24:ツキを呼ぶ魔法の言葉
今回も応用編で、『ツキを呼ぶ魔法の言葉』について。
以前自分の内面を観察するために『もう不満は言わない』を紹介しましたが、その応用が『ツキを呼ぶ魔法の言葉』だと思うので、紹介してまいります。
実を言うと、この『魔法の言葉』についてすっかり忘れていたのですが、読者の方から質問がきて思い出し、これ幸いと書かせていただきました。
『ツキを呼ぶ魔法の言葉』とは何だ?
それではまず、『ツキを呼ぶ魔法の言葉』とは何だという話ですが、それは3種の言葉から成り、唱えていると何か「幸せ」になるというシロモノ。
唱えるタイミングはそれぞれ以下の通り。
ありがとう:頭にくることや嫌なことが起きた時に言う。
感謝します:「こうなってほしい」と思う時に言う。
ツイてる:いつ言ってもOK。
特に、「嫌なこと」が起きて「嫌な気分」になり悪態をつきそうになったとき、悪態の代わりに「ありがとう」を言えば良いわけで、この辺が愚痴等を言ったことに気付く『もう不満は言わない』と似ております。
なので「ありがとう」だけでも充分と思うのですが、他の2つも言いたければ言えば良いでしょう。
この辺の詳細については、2013年2月28日から2013年4月2日までに私が実践したときの記事を読んで頂戴。
検証記事:『ツキを呼ぶ魔法の言葉』は効果があるのか徹底検証する!
34日間の記録:『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の効果検証34日間の記録
『魔法の言葉』の効果
このように、「悪態をつきそうになったときに『ありがとう』と言う」という箇所が、内面観察の良い練習になる『魔法の言葉』なのですが、「魔法の言葉を唱えても効果が出ない!」なんていう人も多々いらっしゃるでしょう。
今なら「自分の頭の中を観察できるようになることが一番の効果で、あとはオマケです」と堂々と言えるのですが、「それじゃ納得できない!!」という人もいるだろうから、その辺について一番の原因と推測されることを書いてみます。
上記の私の体験談を読まれれば分かる通り、当時の私はこの『魔法の言葉』とやらを信じておらず、むしろ「インチキを暴いてやる」という気概で実践し、効果が出なけりゃクソミソにけなしてやろうと事細かに記録をつけておりました。
それでは今現在はどうかというと、現在『魔法の言葉』の小冊子を読み返してみても、やっぱり「何か嘘くさいなあ」「余計な部分が多い」なんていう感想しか出てきません。
翻って、誰か(一体誰や)の影響を受けて『魔法の言葉』を実践している人は、「『ありがとう、感謝します、ツイてる』を言い続けていれば『良いこと』が起きて『幸せ』になるに違いない!」なんていうスケベ心で実践し、記録なんてつけちゃってるんじゃないでしょうか?
端的に言えば、私の場合は「ただやっていた」「見返りなしでやっていた」といったようにほぼ目的となっていた、
効果なしの人は「何かの見返りを得るために、本当はやりたくもない魔法の言葉を嫌々やっている」というように手段と化している、
この違いではないでしょうか。
もし「私は嫌々やっていない!」というなら、何で「効果が出ない」なんて言うのでしょうか?
こんなやってもやらなくてもいいこと、本当に好きでやっているならば、効果が出ようが出まいが「それでOK」ではありませんか。
これは仕事や勉強等においても、何かの見返りのために嫌々やっていたら上手くいかない、たとえ上手くいって見返りを得たとしても、「思っていたのと違う」となり決して満足できないのと同じことでしょう。
以上、何が言いたいのかというと
魔法の言葉の一番の効果は、頭の中を観察できるようになること。
嫌々やってもロクなことにならない。
嫌々を「真面目」「真剣」か何かとカン違いしていないか?
嫌々やるくらいならふざけて面白半分でやった方がいい。
他人の経験や意見やメソッドなんて当てにならない。力は自分自身にある。
ということでした。
相変わらずネタ切れなので、リクエストがあればまた何か書きます。