3月20日の勉強。

脱毛料

脱毛・除毛。脱色剤は、わきの下や脚に生えた体毛を除毛または目出しやすくするために使用されている。ワックスなどに毛を包んで物理的に抜くものを脱毛料、体毛を化学的に変化させて取り除くものを除毛剤としている。

「脱毛料の種類」

脱毛料(物理的除去法)
ワックス脱毛とも言われているもので、溶融させて体毛に塗布し、脱毛剤が固化したら体毛と一緒にはぎとる。また、常温で用いる脱毛料として、脱毛粘着テープなどがある。
メリット→毛根から抜き取るため、再び毛が生えてくるのに時間がかかる
デメリット→毛穴が傷つき、炎症や黒ずみなどのトラブルや角層が一部はがれ乾燥しやすくなる。

除毛料(化学的物質)
クリームやペーストにチオグリコール酸カルシウムなどの体毛の還元剤を配合したもので、ケラチンタンパク質のシツチン結合を化学的に切断するので人によっては炎症を起こす場合がある。体毛が隠れる程度まで塗布し、5〜8分放置後、取り除く。
メリット→毛を抜くような痛みはほとんどなく手軽に使えることから家庭用としても広く用いられる
デメリット→濃度やpH値が高い場合や塗布後の放置時間が長いほど作用が強くなる。これにともない、皮膚刺激も強くなり。皮膚刺激も強くなり皮膚障害や毛髪を損傷する危険性があるので取扱いには注意する必要がある。使用後はよく洗い流し保湿することが重要

「医薬部外品の有効成分」
チオグリコール酸塩(合成)
チオグリコール酸カルシウムやチオグリコール酸ナトリウムがよく使われる。
強アルカリ(pH9〜12)で毛の主成分であるケラチンを還元し、融解する。パーマ剤の第一剤(還元剤)としても使われる。

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