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東北でTeslaに乗るという選択肢
東北地方での電気自動車(EV)利用に関心を持つ皆さん、こんにちは。私は仙台市在住で、テスラのモデルYを日々の移動や長距離ドライブに活用しています。
東北地方で電気自動車(EV)を選ぶ際、航続距離や充電インフラ、維持費、走行性能など、多くの不安や疑問があるかと思います。特に冬が厳しい東北では、EVのバッテリー性能や充電環境が気になるところです。
そこで本記事では、東北地方でTeslaを実際に利用している視点で、以下のポイントを掘り下げながら、EV生活のリアルをお伝えします。
私がTesla モデルYを選んだ経緯
EVで言われるメリットとデメリット
東北での実際の使用感
東北でTeslaを選ぶべき人・選ばない方がいい人
あらすじ(Tesla モデルYを買った経緯)
私はAudi TTというガソリン車を所有しながら、TeslaというEVも所有しています。それぞれの良さを理解しているからこそ、EVの持つ独特の魅力や可能性に興味を持ちました。
特にTeslaはソフトウェアアップデートによって車が進化していく点がユニークであり、そのスピード感に惹かれたことがEV購入のきっかけとなりました。自動運転技術や充電インフラの進化を肌で感じながら、Teslaの未来を体験したいという思いが強くなり、モデルYを選びました。
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1. 最新技術を搭載した車
テスラのオートパイロット機能やソフトウェアアップデートによる機能向上は、他社の車にはない魅力でした。実家の岩手に長距離移動する私にとって、オートパイロット機能は大きな魅力でした。
2. 走行性能
テスラの車両はスムーズな加速と静かな走行が特徴で、高速道路や都市部での移動において快適性が際立ちます。長距離移動においてはオートパイロット機能が役立ち、運転の負担を軽減できます。また、都市部でのストップ&ゴーの多い環境でも、スムーズな加速と減速が可能で、快適なドライブを実現できます。
3. 荷物がたくさん積めるSUV
モデルYはSUVタイプのEVであり、エンジンがない分、フランクがあって収納力が高く荷室の広さも魅力でした。アウトドアや長距離移動が多い私にとって、大容量の収納スペースがあることは重要なポイントでした。
東北という地でTeslaは実際どうだったのか
航続距離(走行距離)
東北は広大なエリアを移動することが多く、1回の充電でどれだけ走れるかは非常に重要なポイントです。Teslaはモデルにもよりますが、満充電で400km〜600km程度の航続距離を誇ります。たとえば、青森から仙台までの約350kmを移動する場合、Tesla Model Yのロングレンジなら1回の充電で到達可能です。ただし、冬場はバッテリーの性能が低下しやすく、実際の走行距離が短くなることを考慮する必要があります。
実際に冬の東北でTeslaを運転した際、外気温が低い環境では、航続距離が10〜20%程度減ることがありました。とはいえ、冬場でも300km以上は走れるため、実用上の問題はそれほど大きくありません。事前に充電計画を立てておけば、不安なくロングドライブが楽しめます。
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充電インフラ
東北では充電インフラが徐々に整備されてきていますが、まだ都市部に比べると少ないのが現状です。しかし、Tesla専用のスーパーチャージャーが仙台や盛岡など主要都市に設置されており、長距離移動の際に便利です。特にスーパーチャージャーは高速充電が可能で、30分程度で約50%の充電が完了するため、旅行や長距離ドライブでも安心できます。
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また、高速道路のサービスエリアにも急速充電器が設置されており、移動中に充電を行うことも可能です。例えば、東北自動車道の各SAに急速充電器があり、Teslaのチャデモアダプターを使えば問題なく利用できます。那須SAや安達太良SAでは、より高速な急速充電器もあります。ただし、急速充電器は混雑することもあるため、長距離移動の際は余裕を持った充電計画が必要です。
充電時間
Teslaの強みの一つは、スーパーチャージャーによる高速充電が可能な点です。例えば、Model 3やModel Yでは、スーパーチャージャーを使えば約30分で300km分の充電ができます。これは、ガソリン車の給油時間と比べても大きなデメリットにはなりません。
私の場合、子供と一緒に移動することが多く、1〜2時間ごとに休憩を取るため、充電時間に対するストレスを感じることはほとんどありませんでした。
