正夢?
今朝、嫌な夢を見て目が覚めた。
目が覚めて、夢だと分かり心の底から
安心した。
こんなのは久しぶりだ。
私はビルの高層階の一室にいて
窓から真向かいのビルを見ていた。
その屋上には知人がいて
何か書かれている画用紙サイズの看板を
私に見せようとしている。
次の瞬間、、、知人が落ちたのだ。
驚いて私は外に飛び出して知人を探した。
知人は見当たらなかったが
看板がバラバラに散乱していた。
粉々だ。
そんな夢。
知人は前に数回会っただけの
もう数年あってない人。特に仲良くもない。
やっとフルネームを思い出すくらいの仲。
もう目が覚めてしまったので
朝のお決まり体重測定。
もう何十年も続けている習慣だ。
体重計から降りた瞬間、
棚に置いてたiPhoneが体重計へと落下。
みごとに割れた。こなごなだ。
表の画面はもちろん、裏面もこなごな。
唖然とした。この程度の衝撃で、
こんなに割れるのか?驚いた。
え?正夢か?
まあ、この時点までは
正夢ってあるのね!なんて
旦那にハイテンションで話したりしていた。
そして身支度を整えて
知り合いに会うため車に乗り込んだ。
毎日乗ってる愛車だ。
車高が高いので、視点も高くなり
周りが良く見えるので
とても気に入っている。
エンジンをかけて間もなく
冷却水異常を知らせる表示が点灯。
緊急ではないと思ったけど
何故か気になり
そのまま自動車修理店へ向かった。
見てもらったら
冷却水がほとんど入ってない状態で
危険だと言われた。危険なら運転できない。
急にこんなに減るのも、原因も調べないと分からないと言われた。
試しに冷却水を満杯にしてもらって
車の底を覗き込んだ。
明らかに、漏れ出してきていた。
ピンク色の冷却水が車高の高い車底から
ぽたぽたと地面に落ちて広がっていった。
ぞっとした。え?正夢?
不確かな夢の断片を、現実に起こった事柄に
無理やり結びつけているだけだ。
そうでしょう。かなり無理やりだ。
わかっていますよ。大人ですから。
しかし
今日はおとなしく家にいることにします。
こんな話を最後まで読んでいただき
ありがとうございました。