大阪から!津軽海峡の冬景色を見に行こう!その4

北の寒い朝

函館の朝、おはようございます。天気は曇り、極寒です。
アラームもかけずにぐっすり寝ておりました。

宿から眠たい目をこすりながら路面電車に乗り、末広町で下車します。
函館港のあたりをぶらぶら散歩。異国情緒のある街で過ごすゆったりした冬の朝もいいものです。

路面はこの通り、カチカチに凍てついています。滑らないように気を付けて歩きましょう。

時刻はまもなく10時前、そろそろ開店時間が近づいてきたのでこちら、ラッキーピエロに入ります。

カフェオレとハンバーガーを注文しました。朝からがっつりですがすごく美味しいです。こういうボリューミーな食べ物、好きなんですよね。店内は常連らしき方が店員と会話に花を咲かせていました。どうやら成人式関連でテイクアウトの注文に来たとのこと。そういうシーズンですもんね。

↑←なんとなく塩っぽいですが砂糖です

そろそろ時間なので本州に戻りましょう。湯の川行きに乗車します。
函館駅前で多数の乗車があり、いきなり満員に。年始の連休ですし、五稜郭目当てでしょうか。

中央病院前電停で下車し、ここからは函館バスの知内出張所行きに乗車します。全然知らなかったのですがICASnimocaで五稜郭公園前か昭和橋で乗り換えると乗継割引が適用されたみたいです。ICASnimoca、持ってないので記念に買って使ってもよかったかな…

乗車後、唐突に猛吹雪が。どうも天気がいいのか悪いのか、って感じの日でした。

気づいたら乗客は2名に。函館の街を抜け、寒そうな海沿いを走ります。完全に道南いさびり鉄道と並行した場所を走っていますが、函館からの運賃はこちらのほうが少し安かったりします。

木古内駅に到着。バスはもう少し先の知内まで走ります。そういえば少し前まで、海峡線に知内駅がありましたね…1日2本しか停まらない、小さな駅だったようです。

ここから新青森まで東京行きのはやぶさに乗車します。

この日は1月7日。年末年始の移動の季節はまだ続いています。ホームにも本州へ向かう客がちらほら。以前ここから乗ったときは乗降客は自分一人でしたが、この日は見送りの人もいて賑やかでした。

それでは短い間でしたが、さらば北海道ー!

奥津軽いまべつを通過して、あっという間に新青森に到着。速い!

ストーブで温まる!

ここからは快速リゾートしらかみ・秋田行きに乗車します。思いつきで先ほどの新幹線車内で指定券を購入したのですが思ったより空席多数で驚き。とりあえず窓側の端の席を予約しました。

HB-E300、窓は大きく座席もゆったりとしていて好きです。観光列車はやはり大きな窓で景色を魅せてほしいですね。

弘前、川部で2回!列車の進行方向が変わります。川部の分岐、弘前側にあるんですね…知らなかった。

五所川原で下車します。

JR五所川原駅の横にある小さな駅、津軽五所川原駅できっぷを買います。
「嘉瀬まで行って、折り返してストーブ列車に乗りたいです…!」というと「だったら、金木まで行って折り返しても間に合うから金木まで行きなよ(要約)」とのこと。おー、でしたら金木まで行きましょう。

駅構内に入ります。目に留まった光景がこちら。左のキハ22は完全な廃車体のようです。右の客車(ナハフ1200)は一応車籍自体は残っているようですが長い間動いておらず実質倉庫…ですかね。

こちら、津軽21形の津軽中里行きに乗車します。

車内は綺麗に飾り付けされています。見ていて和みますね~
数名の乗客を乗せてゆっくりガラガラと音を立てながら津軽五所川原駅を後にします。

雪だるまがかわいい

金木駅で下車し、反対のホームにやってきたストーブ列車に乗車します。
16:08に到着し折り返しは16:12発でしたが確かに普通に間に合いました。

DD(機関車)+津軽21形(ディーゼルカー)+客車2両 というなかなかトンデモな編成です。

こちらの一般車両に乗車することもできます

ストーブ列車として取り上げらることも多く知名度も上々ですが、数少ない旧型客車!である所にも注目です。原型に近い形で動いている所はかなり限られているのはないでしょうか。旧客自体も数減らしてきてますし、、
客車自体は2両つないでいましたが、一番後ろの車は閉鎖されておりました。

こちらがストーブです。車内販売でスルメを購入するとこの網の上で焼くことができます。

味のある硬券と車掌から購入したストーブ列車券です。月、日、列車番号にパチンと穴が開いてるこの感じ、趣深いですね。

列車はアテンダントさんによる観光案内も流れます。豆知識的なことを話してくれたり、時々歌ったりして旅を盛り上げます。ストーブと温かみのある話で1月でも車内はぬくぬくです。

終点津軽五所川原に戻ってきました。到着後、機関車と気動車、客車を分離します。

まず先頭の機関車を駅奥の方(?)へ

そのあとディーゼルカーを入れ替えします。
なかなか見てて面白かったのですが、接続の五能線の時間が迫ってきたので見物はこの辺で。

GV-E400の弘前行きに乗車。やはり大きなエンジン音、、
五所川原→弘前で所要時間大体50分ほど。意外と遠いですね…

弘前の夜

少し雪がちらついてきました。

駅近くの宿にいったん荷物を置き、身軽になったところで中央弘前駅へと向かいます。
実は駅の場所がわからず、電車を1本逃して1時間待ちなったのは秘密です。(近くのコンビニイートインで時間つぶしてました)

初の弘南鉄道…!元東急7000系です。2代目のほうには多摩川線でよく乗るのですがこちらは初めてです。ちなみに非冷房です。夏は大変そうですね….

よく見ると普通の幕がずれ落ちてます

ゴットン、ゴットン…と冬の夜をゆっくりゆっくり走ります。軌道状態があまりよくないのか、時々謎の揺れがありますね。

終点大鰐駅で下車。ここからは大鰐温泉で一っ風呂浴びましょう。
今回利用したのはこちらのさっパスというフリー乗車券。大鰐←→中央弘前往復880円に120円足すだけで鰐comeという温泉施設に入浴できます。

大鰐駅に到着したのは20:04、大鰐からの終電は21:30なので過度な長風呂は禁物。受付で切符を提示すると「電車の時間気を付けてね~!」て言われました。

ホカホカ温まったところで21時10分ごろに施設を出ました。「時間ちょうどいい感じ~」て言われました。ホッコリ

[JR]の下に隠れた文字は…

というわけで再び中央弘前へ戻ります。静かな駅に昔の東急を感じる銀一色の車体。

最終列車ですが中央弘前の数駅前で若い集団の乗車があり、どんちゃん騒ぎで喧々とした感じの雰囲気に。それでもほぼ全員中央弘前駅の駅員にありがとうございました~と言って下車していくのが印象的でした。

なぜかハート形のつりかわ

この後、宿に向かいました。温泉に入ったからなのか、お腹が空いて深夜なのに牛丼を買ったのは秘密…

今日の旅程!

※路面電車の分、正確な時間忘れてしまったので省いてます

余談

前回からだいぶ間が開いてしまいましたね…すみません、、
※ちなみにこれ1月旅行分の記事です

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