能登半島でボランティアをして気がついた。本当の仕事の意味
こんにちはもっちゃんです!
みなさんいつも記事を見てくださりありがとうございます。
今日の記事は「能登半島復興のための活動」について。
1分だけでもいい。
もしあなたが、今年の1月に起きた大きな地震のことを覚えているなら、耳を傾けて欲しいなと思います。
都庁を辞めて初めての仕事
僕が都庁を辞めたのは今年の1月です。
実はその2日後に、地震が起きて2週間後の能登半島に現地入りし、民間のボランティアチームに参加しました。
そこで1週間寝泊まりをして被災された方々のために復興活動をしていました。
倒壊した建物や、家が潰れてしまった人、水が出なくて何日もお風呂に入れない人、本当に困っている人をたくさん見ましたね。
そしてその方々を助けようと、無償で働いている方々もたくさん見ました。支援をしている人たちだって、水が出ない中、食料も限られている中で瓦礫の撤去をしたり、物資の搬入を一生懸命やっている。
自分が被災したのにも関わらずボランティアに参加した人もいました。また、まだ大学生の子達がたくさん集まってきて、ボランティアをしていましたね。
彼らの中でも「駐在」のメンバーがいて、その人たちは現地に4ヶ月も寝泊まりするとのことでした。
敵わないな。
って思っちゃった。正直言って。
そりゃあ僕だって、そこそこ勉強して都庁に就職しました。
仕事も人並みにやってたとは思います。
だけど、「仕事の本質」をずっと捉え損ねていたんだな、とそこで気がつきましたね。
「仕事の本質」がわからない状態で、副業に手を出したり、お金を稼いだりしようとしたって、うまくいくわけがないんです。じゃあその仕事の本質ってなんなのかという話。
ボランティアをして気がついた仕事の本質
仕事は常に「誰かの問題解決」です。
困っている人がいて、その人の悩みを解決する。これに尽きるわけです。
食べ物がなくて困っている人がいたら、自分が持っている食べ物を差し出す。その対価として自分が何かをいただく。
これって本当に当たり前のことですよね。
ちょっと考えれば分かりそうなんだけれども、今の仕事って基本的にバックオフィスの仕事ばかりだし、副業も在宅で簡単にできてしまうから、この感覚がどんどん薄れているような気がします。
都庁にいたときも、基本オフィスワークで、決められた手続きをこなすだけだった。
いろんな副業に手を出していた時も、アフィリエイトやアプリの広告収入など、とにかく「稼ぐ」ことだけが先行してしまって、その仕事が果たして誰の問題を解決するのかさっぱりわからない、というようなことばかりしていました。
だから全部失敗したんだと思う。
都庁の仕事にもやりがいを感じられなかったし、副業はそもそも全てうまくいかなかった。
きれいごとかもしれないけれど、自分に矢印が向いている間は、何をやってもうまくいくわけがないのです。
それがひとたび相手の問題や悩みに気がつき、それを解決しようと動くことで初めて「感謝」されるし、時にはそれで稼いでいくことだってできる。
順番が逆なんですよね。稼ぐことが先じゃない。まず問題を発見し、その解決のために動くことが先なんだと。
ボランティアはその意味で、仕事の究極の形だと思います。なぜなら、そもそもお金を稼ぐことを目的としていないから。お金は頂かずに、誰かの問題解決をすることだけを目的として体を動かすわけです。
これってめちゃくちゃ難しいこと。
「生活のために働く」
「稼ぐために働く」
という感覚が染みつきすぎてしまっていると、見返りもなく働くことが馬鹿馬鹿しく思えてしまう。だけど、それくらいのことをしないと、仕事の本質に気がつくことはまずないと思っていい。
そしてそれに気がつけないと、本当の意味で感謝されながら稼ぐことなんて絶対できない。
クラウドファンディングについて
あの地震から半年が経ちました。
もうテレビではあまり報道されなくなってしまったし、世間でも地震のことは話題にならなくなってしまった。
だけど、能登半島の復興、進んでいません。
これは、現地に行き、この目で被災地の様子を見たボランティアンバーの共通認識です。
そしてこの度、ボランティアに行った仲間がクラウドファンディングを立ち上げました。
困っている人を、ただ見返りもなく助ける。
という感覚をオンライン上で実現したのがこのクラウドファンディングという仕組みだと思います。
僕ももちろん支援しました。
ぜひこちらの記事を読んでくれた方は、このクラウドファンディングのページものぞいてください。
それで共感していただけたのなら、ささやかでもいいからお力を分けてほしい。
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