「列車ホテル」を体験した話
2023年9月15日の金曜日の午後、神奈川県は猛暑から一転、突然の豪雨に。
妙に近くに落雷してるな…と思いながら運行情報を見てみると
わーお…
連休前の金曜日に新幹線が止まってしまいました。新幹線で大阪に出る予定だったのに…
!?
これはいわゆる新幹線ホテルの予感…!(※この時点で大阪での宿は取ってません)
とりあえず新横浜へ
最寄りから東急線で向かいます。
相鉄線も止まっているだと…
こちらも落雷の影響のようです。終日東急-相鉄直通線は運転しないとのアナウンス。
予約していた新幹線は新横浜21:42発のぞみ265号。ですが22時過ぎでもまだ20時台の新幹線が到着中。
こういう時、指定席を取っている列車を待たずにとりあえず来た「のぞみ」の自由席に飛び乗ってしまえば新大阪で帰宅難民になる確率はかなり下がります。
紙の切符でも指定席→自由席への変更がもっとサッとできるようになればいいんですけどね…
22時30分を過ぎてようやく出現。ホームに上がり列車を待ちます。
深夜の東海道を西へ
22時47分にようやく入線。乗る人はまばらで、自由席でもガラガラです。(おそらく皆早い時間に変更した?)
フルスピードで新横浜を出発。小田原でこだまを追い抜き静岡県内を快走していきます。ところが、静岡手前当たりから減速。こだまを先頭につかえ始めました。豊橋までややダラダラ気味で走行。
名古屋を出発し、米原から新大阪先頭の渋滞に巻き込まれ再び減速、京都到着は0:55でした。(1時間20分遅れ)
日付超える新幹線に乗るのは初めてかも…?
車内表示器で列車ホテルの案内が始まりました。
「 ■各駅から目的地までお乗り換えできないお客様に新大阪駅で朝5時まで休憩用列車を用意しております■ 」
とりあえず新大阪駅に到着。
休憩用列車にて
前を走っていたのぞみ483号が先に休憩用にオープンされています。
265号のクルマはいったん車両整備します、とのことで下車。
やっぱり考えることはみな同じ。グリーン車に客が集中しています。
どうせタダで休むならそこで休みたいですよねー…
後ろの14-16号車あたりは誰もいません。お盆の大雨の時は大変だったみたいですが、今回は京都線大阪方面行きや環状線が乗換待ちで遅くまで粘っていたようで、そこまで新大阪駅での帰宅難民はいない様子。
安心して入眠……..寝れん!!
車内の照明が明るくて目を瞑ってまどろんでも全く寝れません。ひじ掛けに肘ついてみたり、学校の授業中の居眠りみたいなポーズを取ってもダメそうです。
そうこうしていると265号だった車の整備が終わった様子、ちょっと移動してみます。
こっちはN700Sです。まあ寝れないことに変わりはないですが…
こっちもグリーン車に人が集まってました。
適当につべでも見ながらスマホを充電…
とりあえず座席間のバーを上げて3列席をいっぱい使って横になります(足は一応下におろしてます)
なんとか入眠…
…「おはようございます。いったん新幹線の駅のシャッターを下ろさせていただきます。改札までお越しください。JR京都線の始発列車、大阪方面は5:19発西明石行き~」(寝起きなのでうろ覚えです)
構内アナウンスで起きたら4:57でした。休憩用列車は5時まで。あぶないあぶない…
自動改札は処理エラーになるのか、係員に切符を見せて改札を通ります
朝の新大阪駅です。各方面の始発列車の時間です。
自分はここから5:19発西明石行きに乗車します。それにしても疲れた…
感想的な
やっぱりしんどいです、疲れが全く取れません。。
でも、ある意味タダで泊めてもらってる訳ですし、駅から追い出すこともせず夜を明かす場を確保してくれるのはありがたい話です。
それでも翌日のことを考えると回避して家かホテルで休みたいところではありますね、、
そもそもこうなることをわかってて265号に乗ったのでアレコレ文句言うのはどうなんだというのはその通りです
以上、ありがとうございました!