〈大切なお知らせ〉これからの護持について
過日、東長寺護持会臨時総会が開催され、護持会解散案について採決された結果有効投票数292票のうち、賛成287票、反対5票となり、東長寺護持会は令和五年度をもって解散することとなりました。
三十余年の長きにわたり、護持会を構成する御檀家の皆さまより「伽藍維持費」として護持援助を賜ってまいりましたが今年の五月二十六日の会計報告をもって解散となります。
今後は御檀家様、縁の会・結の会の会員様別け隔てなくすべての檀信徒の皆さまとともにお寺を護り、営んでまいります。
ご有志の方々からご賛助を賜る窓口を設けます
皆様のお寺を末長く維持していくために
護持会会員様(御檀家様)に毎年ご加担いただいていた伽藍維持費によって、これまで山内の様々な場所の保全・修理をしてまいりました。
大切な伽藍を維持し皆様のご供養を続けていくことは、当山の使命と心得ております。今後、伽藍の維持費は檀家のみならず全檀信徒の信施収入より支出することとし、さらに、有志の方々から東長寺の施設維持のご援助を賜るための窓口を設けることといたしました。
この窓口へのご寄進は、あくまでもお一人おひとりのお心に任せるものであり、強制ではございません。
また、御檀家様には伽藍維持費としてご加担いただいていた六千円を減額した「各家墓地の使用料」のみ御請求させていただくことといたします。
東長寺住職より 檀信徒の皆さまへ感謝申し上げます
平成三年に発足して以降、三十年以上にわたり御檀家の皆さまよりたいへん力強い援助をいただいて参りましたことに、衷心より深く感謝申し上げます。
これまで御檀家様のみにご加担していただいていた伽藍の維持費は、広く縁の会・結の会も含めたすべての檀信徒様にお願いすることとなります。今後は、有志の方々による賛助の窓口を設けたいと思いますので、ご寄進いただきますれば幸甚にございます。
東長寺には縁の会や結の会など多くの信徒様がおられますが、今後は檀信徒として隔たりなく寺院の護持援助を賜りながら、長く皆さまに愛される寺院運営に勤めてゆく所存でございます。
山内一同精励に努め、東長寺護持に最善を尽くしてまいりますので今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
護持会発足の年、アートスペースとして活用されていた羅漢堂。現在はお参りの場として皆さまをお迎えしています。
『萬亀』No.146(2024年6月号)より
<お問い合わせ連絡先>
東長寺結の会事務局
電話:03-5315-4015(9:30~17:00)
メール:toiawase@tochoji.org