#日刊よくできました 4

【noteマガジンを更新する】

netflixにアリ・アスター監督の「ヘレディタリー/継承」が入ったと聞き、ようやく何度目かのきっかけが来た、と思って飯田さんに連絡をした。飯田さんは「ミッドサマー」をかなりお気に召していた様子だったので、ヘレディタリーを見ようと言ったらきっと一緒に見てくれる気がしたのだった。私はとんでもなくホラーが苦手で、正直な話、ほとんどまともに見たことがない。こんな深夜に今日見た怖い映画の話をし始めてしまったのも、すでに後悔している。ということで一緒に仲良く"近年で最も怖い映画"と言われている作品を見た。画面の大きめのカラオケ店に入り、専用ホームシアターのような逃げられない状態にして再生する。……と、この感想はまた今度書くとして、今日の #日刊よくできました  の話である。

今日の目標は、週に1回更新と言っていたペースが乱れに乱れている有料マガジン「Alternativeな彼女」の更新だった。結果から言うと、今の時点で更新されていないということは、日刊よくできませんでした、ということになる。あまりにも怖い「ヘレディタリー」を見たあと私は飯田さんとしばらくお茶をして8割型「怖かったね……。」という感想に終始するおしゃべりをし、なんとなく怖さが弱まって帰宅。しかし家にひとりになると急にマンションのエレベーターもトイレのドアが少し空いている隙間も換気扇の音も使用済みの土鍋もなんだか恐ろしく感じるのだった。私は珍しくテレビをつけて、スカッとジャパンを見ながら昨日の鍋の残りをチンして食べたり洗い物をしたりした。テレビには偶然友達が出ていて、少し心が和んだ。

そしてとってもこわいと思ったままふて寝して今に至る。このはちゃめちゃに昼夜が逆転した生活を戻すのも一つの目標にしたい、ところだけれど、私は真夜中というものがたまらなく好きなのできっと難しいと思う。真夜中しか好きじゃないとも言える。あんなに怖かったのに怖いことさえどうでもいいくらい、街に誰もいない時間が好きだ。家の中にいてもわかる。今この街ではほとんどの人が眠っていて、ようやく誰にも見られていないような、自由な感じがしていること。これを書き終えてシェアする頃には午前3:30をまわっているだろうか。本当のところこれはまだ夜の半ばで、最近は毎日6:00くらいまでは起きている。社会が目を覚ます頃にやっと眠りにつく、このくせはなんと中学3年生くらいから変わらない。忙しい時期には朝型になんとか強制しても、そのうちに元に戻っている。これが結局私の普通なのだと思う。こんな時間に書いたとしてもどうせ読まれにくいので、やっぱりマガジンは明日にして今日は恐怖から逃げるように寝よう。ということで本日は「よくできませんでした」。これが無責任な大人というものです。楽しみにしていてくれたみなさん、すみません。でも本当に怖いので許してください。観てみたら私の気持ちがわかりますから。


ありがとうございます!助かります!