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#1 とことこだより 2024年11月号【講義動画で大切なことって??】

はじめまして!
動画教材制作会社 合同会社とことこと申します。
こちらのnoteでは、日々動画教材を制作する中で考えていたことを記していきます。

さて、今月は大学向けのスライド講義を中心に制作していました。
講義スタイルの動画教材として思い浮かぶのが、PowerPointやkeynoteで作成されたスライド資料に、ワイプ(小窓)の講師の説明動画が同期して展開するものです。


こんな感じだったり。
こんな感じだったり。
※こちらの可愛い講師役は当社社員ではありません、あしからず。

コロナ禍以降、Zoomなどを使ったオンライン配信で、このようなスタイルも見慣れてきましたが、よく聞かれるのが「眠くなってしまう」という問題点です。
スライドに動きがなく、なおかつ立て板に水の講師の話は気持ちよくなってしまう...
気持ちがよいとは、緊張していない状態、安心している状態ということですね。
緊張感を持続して見てもらうために、PowerPointやkeynoteには動きをつけた提示手法があり、一般的な動画の世界、映画やテレビ番組、YouTubeなどでは、テロップや場面展開などで画面上に動きを付け緊張感を持続させています。

だけども、、、と考えます。
画面上の動き=「アクセント」だけが緊張感を持続するものなのでしょうか。
講義動画についていえば、大切なのは緊張感を持続させることではなく、講義を眠らずに集中して見聞きして、しっかりと学んでもらうこと。なんなら腹落ちしてもらうことです。
「画面上の動き」が緊張感を生むのは、視聴者が次の展開を想定できず、「次に何が起こるのか・・・」とその不確実性をもって見続けてしまうから。
当社ではこの「不確実性」と対峙しながら、新たな講義動画のスタイルを模索しています。

今月の主な制作 「講義動画」
今月の学び   「動画における不確実性を考える」


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