しもつかれビスコッティ全世界同時オンライン試食会
5月23日、しもつかれビスコッティ全世界同時オンライン試食会が開催されました!
しもつかれのブランド化をめざす「しもつかれブランド会議」と、栃木ゆかりのみ海外編のコラボ企画です。
海外編は「チャレンジしたい人やものの身近なマーケティングプレイス」として、海外に挑戦したい人やものを海外在住の栃木県出身者に結びつける場を目指しています。参加者のみなさんは日本にいる私たちにはない視点を持っているので、多様な意見がたくさん出てくるんですよね。
今回はそのチャレンジの第一弾として、「しもつかれ」がキーワードになりました。
しもつかれビスコッティが届くまで
そう決めたのはいいものの、しもつかれの材料は鮭の頭に酒粕に、大根・人参を鬼おろしですりおろし…と海外では入手困難なものばかり。どうする!?
そんなときこのしもつかれビスコッティであれば、航空便で送れるし日持ちもする!ということでこの企画が実現しました。
コロナ禍で輸送にかかる時間が読めない中、ゆかりのみ海外編メンバーであるロサンゼルス在住の田崎さんが輸送を全て取りまとめてくださり、試食会の1週間ほど前には各国の参加者のみなさんから続々とビスコッティ到着のお写真をいただきました✨
↑グアムの参加者さんより。映えてる〜〜!!!
↑シンガポールの参加者さんより。マーライオンとマリーナベイ・サンズとしもつかれビスコッティのコラボ!
ほかにもたくさんの写真をいただきました。みなさんありがとうございました!
いよいよ試食会当日
いよいよ試食会が始まり、まずはみなさんの自己紹介とともにしもつかれのイメージを伺います。しもつかれのイメージはざっとこんな感じ。
好き…6人/苦手…5人/食べたことがない・覚えていない…7人
(しもつかれブランド会議メンバーのみなさんは除いています)
苦手な方が多いかなと勝手に思っていたのですが、意外と好きな方が多かったです!ちなみに私は苦手寄り…汗
しもつかれが好きだという方の中には「小さい頃は苦手だったけど大人になって大好きになった」という声があり、逆に苦手な方は「小さい頃に苦手だと感じて以来食べていない」という声が多かったです。確かにしもつかれのおいしさって大人になってわかるのかも。
その後、しもつかれブランド会議の青柳さんにしもつかれにスポットを当てた理由を聞いてみます。すると、SDGsという言葉が出てきました。
SDGsとは、近年世界中で提唱されている「持続可能な開発目標」のことです。
「誰一人取り残さない」をスローガンに、17の目標で不平等の解消を目指し、私たちの具体的な取り組みとしてジェンダー平等の実現やフードロスの解消などがあげられます。
しかし栃木の郷土料理であるしもつかれとSDGsに、どんな関係があるのでしょうか?
青柳さんに伺うと、しもつかれはまさにSDGsを体現したような「サステナブル・ローカルフード」であるということです。食料不足を乗り越えるために通常捨てられてしまうような食材も使って作られたしもつかれの根底には「もったいない精神」があり、サステナブルの概念とつながります。
また、鮭の頭・大根・人参・大豆・酒粕といった基本的な材料のほか、各家庭によって入れるものも味付けも多種多様なこと、地域でのおすそ分け文化が根付いていることは、多様性を認めるダイバーシティにもつながっています。
しもつかれは歴史は長いけれど決して古いものではないんだと、お話を聞いて少しずつイメージが変わってきました。
しもつかれのいろんな一面が見えてきたところで、お待たせしました。いよいよ実食!です。
ビスコッティで「乾杯!」をして、みんなで同時に食べ始めます。これぞオンライン試食会!
歯ごたえがあるので数秒間ミュートで味わった後(笑)、みなさんから「おいしい!」「確かにしもつかれの味」など、どんどん感想をいただきました。私も食べてみて、フワッとしもつかれの大根や人参の香りを感じました。しもつかれってこんな味だったなぁ〜と思い出し、酒粕の香りがおさえめだからか食べやすかったです。
朝の日本ではコーヒーをお供に、海外ではワインを用意していた方もいましたね。甘さひかえめなので、おつまみとしてワインにも合いそうです。サラダの上にクルトンみたいに乗せてもいいかも!という意見も。
しもつかれ×海外の視点
おいしくいただいたところで、話は本題へ。しもつかれ・しもつかれビスコッティは海外でどう売り出せるか?栃木ゆかりのみ海外編の本領発揮です。
ブラジルの参加者さんからは、ビスコッティがブラジルの食べ物に似ている!という意見をいただきました。ブラジルの「トハーダ」と呼ばれる硬いトーストのような食べ物で、ニンニクマヨネーズやニンニククリームが合うそうです。似ているローカルフードがあれば食べやすいかもしれないですね。
そして興味深かったのは、参加者の方が栃木(日本)出身でないご家族の方にも食べてもらったところ、「不思議な味」「おいしいけど何の味?」という感想が多かったこと。入ってないけれどチーズの味に近いという意見もありました。しもつかれを食べたことのない人には、もう少し風味を濃く、わかりやすくする必要があるのかもしれません。
また参加者の方によると、海外では健康指向の方にスーパーフードが人気なため、健康食としてのプッシュが刺さりそうだとアドバイスをいただきました。ほかにも、ビスコッティに小麦粉ではなく米粉を使ったらグルテンフリーになっていいかも!といった意見や、酒粕を入れずにハラル対応のものも作ってほしい!いや逆にもっと酒粕を入れて、近年海外でも人気の日本酒とペアリングできるようにしてほしい!といった意見も。こういった意見は、まさに海外在住のみなさんならではの視点ですね。
こうして大盛況のうちに試食会は終了。試食会後に行ったアンケートでは、「しもつかれのイメージが変わった」「またしもつかれを食べてみたいと思った」というコメントや、「しもつかれブランド会議のチャレンジ精神にグッと来た!」というコメントもいただきました。
しもつかれブランド会議のみなさんにも、国内では得られない情報を得られてとても有益だったとご感想をいただきました。栃木ゆかりのみとしても、海外編で初めての試食会、とても楽しかったです!
今回のしもつかれビスコッティのように、栃木ならではの商品やアイディアで海外へのチャレンジを考えている方、ぜひ栃木ゆかりのみ海外編で海外のマーケティングプレイスを体験してみませんか?
しもつかれビスコッティはこちらで購入できます!
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