悪徳業者にぼったくられそうになって気がついた。ものを売りたければ〇〇ニーズを狙うべし
こんにちは!金本です!
都庁を退職し、現在はSNSマーケティングを中心にフリーランスとして活動しています!
今回の記事では、
20代前半の若手公務員
会社員で、自分の力で稼ぎたい方
というような方に向けて、
ゴキブリ駆除の悪徳業者の手法から考えるマーケティング
について話していきます。
最近、お金盗まれたり、ぼったくられそうになったりとなんだかツいてないですね笑
では早速始めましょう!
軽く自己紹介
改めて、こんにちは!もっちゃんです!
都庁を2年で退職し、SNSマーケティングを中心にフリーランスとして活動しています。
また、自分自身でも、フォロワー10万人(2024年 8月26日時点)のアカウントを運用しています。
インスタから集客してオンラインで日本語のレッスンを行ったり、動画教材や書籍を販売しています。
スペインの方とレッスンの様子
最高評価をいただいた動画教材
出版した書籍
また、インスタグラムを通した事業構築のサポートを行っています。
では、自己紹介はこれくらいにして早速本題に移りましょう!
ゴキブリ駆除での悪徳業者体験
先日、深夜にゴキブリが自宅に現れた時のこと。
ゴキブリを倒したものの「1匹いたら100匹いる」とよく言いますよね。
気持ち悪さが勝ってしまい、すぐにネットでゴキブリ駆除業者を探しました。そこで見つけたのが「500円で保証付き」という魅力的な広告。これは安い!と安心し、早速電話をかけました。
しかし、ここからが悪徳業者の巧妙な手口の始まり。
電話で状況を説明すると「今すぐ対応しないと大変なことになる」と言われ、業者がすぐにやって来たんです。
でも、実際に家に入ってから提示されたのは「点検料6000円」、さらに「1匹駆除ごとに7000円」という高額な見積もりでした。広告にあった500円とはかけ離れている上、どんどん作業を進められそうになりましたが、さすがに怪しいと感じ、帰ってもらうことにしました。
まず、バーニングニーズを狙う
この体験から分かったことは、商売をするのであれば、まずは「バーニングニーズ」、つまり今すぐ解決しなければならない緊急の問題にターゲットを絞るということです。
ゴキブリ駆除、水漏れ、火事など、人がすぐに対応したい問題には、実際のところ、大きなビジネスチャンスが潜んでいます。
バーニングニーズの例:
ゴキブリや害虫駆除
水漏れ修理
引っ越しするときの不用品回収
これらの状況では、時間がないため、冷静な判断が難しく、多少高額でもすぐに解決してくれるサービスを選びがちです。
悪徳な業者も、この心理を利用しているんですね。
次に、選んでもらうための仕掛け作り
業者の広告文も、心理的に安心させる工夫がありました。「500円から」「保証付き」「お客様の声」といったフレーズが並び、いかにも信頼できそうに見えました。僕自身も、これらの言葉に惹かれて依頼してしまったわけです。
このように、広告やセールスにおいて、顧客が安心できる要素をうまく取り入れることは非常に重要です。
例えば、保証や他の顧客の口コミは、特に初めてサービスを利用する人にとって大きな安心材料になります。
マーケティングでの応用
あなたが自分の力で稼ぎたいと考えるなら、以下のポイントをマーケティングに取り入れてみてください。
「保証」や「お客様の声」など、信頼感を与える要素をアピールする
料金体系をわかりやすく、透明性を持たせる
「〇〇円から」という価格表示は、注意を引くための効果的な手法(ただし誠実さも忘れずに!)
セールスコピーは本当にものが売れるような状態を作り出せるので、悪用されることも多いです。
しかし、本来のセールスコピーは、本当に価値のある中身があって、その価値を効果的に伝えるためのもの。中身がない、粗悪品をセールスコピーでゴリゴリに売ろうとしたらただただ信用を失うだけですからやらない方がいいですね。
感情を動かすセールステクニック
さらに、業者は電話口で「ゴキブリが巣になってます」「今すぐ駆除しないと病気になります」といった言葉で不安を煽ってきました。実際、その瞬間は冷静さを失い「早く解決しなきゃ」と焦ってしまいます。業者の目的は、顧客の感情を動かし、判断を鈍らせることです。
これもまた、悪徳業者に限らず、マーケティングやセールスにおいて使われるテクニックです。感情を刺激し、今すぐに行動しなければならないと思わせることで、顧客を動かすことができます。もちろん、正しい方法で使うことが大切ですが、顧客の心理を理解することは非常に重要です。
感情を動かす方法
「今すぐ」「限定」「残りわずか」など、緊急性を伝える
問題を放置した場合のリスクを明確にする
成功した時のポジティブな未来像を提示する
ここでポイントは、「今の状態を放置するとどうなるのか」という想像をさせることですね。
あくまでもそのきっかけを作るだけでいい。問いかけや、ちょっとした知識を吹き込むことで、頭の中でどんどん想像が膨らんで、最悪の未来が見えると、それを食い止めるために人はお金を払ってでも解決しようとします。
「あなたのお家、ゴキブリのすみかになっているかもしれません」
こんなことを、ついさっきゴキブリを殺した後に言われたら、最悪の未来が見えて当然です。
悪徳業者とはいえ、ここはとても上手でした。
まとめ:悪徳業者から学ぶべきマーケティング
悪徳業者が使うテクニックには、実際に商品を作って販売するときの、マーケティングのヒントが隠れていました。
バーニングニーズをターゲットにし、顧客に安心感を与え、感情を動かすことが重要です。ただし、それを悪用せず、誠実なビジネスを心がけることがそもそもの前提です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!