初スペース配信をやってみた #企業公式のnote
こんにちは、こんばんは、戸田被服株式会社の新井です。
先日Twitterのスペース機能を使いまして、30分のラジオっぽい番組配信を行いました。
「やる」と決めてからの流れや下準備、目的等を記録として残しておきます。明日の私や、どなたかのお役に立てたら光栄です。
Twitterのスペース機能って?
Twitterのスペース機能というのは、リアルタイムで音声ライブが出来る機能です。配信主となるホスト、共に喋ってくれるスピーカー、そしてそれを聴いて下さるリスナーとございます。
配信中にはLINEスタンプを送るような感覚で絵文字にてアクションを送る事が可能です。
今回は私がホストを務め、橘被服株式会社さんにスピーカーとして参加して頂き配信することに致しました。
初挑戦でガッチガチに緊張しました。
下準備
まず何をしたらいいのかさっぱり分かりません。
許可取りから始めることにしました。大事なのはそれをやる目的です。
何の為に、誰に届けたくて配信するのか。
そこが軸としてずれてしまっては元も子もありません。
配信することになったきっかけとは
きっかけは橘被服さんから頂いたリプライ(返信)でした。
「戸田被服プレゼンツでスペースどうですか」
個人的に音声ライブ配信に興味を持ち始めてた事もありまして、流れに乗ってみることにしました。
やってみたいと思っている時に声が掛かるのは大きなチャンスだと捉えました。
やる目的を考えてみよう
やる目的はフォロワーさんのお耳にかかる事、それ一点のみです。
全国各地のフォロワーさんにお逢いするのは難しいです。お逢いして顔をみて挨拶をする、温度を感じるってのは中々難しいと感じます。
けれどスペースならリアルタイムで音声配信が出来ます。
上手く喋る喋れないに関わらず、その人の温度って伝わるかなと想ったんです。
握手をして触れ合うことは難しいけれど、耳に触れることは出来るなぁ
そんな感じに目的が定まりました。
ビジネス的に言えば、一緒にスペース配信する企業さんのフォロワー交換といいますか、まだフォローされていない方にアピールするチャンスでもあります。「誰に届けたいのか」の軸を考えた時に、やはり弊社商品のエンドユーザーを想像しました。
とはいえ初回は「お初耳にかかります」。
自分が話しやすい内容・雰囲気が伝わる内容を選んで行うことにしました。
相談・情報収集!聴いてる人に楽しんで貰いたい
既にスペース配信なさってる企業様の中の人に、どんなふうにするのか少し相談してみました。
有難いことに要点を絞ったヒントをくださったんです。
配信時間決めて
話すテーマの数決めて
テーマごとの時間配分決めて
誰がどんなこと話すのか大体決めておく
あと個人的な事ですが、こちらの記事とても参考になりました。
個人的に発言をするとは言え、身の引き締まる思いで拝読しました。
(※リンク許可を頂いております)
そうやって色々な情報を収集しているうちに、それまでぼんやりとしていたスペース配信の輪郭が見え始めてきました。「やれるかな~?」から「やってみるか」そして「やったるで!」に変わっていきました。
話す内容は配信すると決めた段階で決まっていたので、そこから各自が何について話すか等の落とし込みをしていきました。
するとTwitterを眺めていると著名な方がスペースについてのタイムテーブルを公開されていました。
参考にさせていただきますとメッセージを送り活用させていただくことに。
何かやろうと取り掛かると必要な情報が必然的にやってくる
この現象凄いです。
タイムテーブル作成をつくろう
見ずらいですが簡単にまとめて作りました。
21時配信開始とし、リスナーがゆっくりやってくると見越して10分前の20:50より配信開始にて枠組みを作りました。
DMで連絡を取り合って修正・調整をかけます。
『時間の共有』と『喋る時間』の設定、『相槌を入れ合いながらのトーク番組として行う』などの情報の共有を行いました。
練習をはじめてみる
ボンヤリとしていたスペース配信の枠組みが鮮明になってきました。
話す時間を10分としたので、何を伝えたいか、どう伝えたいか、ノートに書きだしながら纏めました。
