MLB Recent Debuts(3)
5/26~5/29デビュー選手
Brewer Hicklen, KC, OF
17年7巡 Alabama at Birmingham
フットボール兼任だった大学時代からたぐいまれな身体能力を誇る。18年にはLoAで17HR。Pipeline21位にランクインする。昇格しながら成績はキープしているもののK%が成長せずずっと三割超。今年はAAAで178打席5HR69K。マイナー5年通算で141盗塁28失敗の足は大きな武器だがKCでは似たタイプが多いような..守備もCFに留まるほどでもないため、レギュラー定着は茨の道。Michael A. TaylorとKyle Isbelが同時に某感染症のIL入りしたことに伴う昇格ですぐにマイナーへ。
Brewerだけどロイヤルズ。ちなみに先日紹介したCINのAshcraftは大学の後輩で同校史上6人目のメジャーリーガー。
Óscar González, CLE, RF
98年 DR
16歳で契約後、三振とHRを積み重ねながら順調に成長。21年にはアッパーで31HR(22BB/112K)。守備は肩を除いてよろしくはない。コンプはD.サンタナあたりか。
昇格後は5試合中4試合で複数安打と好調。
しかし31日にはなんとツーアウトでボールを投げ込む大チョンボをしでかす。先行きが不安だ。登場曲はスポンジボブ。
Josh Winckowski, BOS, RHP
16年TOR15巡 HS in FL
13位プロスペクト。BOSでは今年初のデビュー選手。
フルシーズンデビュー後はやや若いながらも先発として好成績を残し続ける。奪三振力に
やや欠けるがBB率は年々改善。今季はAAAで7試合先発を無難にこなし晴れてMLB昇格、初先発へ。ボールに違和感を感じたらしく、シンカーの制球に苦しんで3HRを浴びて4失点の苦いデビューになった。
FBはシンカー系が増えつつあるらしい。平均94マイル程度。 85マイルのパワースライダーが最大の武器で縦変化が多きい。
少なくともCHが成長しないと先発としては厳しいか。
Michael harris Ⅱ, ATL, CF
19年3巡 HS(GA)
シーズン前のプロスペクトランキングでは各媒体でおよそ全体50位にランクされる、地元育ちの守備の名手。昨年はHiAで一年出場。7HRとパワーに課題が残ったが27盗塁やMiLBゴールドグラブ獲得など弱冠20歳ながら上々の活躍。今年はすでに5HRと打撃でのレベルアップを見せており、早めの昇格に至った。現在MLBで最も若い選手。
MLBではOAKにトレードされたPacheに負けじと好プレーを連発している。打撃は知らない。
同じ守備ウマ外野手の彼ほどではないが、ボウリングも上手いらしい。
Chad Smith, COL, RHP
16年MIA11巡 CC→Ole Miss
プロ入り以降はリリーフ専念。KBBなど、パッとしない成績が続くがここ二年はAAAで一応定着し防御率は〇。今季は特にBB9が2.4と成長しており、MLBからお呼びがかかった。
平均90前半のシンカー、SL、CHが持ち球。MLBでは99マイルも計測した。
Wallace State CC出身ではゼラス・ウィーラー以来のMLBプレーヤー。祖父もMLBでプレー経験あり。
Cody Sedlock, BAL, RHP
16年1巡全体27位 Illinois
BAではファーストチームにも選ばれたイリノイのエース。
マイナーでは上のレベルの適応や怪我、病気に苦しみ、6年目にしてようやくのデビューになった。17,18年ごろは野球に対するモチベーションを失いかけていたという。AAAではとにかくHRを打たれまくっており、先発としてまともに期待することは難しい。
好きな選手はバーランダー。