人生のターニングポイントの曲がり方
僕は個人開発で独立し、うまいこと軌道に乗って食べられるようになり、今はその収入のベーシックインカムに乗っかって、インディーゲーム開発に挑戦しています。
僕にとって理想的なこの世界線にたどり着けたのは、人生の重要な2つのターニングポイントを曲がる決断をしたおかげだったと、今になって振り返ってみると気づきました。
この記事ではそんな「人生の重要なターニングポイントを曲がる決意をする方法」を紹介します。曲がる方法なだけで、その後人生が好転するかどうかはモチロン知りません。
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僕の1つ目のターニングポイントは、30歳の時にベンチャー立ち上げに初期メンバーとして参加して欲しいという誘いに乗ったことでした。
2つ目のターニングポイントは、40歳の時にサラリーマンを辞めたこと。
1つ目のターニングポイントのお陰で、サービスを0から考えて作ってリリースして運用して、2年間芽が出ず倒産しそうになりながら最後に成功するという、苦く苦く苦く苦く甘い経験ができ、独立のためのスキルを身につけることができました。
2つ目のターニングポイントのお陰で、安全を捨てる代わりに、好きなことだけして生きていく自由を手に入れる事ができました。
偶然ターニングポイントの時の年齢が10の倍数になっていますが、これには秘密があります。
僕は田舎から出てきて東京で晴れて社会人になった24歳の時、坂道を登るような連続的な人生を進んでいたらつまらない所にしか辿り着けなそうだから30代、40代と年代が変わるタイミングで人生が変わるような非連続的な変化に乗ろう、と決断していました。
そのため、大昔、Web of the Year(ナツカシイ!)を連続受賞してイケイケブイブイだった会社で新しくFlash(ナツカシイ!)開発の部署ができ、そこに飛び込んで1からFlashを学び力をつけ、部署の責任者を打診された30歳当時。快諾して偉い人との面談も終わった後に、何するか決まっていないし人もいないし給料も下がるけどベンチャー立ち上げに参加しない?という無茶苦茶な誘いに乗る決断ができました。
それから40歳までの間に、ライバル会社からの引き抜きや友人の所属する大手への勧誘など甘い誘いもありましたが、新しい事は面倒臭い…ということで乗らなかったものの、40歳の時に、今まで覚えたスキルがあれば一人で食べていけるんじゃないの?とフトよぎった疑問を、40歳だし!というシンプルな理由で全てを捨てて検証するという大胆な決断をすることができました。
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人生のターニングポイントというのは、大胆な決断を迫られるものだと思います。その時にはきっとリスクに怖気づいて、決断しない理由を並び立て、決断しない事を正当化することに必死になると思います。僕は偶然、年齢区切りでの決断を予めしていたお陰で、Google Mapの案内に従うかのように脳死で曲がることができました。予め決断しておくことで、予定の年齢が過ぎると焦ってきて角を曲がるハードルが下がるという副次効果もあると思います。
ターニングポイントは「大きな運を掴み取るチャンス」とも言えますが、7つの習慣という世界的ベストセラーを翻訳して日本でも大ヒットさせたジェームス・スキナーの言葉
「運とは、準備が機会に出会った時に起こる現象である」
の通り、準備が無いとターニングポイントという機会を運にすることはできないと思うので、日々、ターニングポイントが来た時に最高のターンを決められるよう、人生の筋トレもお忘れなく!