英語が伝わらない、苦い思い出@ブリスベン
今日、フランス在住の中村江里子さんのこんなニュースを見ました。
保険会社に用事があって電話をすると、保険番号を一桁ずつ言わなきゃいけなかったんだけど、相手が自動音声で、江里子さんの発するフランス語の数字を、なかなか理解してもらえなかったそうです。
”もうパリに来て22年経つのに、久しぶりに落ち込みました”という内容でした。
このニュースを読んで、よみがえってきたのが、昔の苦~い記憶。
私がオーストラリアのブリスベンで短期留学中、そろそろ日本に帰国!というときに、
ホームステイ先のママに
「うちのルールでは、帰宅時の空港までのタクシーは自分で連絡して手配するのよ😊 どうしても困ったらそのときは言ってね」と言われたのです。
そっか、来るときは留学センターの人が連れてきてくれたけど、帰りは自分で手配するのね。
荷物も多いし、フライトに遅れちゃいけないから、タクシー手配はマスト。
電話なんて怖いけどやってみよう。
かれこれ15年ほど前だから、uberタクシーはもちろん、そもそもスマホがない時代。
タクシーを手配するのに便利な”アプリ入力”なんて方法はないわけで、
意を決して、タクシー会社に電話することに。
「〇日後にタクシーをお願いしたい」と伝えると、「OK、あなたの住所を教えて」というやりとりに。
そこまでは順調で少しほっとするのも束の間、
ストリート名や番地を英語で伝えるのに、全然聞き取ってもらえない。
変な汗がドッとでる😰
何度か伝えようとするも、オペレーターの男性に「英語が話せる他の人に電話を代わって」と言われる。
だけど、そのとき私は家に1人。
そのことを伝えると「悪いけどあなたの住所は聞き取れない。別の人に電話してもらいなさい」と、電話が終了しました。
これは、2~3ヵ月ほどの短期留学の終盤のときの話。
留学が始まったときの出来事ならまだ受け入れられるけど、それなりに英語で会話してきて、少しだけ自信がついたこの終盤に、メッタメタに心とかプライドみたいなものをへし折られるなんて。
悔しいやら、恥ずかしいやら、悲しいやら、どうやってタクシー呼んだらいいのとか、、もう少し優しくしてくれてもいいじゃんとか。
いろんな感情が入り乱り、しばらく部屋で泣いたという、にが~い思い出です😅
でも、江里子さんのこのニュースを読んで、恐らくフランス語ペラペラの江里子さんでも、やはり、
ネイティブではない言語で話すことが難しいときがあるんだな~と今回知りました。
(特に電話だし、江里子さんの場合は自動音声だったからっていうのが大きそう)
今でもあの絶望のような感情は覚えているんですが、江里子さんの話を読んで、たかだか2ヵ月で私の英語を理解してっていう方が無理な話だったのかも…
にが~い経験だと思っていたけど、一生懸命頑張ったんだな😂っていう、ちょっとだけあの時の自分を慰めたい気持ちになりました。
今となっては、これも良い思い出かもしれないな。
うん。
それでは、また!