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絵を描くことが、また楽しいと思えるようになった私の話。

私はいつもnoteを書くとき、まず、サムネの絵を描いています。
  
でも今日は、文章から書いてみようと思います。
  
今、私の記事を読んでくださった方は、サムネ(記事)の数だけよく絵を描いているんだなぁなんてイメージしていただけるかもしれませんが、
実は、私と絵との向き合いはすごーく長くて、
しょっちゅう絵を描く今の生活は、やっとたどり着けた日々だったりします。

 
 
今日は、少しそんなお話を^^

 

 

 


私は子供の頃、絵の教室に通っていました。
  
幼稚園の放課後?お絵かき教室が楽しかったことから、
小学校から高校卒業まで、近くの絵の教室に通っていました。
 
おじいさん画家先生のアトリエに行って、その日かざってあるものを描く、みたいな感じの教室でした。
 
小中学校は水彩画、中学後半~高校は、デッサンと油絵をしていました。
他にも習い事はしましたが、絵の教室だけは、いやだなぁと思って行った記憶は殆どないほど、自然に続けていたように思います。
 
 
 
大学では、
色鉛筆を集めてみたり、ワンルームのひとり暮らしの部屋でも油絵を1~2枚ですが描いたりしました。
  
 
 

絵を描くって、まっさらなところからのしばらくは、
ちょっとしんどいです。
 
それでも高校生までは、「習い事」ということもあってか、多少描きにくくても集中して完成させることが出来ていました。
 
大学の頃は、「かわいい動物の色鉛筆画集」などを買って、真似して色鉛筆で楽しく描いていました。色鉛筆はメーカーによって芯の硬さが違うので、何を描くかによって色鉛筆を変えてみたりするのです。
 
 
私は、色を塗り重ねるのが好きです。そこに、深みが出たとき、とても嬉しい気持ちになります。色を重ねるには、油絵が最適なのかなぁなんて想いはありますが、油絵で色を重ねるには毎回少し(数日とか)日をあけないと、(あくまで私の感覚ですが)うまく色を重ねられないようで、すぐに仕上げたい、せっかちタイプの私にはもどかしくなってしまいました。
その点、芯の柔らかい色鉛筆は、乾かす時間なく色を重ねることが出来、楽しかったのを覚えています。


そんな風に楽しく、「好きなこと」として絵を描けていた私でしたが、
社会人になったくらいから、全く描けなくなってしまいました。
それはもちろん、忙しくなったからでもありますが、
それだけではなく、
「見たものしか描けない」自分に、ものすごーくもどかしさを感じるようになったからでした。というか、自分て「見たものしか描けない人なんだ」って気付いて?しまったような感覚です。これは、絵を続けてきた自分にとっては、結構ずっしり辛く心に響く気付きでした。
よく、自分なりのイラストとかを、何も見ずにさらっと描けるステキな人っていると思いますが、私はそういうことが全くできません。


頭の中に、漠然とこんな絵を描きたいって、
気持ちはたくさんあるのですが、
その、描いた(えがいた)そのものを見ないと描けない、描きたいイメージと同じものを見つけることが出来ない、というかない、
そんなことより、頭の中のものを絵にできない自分は、ダメなんだろうなぁと。
 
 
私は、大学、社会人、結婚等、結構たくさん引っ越しをして来ましたが、
どんなに荷物を減らしたいときでも、集めた色鉛筆から水彩画、油絵セットまでを連れて行かないことはありませんでした。
 
 

それなのに、ついにちゃんと絵を描くことはなく、
その期間、大学卒業からだいたい15年くらい(わぉ)
ほ…とんど絵を描きませんでした。
(自覚は23歳な私ですw)
 
 
 
 

更に育児に追われるようになってからは、
「結局私にとって絵ってそんなもんだったんだなぁ」なんて、
モヤモヤすら感じないようになっていました。
 

 

 

 
それが、
昨年なんとなく、描き始めた絵日記をnoteに投稿し始めたことから、
約1年間、ひとり時間が出来れば絵を描いていたように思います。
 
 
 
 
投稿の持つ力というのはすごくて、
最初はもちろん全く誰にも見られてなどいないのですが、それでもうまく描けなかった絵を表に出す恥ずかしさみたいなものがものすごくありました。
  
でも、『noteの書き方』では、それを気にしなくていいと言ってくれる。
さらに、「スキ」がもらえればとても嬉しい。
コメントや記事を通して「知り合って」いく感覚、
そして、それでも、うまく描けなかった絵を投稿することがいい意味で気にならなくなっていった時、毎日のように絵が描けるようになったのです。

 

 

 
 
もちろん今でも、目標とする“頭の中で描いたものを絵にする”ということは全然出来ないのですが、部分部分で見本を探して、それを重ねてひとつの絵を描くことは、出来るようになってきました。
 
さらに、“1度塗った色を変えられない(深みにもつながりにくい)”と思い込んで避けていた水彩画が、結構楽しいのです。

 

 

こうなりたいが実現できていないのにもかかわらず、心地よさを感じられる今の感じが、いいなって(自分で)思っています。。
 
 
 
 
ということで、サムネを描こうと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 


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