレンチ漫画で子供の脳が危ない!」とかいって、手塚治虫の漫画が燃やされたり永井豪が魔女裁判みたいな吊し上げに遭ったりしたのは、知っている人は知っているでしょう。
そして、シンナーはともかく、手塚治虫や永井豪の漫画、テレビゲームで子供の脳が破壊されたかというと、そんなことはないというのは皆さんご存知の通り。
何が言いたいのかというと、冒頭で述べた通り、今回取り上げたニュースも前回取り上げた「ミス筑駒」や、さらには「クマを殺すな運動」と同じく、注目を浴びたい馬鹿が無責任に騒いでいるだけなので放っておけばいい、
というか、こんなものは昔から使い古されたアジテーションの手法である、ということでございます。
なので、当ニュースを見て「大変ザマス!うちの坊っちゃんの脳がショート動画で破壊されるザマス!」なんて思っちゃった人間は、ラジオ放送に扇動されてツチ族を殺しまくったフツ族と何ら変わらないレベルの人間である、ということを自覚した方がよろしい。
以上、当ニュース解説もショートに終わらせたいので、今回はここまで。