個人開発に必要な技術スキルってどのレベル?
マシュマロで質問を頂きました。
個人開発を料理に例えて、質問を書き換えてみるとよく分かると思います。
「料理に憧れているのですが、陳建一(中華料理の達人)と比べて、差があるのは分かるのですが、何をすればいいのかわかりません。どうすればいいですか?」
(僕が個人開発界の陳建一だって言ってるわけじゃないですよ、分かりやすくする例えですからね!)
まず、料理を作るのに、陳建一になる必要はありません。
料理とはそんな神秘的で高尚なものではありません。
次に、何の料理を作りたいのですか?
カレーライスですか。
では、カレーライス作りに必要な材料は何ですか?
野菜と肉ですか?具体的には?
はい、人参、じゃがいも、玉ねぎ、豚肉ですね。
カレールーとお米もいりますよ。
どうやって作るか知っていますか?
ググるとすぐ分かりますよ。
はい、鍋で肉と野菜を炒めて、お湯を入れて、ルーを入れてグツグツ。
お米を炊いて、掛けたら完成ですね!
つまり、個人開発に必要なものは
作りたいもの
作るのに必要な材料 (企画、素材、etc)
作る方法の知識 (iOSアプリならXCodeを使ってSwiftで開発?)
です。
そして1つ作ってみると、カレールーを使っているとみんなと同じ味で驚きがないな、市販のルーは使わないで、スパイスから作ってみよう、などの気づきや差別化の欲とアイデアが出てきます。
あまり大げさに考えないで、いっちょ自炊でもしてみるか、というノリで一歩目を踏み出して見てください。
完成した頃には、ぼんやりしていた世界が、前よりかなりクリアーになっていると思います。