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なぜ計画だけ立てて終わるのか?ほとんどの人が行動に移せない理由とは
こんにちは!もっちゃんです。
今日は「なぜほとんどの人が計画だけ立てて終わってしまうのか」というテーマについてお話しします。
仕事を辞めたいとも考えているのに、なかなか辞められない。
副業を始めようと思って、計画だけ進めるのに、実際に行動に移せない。
結局見る専になってしまっている。
そういう人多いと思います。
実は僕も計画を立てるのが好きな人間。その気持ち非常にわかります。
しかし、それだけでは物事は一つも前に進んでいかない。そのことはわかっていても行動できない。
そういう人に向けてなぜ計画を立てるだけで終わってしまうのか、なぜ行動が重要なのか、について昨日読んだ "Think clearly"という本を紹介しつつお話しします。
では早速始めましょう!
Think clearly から考えた、行動することの大切さ
"Think clearly"はスイスの作家で思想家であるロルフ・ドベリ氏の著作です。最新の学術研究をもとにして、人生を幸福に生きるための52個の思考法について解説されています。
その中で非常に興味深い比喩がありました。
ちょっと推測してみて欲しいのですが、飛行機って、当初計画されている飛行ルートを計画通りに飛んでいる時間って全体のフライト時間の何%だと思いますか?
90%いや、70%、50%…
答えは、0%らしいです。嘘だろ、と僕も驚きました。
飛行機はほとんど計画された飛行ルート飛んでいないらしいんですね。
それなのに、ちゃんと目的地に辿り着くのはなぜかというと、軌道修正をするための自動制御装置である補助翼が常に動いていて、毎秒毎秒ずれた軌道を修正しているらしいです。
つまり、この著作では、計画を立てることではなく、この補助翼のような「修正力」の方が、人生がうまくいくために重要なことなのだと述べています。
![](https://assets.st-note.com/img/1721256431146-OaJkJEkuxb.png?width=1200)
筆者の経験「公務員からフリーランスへ」
そう思うと、僕の人生は計画からずれまくりです。
就活生の時は、それこそ、何ヶ月もかけて人生の計画を立てていました。都庁に就職し、毎月これだけ貯金して、そのうちの10%は資産運用に充てて、50歳くらいになったら、その資産が1000万くらいにはなっているはずで、、
などです。
だけど今は都庁を辞めて、資産運用なんてせずに、稼いだら常に事業への投資のことを考えている。
なので、僕にとって、この本の内容は多分他の人の10倍くらいは刺さりました。
本当に、人生は計画通り進まない。だけど、むしろ、大学生の時に計画した通りに進んでいたら、それって、たかが20歳そこらで想像できるような範囲の人生しか歩めていないのでは?という危機感さえ覚えます。
だから大切なのは、計画を綿密に練ることではなくて、見切り発車でもいいから、とりあえず動いてみること。そして、本当に重要なのは、「計画通りにいかなかった時に、修正できるかどうか」の方なんですよね。
ここで本当の実力が試されるし、人が成長するタイミングなんだろうなと思います。
それでも計画で終わるのはなぜ?
しかし、ほとんどの人が計画だけ立てて終わってしまう。なぜ多くの人が計画を立てるだけで終わってしまうのか。
楽だから
計画を立てること自体は、脳にとって非常に楽な作業です。
脳はエネルギーを節約するために、できるだけ省エネな方法を選びます。計画を立てるだけなら、実際に行動するよりもはるかに少ないエネルギーで済むため、計画立案で満足してしまうことが多いのです。
人間の脳は、楽に逃げるようにプログラムされています。
これは進化の過程で生き延びるために必要な適応であり、危険を避け、エネルギーを節約するためのものです。昔はそれで良かったかもしれない。
しかし、現代社会においては、この本能が計画だけ立てて終わる原因となってしまうのです。
計画がずれる=失敗 と考えているから
計画し、もしそれが計画通りにいかなかったら、どうでしょうか。
失敗した、とか、自分はダメな人間だ、と落ち込むかもしれないし、それによって他者に色々と指摘を喰らうかもしれませんよね。
計画通りにいかないと、それをすぐに「失敗」と思ってしまう傾向が僕らにはあるみたいです。
そして僕らは失敗を恐れる。これはとても自然なことです。
しかし、飛行機みたいに、そもそも計画通りに行くことなど一つもなくて、計画がずれた時が本当の勝負だと認識すれば、じゃあ一番の失敗って、「何もしないこと」ではないかということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721256556440-9ZO7Rmrv5Y.png?width=1200)
修正力をつけるためにはまず行動する。
計画力ではなく、計画がずれた時の「修正力」を身につければ、多分何もかもうまく行くような気がします。
だって、何かうまくいかなかったときに、それを修正して目的を果たすことができるようになるのですから、「自分はどう転んでも大丈夫だ」っていうマインドになりそうですよね。
でも、この修正力をつけるためには、まず、計画通りにいかない、という体験をたくさん積み重ねる必要がある。そして、計画通りにいかない、という体験をするためには、動いてみないとダメです。
そしてこれが、30代、40代となってくると、物理的に体力がなくなってきたり、家族が増えたり、ローンができたりして、動きづらくなってくる。
そうすると、一向に修正力が身につかないまま、定年を迎えることになる。年を取ったら、人生の計画を立てることの意義はだいぶ薄れてしまっているんじゃないか。
だから、今これを読んでいるあなたが20代なら、僕は今すぐ行動した方がいいと思うし、30代でも40代でも、今日が一番若い日なので、今何か計画していることがあるなら、今日やってください。と僕は言いますね。
僕は人よりは動いてきたし、そのおかげか、同年代の人たちよりはこの「修正力」は高いと思う。まだまだですが。
まとめ
まとめると、計画だけで終わってしまうのは「楽だから」
だけど、人生で本当に大切なのは「計画力」じゃなくて「修正力」の方。
そして、修正力をつけるためには、まず動いてみること。体が一番若い、今日、この日に動き出してみること。
それはnoteを書くでもいいし、ブログを書くでもいいし、SNSでがっつり発信してみるでもいい。
SNSに関しては、自信がないなら僕のnoteをみてください。たくさんコツが載っているので。笑
ということで、これを読み終わったあなたは、今日、何をしますか?
コメントで教えてください!
ではまた!