「一品奮闘記」第2話 - 株式会社トレンド編
みなさん、こんにちは!
チームイノベーション広報隊・ニコイチ支援の相川です。
2021年度チームイノベーション実践プログラムに参加したアーカイブも兼ねた「一品奮闘記」。
広報隊企画会議では1話完結の予定でしたが、なんだか書きだしたらたくさんになってしまったので、何話かに分けています。
前話からだいぶ間が空いてしまいましたが、2話目を書き記していこうと思います。
さて前回は一言でいうと『迷・走』。
大塚社長と私の頭の中には、とにかく情報が詰め込まれ、脳みそパンパン状態。ほとんど迷子になっておりました。
ワークショップ・現地支援のあとは毎回社長と1on1での復習とその後にチームミーティングを重ねてきましたが、なかなか着地の糸口が見えてきません。
チームミーティングでは、葬儀事業について大塚社長が「これからの時代は自宅葬だ!これを売り出すんだ!」と言うも、頭ではなんとなくわかるんですが、なんかしっくり来ません。
うーーーーーーん。。。どうしよう。。。
現地支援では繰り返されるスコラのみなさんからの質問。
・じゃあどんな自宅葬?
・株式会社トレンドが提供する葬儀の価値って?
大塚社長「価値と言えるかはわからないけど、特にウチはお客様の要望を極力叶えるようにスタッフが自然と動くよね。」
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スタッフ小出「例えば、故人様が大切にしていた庭に咲いているお花をお棺に入れてあげたりとか」
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大塚社長「その人らしさ、故人様らしさを葬儀に反映するというか…」
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ニコイチ相川「なるほど、『その人らしい葬儀』が価値なのかな」
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スコラ・内田「ところで今と昔の自宅葬ってどう違うんですか?トレンドさんではどうやってやるんですか?」
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大塚社長「今とは逆に昔は自宅葬が主流でした。でも公民館からいろんなものを借りたり、駐車場を手配したり、掃除したり、来客用に家具を動かしたり、自宅でやるにも家族・親族総出で準備しました。細かいものでは来客用の座布団や湯呑まで借りてきたりとか。とにかく手間で大変だった。」
大塚社長「でも今ウチが自宅葬をやるんだったらそういったことは一切お客様にやってもらいません。細かいものは全部当社で用意しますし、家具の移動はもちろん、葬儀前、葬儀後もご自宅を掃除してピカピカにしたりとか、駐車場手配したりとか。とにかくお客様には故人様との残された時間を大切にしてほしいんです。そのためには、いわばお客様が『やらなきゃいけないこと』を先回りしてやってる感覚ですね。だからウチにまかせてもらえば、自宅で、ゆっくりと心置きなく故人様と過ごせるんです。」
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ここまでのいきさつを黙って聞いていた大塚社長の奥様が一言。
「それが価値なんじゃない?トレンドで挙げる葬儀は圧倒的に”らく”で”おまかせできる”んじゃない?」
一同「そ、それだーーーー!!」
トレンドが提供する葬儀の価値は”らく”。お客様はトレンドに”おまかせ”してもらえれば、”らく”に”自宅”で葬儀が挙げられる。だから一品は「おまかせ自宅葬」。
11月の現地伴走支援のときでした。ようやく”一品”に据える価値が決まった瞬間でした。
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