子どものアトピーから学んだこと
こんにちは、福澤です。
福岡は天気が良くてあたたかい今日。
ですが、我が家には手放しに喜べない事情が、、、
そう、子どもたちが花粉アレルギーなのです。。。
今日はそんな、子どもたちのアレルギーとアトピーについて
うちの双子は2歳の頃くらいから少しずつ肌の調子が悪くなり、気づけばいわゆるアトピーになっていて、幼稚園に入る頃には保湿剤とお薬が手放せなくなっていました。
夜中に2時間おきに起きてかゆいかゆいと泣いて、その度に1時間は体中をさすってあげたり、冷やしてあげたり。
今振り返っても、あのときは子どもも親の自分達も、十分に睡眠がとれずお互いきつかったです。
病院を変えたりもして、いっときは良くなることもあったけど、良くなったり悪くなったりを繰り返し、お薬も少しずつ強いものになっていき、漠然とこのままで良いのか、、、と思いながらも、(自分で選んだ)病院の先生に言われた通りに保湿して薬を塗る毎日。
そんな時、たまたま個人的にインスタグラムでフォローさせてもらっている方が、お子さんのアトピーと向き合っている内容の投稿を見たのをきっかけに、アトピーについて少しずつ勉強し始めました。
なぜアトピーになったのか、原因は何なのか色々調べながら、これまでは、どうしたら痒みがおさまるか、かゆみを抑えることばかり意識して、そもそもなぜ今こうなっているのか、根本的な原因を知ろうとしていなかったことに気づきました。
そして、薬をやめる選択をする、と決断をしました。
『決断』とはとても大袈裟のようですが、自分の中では大きな大きな決断でした。
運良く薬を使わない方針の病院を近くに見つけたので、薬をやめることで一時的に悪化する肌の経過を見てもらうことを先生にお願いして、自分はとにかく子どもの『くらし』を見直すことに専念。
この時初めて、アレルギーの検査をしてもらいましたが、花粉、ハウスダスト、猫など、たくさんのアレルギー反応が、、、泣
こんなことも知らずにかわいそうなことをしたなと、このときはひどく落ち込みましたが、とにかく今出来ることをちゃんとやろうと思い直し、まずはとにかくアレルゲンになるものを生活空間から減らしてあげる。
そして子どもたちの体内の環境を良くするために、食材や調味料・おやつも、一つずつ選択する、何を作るかを選択する。
ありとあらゆる家中の洗剤を見直す。
そして、最後に肌に身に付けるものを見直しました。
病院の先生に絹の下着にしなさいと言われ、アトピーと身につける素材について勉強しました。そこで出会ったのが以前ここでも紹介した、『シルクふぁみりぃ』さんの肌着です。
(以前の記事はこちら)
(写真は悪化して、目が腫れてしまったとき。あまり顔には出ない方でしたが、からだは全体的にとても荒れていました、、、)
試行錯誤で出来ることをやっているうちに、薬をやめて大荒れだった子どもたちの肌は日に日に良くなってつるつるに、、、泣
この時の感動は忘れられません、、、
そして今はというと、元々症状が軽かった次女は今はたまに少し痒くなるくらいで、症状がひどかった長女は、花粉のシーズンと同時に少し症状が出ていますがかなり改善しています。
ちなみに、長女は寒冷蕁麻疹(寒暖差で蕁麻疹がでる)もひどかったのですが、今年の冬は一度も出ていません。(雪遊びができて、本当によかった!泣)
あの時の一大決心が、今の状況をつくったと思うと、決断して本当に良かったと、今思っています。
アトピーの治療にはいろんな考え方があります。
単純に薬をやめて良かった、ということではなく、何が良い、悪い、ということでもなく、我が子にとっての最良は何かを立ち止まって考えることが出来て良かったと思っています。
子育ては大きなことも小さなことも、『選択』の繰り返しだということを、子どもの病気と向き合うことから学びました。
子どもがどんな環境に身を置くか、まだまだ子ども自身が 選択出来ない分、親として出来ること、子どもにとっての最良は何かと向き合っていきたいと思います。