今思うと大した事ではなくとも、当時は大きな悩みの種だった授乳について
こんにちは、福澤です。
先日、なんだか気分が落ち込み仕事帰りに花屋さんへ行きました。
そして自分で花材から選び、ブーケ作り。
花を選ぶ時間、あぁでもないこうでもないと花を束ねる時間がなんともいえず、とっても満たされました。
さて、今日は育児のこと、の中でも産後すぐに直面した母乳問題について。。。
出産を経験された皆さんの中で、母乳育児について悩まれた方、少なくないのではないでしょうか。
私もとても悩んだ一人です。
最初の出産は双子ということもあり、無理せず母乳とミルクの混合で問題なし!くらいの気持ちで、絶対に完母(完全母乳)という意思もなかったためそのことについて全く知識もなく深く考えることもありませんでした。
そして迎えた出産の日
出産した病院は、母乳育児に力を入れていて、産後◯時間以内に初乳をと
ベッドの上で(帝王切開だったため)授乳することからはじまり、そこから3時間おき(正確には二人が起きたタイミングだったりするので1〜2時間おき)の授乳。
全く知識のなかった私は、産んだ瞬間から需要と供給がマッチするくらいに思っていたのですが、退院までの1週間、地獄の様な毎日。。。痛いし、うまくいかないし、授乳の時間が苦痛で仕方ありませんでした。
授乳がこんなに大変だったなんて!!
そして退院してしばらくいた実家では、親族や近所の人たちが会いに来てくれる度に、母乳かミルクか聞かれ、混合と答えると二人分だもんね、足りないよね、と何度も何度も言われ、気づけばミルクで育てることが悪と言われているような気になっていて、母乳をあげなければと必死に。。。
相手も悪気がないことは分かっているのだけれど、産後でマタニティブルーということもあったのだと思います。
1時間も続けて寝られたら嬉しい!そんな睡眠不足の毎日の中で、普段と同じ様な思考が出来るはずもなく
ミルクをあげるとぐっすり寝てくれる、でも間隔があくと母乳に悪い
毎日葛藤が続き、授乳をすることも、ミルクを飲ませることもとてもストレスになっていました。
そんな毎日を繰り返しているうちに、子育てに少しずつ慣れてきて
子どもたちも少しずつ成長して、目を合わせたり表情を変えたりするようになり
お母さんがこんな苦しい顔して、これじゃあ楽しい食事タイムじゃない!
どっちだって、元気に大きくなればいい!
時間はかかりましたが、そう思えるようになりました。
それからあっという間に半年が過ぎ、少しずつ離乳食が始まり、幸い離乳食はよく食べてくれたので、卒乳までスムーズにいきました。
(離乳食を食べてくれないのも、とてもつらいですよね。。。)
振り返ってみると、どうしてあんなに苦しむほどこだわっていたのか
なぜ、周りの人たちの言葉にあんなに(自分で勝手に...)振り回されていたのか
睡眠不足やマタニティブルーももちろんありますが、
一番の理由は、初めて自分よりも大切な大切な命を守ることに、必死だったからだと思います。
恐らく自分だけのことであれば、本当にこれでいいのか、あそこまで不安や心配におそわれることもなかったはず。
子どもを大切に思うがこそだったのだなと思います。
そんな双子も今年の春には小学生。
乳児のとき、1才のとき、2、3、4才、、、、と
その時々で新たな悩みや葛藤が生まれますが、時間が経つとそんな時もあったな、あんな風に悩んでいたなと
母親としての大切な思い出の一つとなっています。
正解がない子育て、これからも悩みは尽きないのだと思いますが
小中高と一つずつ向き合い
母として、良いことも悪いことも、経験と思い出を積み重ねていきたいと思います。