殴り書きの様な感じになっておりますが、書きだしては読み上げてみる、その繰り返し練習を行いました。
喋ったものを録音して自分の声を聴いて確認するというのは、なんとも気恥ずかしいといいますか、自分の声ってこんなんなんだ・・・となります。
それでも聴いている人たちが「私」という個に触れて貰えるチャンス、楽しんで聴いて欲しい、聴いている人たちを迷子にしない様にしなきゃと考えました。
通勤時、お風呂の中、トイレの中、寝る前の布団の中、昼休憩の30分。
休憩時間は後輩に手伝ってもらいました。話すスピードや要点の纏め方、色々意見を貰いながら練習を重ねました。
とはいえ作りたいのはトーク番組です。
私1人喋る練習ばかりしており、相手の返事のタイミングなどをしっかり考えながらの練習が不足しておりました。次に活かしたいところです。
スペースのラグは3秒
実際にスペースを使って練習をしていたところ、聴いてくださった方が「言い終わって3秒ぐらい待ってから配信終了するといいかも」と教えてくれました。
どうやらスペースはラグがあるようです。
大体3秒ぐらいあるようで、それを確認し終わらないうちに配信終了していまうと、音声が届く前に終わってしまうみたいです。
告知・バナー作り
告知は1週間前から3回程度にしました。
バナーはシンプルなものでありながらイメージが湧きやすいような絵をかき、Adobeのテンプレートにあるものを活用しました。
実際に配信して難しく感じたこと
配信する日の夕方からドキドキしっぱなしです。
何をそんなに緊張するんだろうと自問自答するぐらいドキドキしっぱなしでした。50分になり配信開始です。チラホラ接続してくれる方々が見え始めた頃、スピーカーの上田さんが接続なさってるのが見えました。
「あ、うえださーん」と声かけをしながら、接続確認をします。
「どもども~!」と返事をなさる声を聴いたとたん、なんだか落ち着きました。人の声って落ち着くんですね。
上田さんにはこれまで2回ほどお逢いしただけなんですが、来られたのを確認した途端、すっと落ち着いたんです。
そして台本通り話をすすめていきます。
黙るタイミングで相槌を入れるんですが、顔が見えない分呼吸が読み取りづらく感じました。これは私の度量不足です。
上田さんが相槌を入れて下さってるのを何度か邪魔してしまいました。
申し訳ない・・・。
そうなってしまう理由を考えてみました。
個人的に『3秒のラグ』が『相手が一旦話し終えた感じ』に似てるんです。
これが今回一番感じた難しさでした。
「あ、しゃべらないと無音になっちゃうか・・」と喋ろうとすると、相手も気を使って発言して下さる。
あとは私自身、自分が話してることに集中しすぎて、相手の相槌を上手く拾えてなかったりしました。
話を広げるのも不得手なので、これももうちょっと精進していきたいところです。
配信して良かったこと
とはいえポジティブ。配信して楽しかったんです!
初のコンテンツでスタートを切る事が出来たのは大きな一歩です。
いずれは音声でメルマガやnoteの内容を伝えていけたらなと考えています。
YouTubeをやっているのとはまた別の方向で何か面白い事が出来そうな気がするんです。
定期コンテンツ化するか?と言われたら未知数ではありますが、ターゲットユーザーがスマホに接触してるあろう時間を測り、そこに狙って情報を10分でも20分でも配信するというのはとても面白い試みだと感じます。
一緒に配信してくださった方のフォロワーさんに認知してもらえる機会もできたので、色んな広がり方があってとても面白い媒体だと感じます。
まとめ
練習しながら私自身が特に感じたのは「喋ってる時に照れてはいけない」ということ。
楽しみに聴きに来てくださった方の期待を自分の照れでかき消してしまったては勿体ないですから。
そんなわけで初スペース配信にあたりやったことなどを纏めてみました。
どなたかのお役に立てたら幸いです。
広島県福山市北部の小さな会社で地道にズボンを売っている会社です。記事はWeb販売管理部の新井・中田・粟根が書いております。 少しでも弊社の事をお近くに感じて頂けたら幸いです。