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横浜、受験付き添い旅①

先日長男の大学受験の付き添いで横浜へ行ってきました。
我が家は愛知県在住なので、新幹線で1泊2日の旅です。

昨年の春、高校の進路説明会で、近年受験に付き添う親が増えている(長男の高校の前年度統計だと国立前期で約8割)というのを聞いて、
「へー。でも長男は一人で行くと言いそうだなぁ。」なんて思っていました。
長男の気持ち次第だと思い、受験校が固まった頃に尋ねたら、意外にも「付き添ってほしい。」とのこと。

2人で行くとなると新幹線代も宿代も多くかかります。でも、受験とはいえ長男と2人で旅行なんてこの先あるかわからない。
しかも、横浜は将来住みたいと思うほど好きな街。内心とても楽しみにしていました。

出発当日。
洗濯をして、コンビニご飯中心になる留守番組のためにブロッコリーを茹で、前日から鼻風邪気味の次男には一応薬と保険証などを準備。
乗り物酔いしやすい長男は新幹線の中で食事するのを嫌がったので、昼食は家で済ませてから出発です。

「はぁー、なんか疲れた…。」と出発前にすでに疲れているのは、体力のない私のいつものパターン。

気合いを入れて家を出て、約2時間後に新横浜に到着しました。
宿は新横浜プリンスホテルです。
公式HPで会員(登録無料)になると、かなりお得に予約できて助かりました。朝食も付いていたし、ネットから予約した会員はチェックインやチェックアウトの時間が優遇されるのも利点です。

ホテルには15時過ぎにチェックイン。
広い部屋ではないし、長男も部屋で1人になりたいだろうと思い、私はホテル隣のショッピングモール、新横浜プリンスペペにふらりとお出かけ。

くまざわ書店があることは事前にチェック済み。本屋とカフェさえあればとりあえず満足な人間なのでありがたい限りです。

新幹線で読むために家から持参した本はエッセイだから、新たに買うならフィクションがいいな、でも旅行中だし重い内容のものはやめておこう、などと考えながら物色。
たっぷり時間をかけて選んだ本は、原田ひ香さんの『財布は踊る』です。
以前読んだ『三千円の使い方』がすごく読みやすかったし、大学受験もこの先の仕送りもお金が掛かるので何か参考になればいいな、と。

ホテルに戻り、早めの夕食を食べに行くことに。
長男と話し合って、新横浜キュービックプラザにあるつばめグリルへ。
家で一緒にご飯を食べるときはテレビを観ながらあーだこーだ会話してるから、お店で2人きりで向かい合うと何話していいかわからなくなってちょっと落ち着きませんでした笑

店名の電飾やショーケースの色など外観も素敵
焼き目が香ばしくて美味

ホテルに戻り、お風呂も済ませ、後は寝るだけという待望のリラックスタイムがやってきた頃。
私のお腹に異変が…。

消化力の衰えが顕著な私のお腹には、ハンバーグセットの消化が難しかったらしく、まさかの腹痛が始まってしまいました。

長男のために持参したビオフェルミンを拝借し、心の中で半泣きになりながら何度もトイレへ。
「夜中もトイレに通うようなことがあれば、長男の眠りを妨げでしまう。こんな大事な日に腹八分目にできないなんて。付き添い失格だ〜。」と、情けない気持ちに。

久しぶりに長男と同室で眠る感慨に浸る余裕もなく、とりあえずモーニングコールのセットをし、長男には「夜中にトイレに起きたらごめん。おやすみ。」と言って、お腹をさすさす撫でながら眠りについたのでした。

(②へ続きます。)

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