国際幸福デーに思うこと。
今日は「国際幸福デー」
世界中が幸福について考え、願う日ための日です。
「幸福」とは、一体なんでしょう。
その定義は広く、人それぞれ感じ方も違うものですが、子どもたちから大人まで、等しく享受できるものであるはずです。それにはまず前提として、恐怖や飢えや貧困というものがあってはなりません。
今、世界では大きな争いがおきています。
さまざまな国にも影響があり、世界のたくさんの人々が平和が戻ることを願っています。
悲しいことに、これまでにも人類はたくさんの争いを繰り返してきました。争いが引き金となって生まれる貧困も飢餓も繰り返されています。
争いの歴史と共にあるという側面も否定できない私たち人類。
平和や友好といっても、世界がその境地に辿り着くにはまだ時間がかかるのも現実でしょう。
時には「もう平和な世界を願うことは無理なの?」とすら思えてしまうほど、大きな絶望を感じることもあります。
でもそんな時こそ、根源に立ち返ることが大切ではないでしょうか。
世界には自分と同じ命がたくさんあること。
その命一つひとつには家族や友人といった大切な繋がりがあり、それぞれが暮らす国があること。そしてそれぞれの国には、素晴らしい独自の文化があること。
すぐに友好を築くことは難しくても、自分と同じ人間=大切な人や文化を持ち、自分と周囲の幸せを願う存在がたくさん生きていることを知る。全てはそこから始まると思うのです。
私たちは哲学のある小さな会社として、本もその他のモノ作りにも考えを持って臨んでいます。
『国旗のえほん』『完全版・国旗のえほん』『せかい地図絵本』や『リングカード・せかいじゅうの国旗』をはじめ、弊社の世界について伝える作品にも、平和を考える上での本質的な思いが詰まっています。
どんなに言い尽くされたことであっても、一見、理想に思えることであっても、大事なことは伝え続けたい。
それが子どもたちの本当に豊かな人生に繋がると思うから、真剣に伝え続けたい。
ぜひ、平和について考える小さなヒントとして、弊社の世界にまつわる作品もご一読いただけたら嬉しいです。