Life Like a Live!8(えるすりー8)にてGEMS COMPANYとvα-livが出会って思ったことなど
アイドルグループ「GEMS COMPANY」とアイドルフェス「Life Like a Live!」(えるすりー)を応援しているささめと申します。
今回は、2024年9月6日から9月8日の3日間の日程で開催された、世界最大級のバーチャルアイドルフェス「Life Like a live!8」(通称:えるすりー8)に参加してみて、公演の内容やファンの反応を見て思ったことなど、Xにポストするにはちょっと長くなってしまった雑文をnoteに引き上げて、画像などを添えたものになります。
Life Like a Live!8 ~エンドレスサマー~ 3日間5公演開催おつかれさまでした。ジェムカン推しでもあり、えるすりーそのものを推すオタクでもある、そんな立ち位置でえるすりー8を過ごした私が、今回ヴイアラ参戦など大きな話題もあったので、思ったことなど色々書いてみようと思います。
大人数でのパフォーマンスには大人数だからこそ出来るフォーメーションの華がある。それ故に一つ手順を間違えると自分のミスだけに留まらず他のメンバーとぶつかったり大きな事故にも繋がるという緊張感を常に持っているし、練習やトレーニングによって培われた技術やチームワークで成立させている。
えるすりーで9人のGEMS COMPANYのステージパフォーマンスを沢山誉めていただけたことはファンとしてもとても嬉しいし誇らしく思う。とはいえ、えるすりー8では大人数グループのステージがジェムカン1公演のみとなってしまったように、業界での大人数グループの少なさと舞台の少なさは常について回る。
大人数グループは文字通りに沢山のメンバーを集めねばならず、一つの事務所で抱え込んだり複数の事務所や個人からメンバーを束ねるなどやり方はあるにしてもそれを支えられる体制を作ることがまず難しい。そして曲を作ってダンスを作って練習して、全員で披露できる大きな舞台を作ることも難しい。
ジェムカンも活動6周年を迎えフェスやイベントにてパフォーマンスを披露する機会自体は様々いただけるようになってきたものの、その多くは出演メンバーを絞っていて、楽曲の歌唱パートやダンスを柔軟に組み替えて少人数でもパフォーマンスのクオリティを保つというかなり高度なことをしている。
まさにえるすりー8第一公演で披露した全員曲のチアリータ♡チアガールも出演の4人で組み替えた今ここでしか見られない貴重なステージ。とはいえ、本来の歌唱パートや振付やフォーメーションと違う動きを強いられることでミスも起こりやすく、メンバー自身も各々大変であると口にしている。
第一公演のチアチアもコメントやSNSで誉められていたけれども、やはり第五公演の9人揃ったパフォーマンスの迫力と観客の反応の大きさこそ、GEMS COMPANYのパフォーマンスとして期待されていたものであったのは言うまでもない。希少価値であるが故に見てもらえる機会を作りづらいというジレンマがある。
今回えるすりー8の最大の目玉企画としてアイマスコラボが実現して、vα-livの3人によるライブと、個々で他事務所のアイドルとのコラボステージが行われた。ジェムカンからはみずしーこと水科葵がヴイアラの上水流宇宙と深層マーメイドを披露し、二人のパフォーマンス力とバラエティ力の高さを示した。
3組のコラボステージの中でも青い二人については、バンダイナムコとスクウェア・エニックスという大手ゲームメーカーの壁を越えたコラボだという反応が複数みられた。ジェムカンとバンナムの繋がりという話で私が思い返したのは2020年大晦日の年越しイベント「ASOBINOTES ONLINE FEST 2nd」である。
バンナムのASOBINOTESプロジェクトが豊洲PITにて開催したオンラインフェスにスクエニのGEMS COMPANYが出演し、ジェムカンメンバーがドラゴンクエストビルダーズのゲーム内で巨大パックマンを建造したり、ジェムカン楽曲のDJステージがあったりと、今振り返っても結構大胆なコラボをしていた。
そしてAOF2のジェムカンの一番の目玉はゴールデンスパイスを全員で披露したライブステージ。ワンマンとえるすりー以外でジェムカン全員でのパフォーマンスを見られた貴重な機会の一つであり、ジェムカンのオンラインライブとしては思い出補正はあるにしても過去最高クラスの画質だったと記憶している。
2020年9月開催の第1回のえるすりーのステージと比較して、演者の衣装の細かい装飾まで鮮明に見えたAOF2との画質の差は歴然としており、スクエニと同じゲーム業界でしのぎを削ってきたバンナムの技術力の高さへの驚嘆と、年明けすぐに開催予定だった2ndワンマンに向けて心が高鳴ったのを覚えている。
中国からはReVdol!がメインのグループの一角として存在感を示し、にじさんじやホロライブからも出演があった第1回のえるすりーからは業界の状況も大きく様変わりしたとはいえ、世界最大級のバーチャルアイドルフェスという看板を掲げて8回目にしてついにアイマスからアイドルが出演するまでになった。
えるすりー8ではアイマスだけにとどまらず、SME系列のVEEも初参戦するなど、ハイレベルな演者を抱えて技術力も資金もある事務所が増えてくることは、えるすりーというイベントの更なる可能性だけに留まらず、ジェムカンなど参加する陣営それぞれに活動できるフィールドを増やせる未来へ繋がっていく。
同じ歌って踊る活動をしていながら互いに接点は少なかったまりなすとパレプロとえのぐとジェムカンが一緒になってえるすりーを始めてから4年が経って、今では周年にお祝いし合ったりプライベートで一緒に遊ぶメンバーもいるほど仲が深まった。アイドルという舞台で切磋琢磨してきた戦友である。
えるすりー8で見えたようにヴイアラの3人も同じくアイドルであり、早くもコラボ配信をしたいという声も聞こえてきて公演後も交流が続いていくことは微笑ましく思えるし、ファン同士の交流がここまで大きな熱量のムーヴとなったえるすりーも久々に感じた。
※ Xにて #えるすりー8交流会 というハッシュタグで自分の推しの魅力を他の推しのファンに紹介する流れが発生していた。
今回のジェムカン全員でのパフォーマンスを誉めてくださった方であれば、今回は見られなかったもののパレプロやVALISの全員でのパフォーマンスにもそれぞれ凄さを感じるところがあるだろうし、その上で私は自分の推しが一番可愛いのでジェムカンは凄いのだと言いたい。
ジェムカンにとって今回のえるすりー8は、演者同士ファン同士の交流を発生させ互いに刺激をもたらしただけでなく、唯一無二のGEMS COMPANYという存在感を示し大人数アイドルグループの素晴らしさを広め、さらに前へ突き抜けていける希望の光を見出した3日間であったと、そう感じた。
えるすりーはいいぞ。