あめのように土に還る
わたしがヨガをお仕事にしている背景には、大きな「生命への好奇心」がもとになっていると感じます。
例えば、ふだんあまりしなくなっている裸足で土の上に立ったときの平衡感覚
何か「思い出す」ような、生まれる前から繋がっていたところに繋がるような。。
人間という生命(わたし)が忘れかけているものに出会い直すような気持ちになるのです。
情報を取ろうと思えば、如何様にも集められる昨今に、
からだを通して得られる感情や閃きは、「知っている」と思い込んでしまいがちなのかもしれないし、アスリートや身体表現者でなければ、試してみようとさえ、思わないのかもしれません。
自然を眺めることが好きな私は、川の流れのように、実はいつも変化している身体(広い意味では、思考や感情もそこに含まれている)が、地球の自転や公転のようなマクロな変化と連動していることを、ただ妨げたくはないなと思う。
若い頃に感じた「もっと思い切り生きることを味わいたい!」という欲求
踊ること。歌うこと。料理をすること。コミュニケーションの全てが、微細な感覚(これは野生の特徴だと思っている)を生かせる機会となってくれて、その欲求が満たさせれていくような気がしています。
何かを新たに捉えられたような感じがしたり、それをまたすっかり忘れたり、行きつ戻りつしながらも、
脳の数パーセントしか使っていないと言われる現代人の立場から、未知なるよろこびに向かっていると感じられるのです。
(写真は森で見つけた獣道の入り口。知らない世界へのトンネルにワクワクします☺️)
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