ニンプの記録 2
妊娠超初期と結婚の準備
爆笑花嫁。
この日は終始笑っていたので、普段はしないしっかりめのメイクがシワで割れる寸前でした。笑
昨年11月に大阪の能勢という自然豊かな場所に借りていた家を引き払い、
地元の岐阜に戻ってきました。
2年ほど遠距離だった彼との暮らしの準備と、かなり厳しい状況になっていたお仕事の立て直しを!
と意気込んではいたけれど、ひさしぶりに一旦実家に戻り、ふといろんな繋がりからも離れたとき「何年かぶりにゆっくりしよう」という気持ちにもなっていました。
とはいえ放置していた宿題を片付けていくような、家族との日々。
「結婚式はやってほしい」
という両親の願いと、やるならば後悔のないかたちに!
というこだわりの強いわたしの性格とで、準備の日々が始まりました。
もともと彼との間では、記念写真を残したり、落ち着いたら森に友人を呼んでキャンプパーティーでもしようか、という程度の話だったので
彼とうちの両親との熱量のちがいにも、なかなか苦労したくさん喧嘩もしました
そんなこんなで実家と彼の家の中距離を行き来しながら、あわただしく迎えた年末年始
「何かが違う」
という身体の変化を感じていました
お腹の中で何かが起こってるし、生理がいつものように来ない
これは何かの病気か、もしかしたら妊娠か。。
もともと年齢的にも「授かれたらいいなぁ」というぼんやりとした希望しかなかったつもりでした
ただ子供の好きな彼のためにも、今後の自分のためにも、基礎体温をゆるくチェックしたり、身体を整えることは意識してはいたので「もしかしたら」の感覚の方が強かったと思います
新しい年の初めに、検査薬がくっきり陽性
一週間待ったのちに、産婦人科の検査でおなかの中に小さな赤ちゃんの袋がみつかりました
同時に卵巣の腫れが見つかり、不安いっぱいの二週間を過ごしたのですが、飛行機に乗るお仕事の予定をキャンセルしたり、友人たちにも根拠はないけれど「大丈夫そう」という言葉をかけてもらい、
二週間後には無事に心拍が確認できました
感動と、喜びと、驚きと、圧倒的な生命の神秘と、、
ふと涙が溢れるということがしょっちゅう起こり、
なんだかふわふわとした不思議な体感のなかにいた記憶が続きました