一方で、自宅充電の利便性は、充電設備の有無に大きく依存します。200Vの普通充電では、一晩(約8時間)で満充電にできるため、日常の移動には全く問題がありません。特に、一戸建てに住んでいる方であれば、夜間の安価な電力プランを活用することで、ランニングコストを大幅に抑えることも可能です。
マンションやアパートに住んでいる方にとっては、充電環境の確保が課題になります。最近ではEV用充電設備を備えたマンションも増えていますが、まだ普及途上の段階です。そのため、職場や公共の充電スポットの活用を視野に入れる必要があります。
私は自宅の戸建てにウォールコネクターというTeslaの自宅充電器を設置し、ソーラー発電や夜間の電力を活用することで、充電コストを抑えています。
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車両価格と補助金
Teslaの車両価格は決して安くはありませんが、EV購入に際して国や自治体の補助金を活用することで、実質的なコストを抑えることができます。例えば、国の補助金(CEV補助金)では最大85万円が支給され、さらに東北の各自治体でも独自の補助金制度が設けられていることがあります。
たとえば、宮城県や福島県ではEV導入補助金があり、自治体によっては追加で数十万円の補助が受けられることもあります。また、EVはガソリン車に比べて税制優遇が受けられるため、取得税や重量税が免除される点もメリットです。実際に、Tesla Model Yを購入した際、補助金をフル活用することで約100万円近い割引効果がありました。
メンテナンスコスト
Teslaを含め、EVの大きな魅力の一つはメンテナンスコストの低さです。エンジンオイル交換が不要で、部品点数もガソリン車に比べて圧倒的に少ないため、定期的な整備費用が大幅に抑えられます。ブレーキパッドの摩耗も少なく、これは回生ブレーキ(エネルギー回収システム)が効率的に働くためです。
実際にTeslaに乗っているユーザーの話を聞くと、基本的なメンテナンスはタイヤ交換くらいで済むという意見が多いです。特に冬の東北ではスタッドレスタイヤが必須ですが、これもガソリン車と変わりません。バッテリーの劣化も気になるところですが、Teslaはバッテリー保証が8年または16万kmと長いため、通常の使用ではほとんど問題になりません。
走行性能・運転感覚
Audi TTを所有している私の視点からすると、Teslaの走行性能は非常に興味深いものです。TTは軽量ボディと俊敏なハンドリングが特徴で、0-100km/h加速はモデルによっては5秒を切ることもあります。そのため、Tesla Model 3やModel Yの加速性能が同等レベルにあるという点は、EVとしてかなり魅力的に感じます。
東北の山道では、TTの低重心設計とクワトロシステムによる安定した走行性能が強みですが、Teslaの電動AWDもまた雪道でのトラクションに優れています。実際に試乗してみると、ワンペダルドライブ(アクセルペダルだけで速度調整ができる機能)の利便性が意外に高く、エンジンブレーキの代わりになる回生ブレーキのおかげでコーナリング時のコントロールも楽に感じました。
一方で、TTのガソリンエンジン特有のダイレクトなレスポンスやエキゾーストサウンドが、運転の楽しさを強く感じさせるポイントでもあります。そのため、スポーツカーとしてのフィーリングを求める場合、Teslaの静粛性には少し物足りなさを感じることもあります。しかし、EVならではの即座に発揮されるトルクやスムーズな加速は、新しい運転の楽しみ方として魅力的です。
EV専用の特典
EVにはさまざまな特典が用意されています。例えば、東北地方の一部の高速道路では、EV向けの割引サービスが提供されていることがあります。また、ショッピングモールや観光地では、EV専用の無料駐車スペースや充電設備が設置されており、充電しながら買い物や観光を楽しむことができます。
特に宿泊施設では、EV充電設備の普及が進んでいます。多くのホテルや旅館では、入り口近くに充電スペースが確保されており、長距離移動をする際の利便性が高まっています。さらに、一部の施設では宿泊者向けに無料充電を提供しており、旅行中の充電コストを抑えることができるのも大きなメリットです。
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EVユーザーにとって、これらの特典やインフラ整備は非常に重要であり、EVの快適なドライビング体験をより向上させてくれます。充電が必要なことを逆に楽しみ、お得なスポットを見つけることができるのもEVの醍醐味の一つです。
東北 × Tesla にFitする人・しない人
Fitする人
自宅に充電設備を設置できる人(特に戸建て住宅)
充電スポットを計画的に利用できる人
燃料費やメンテナンスコストを抑えたい人
最新技術や自動運転に興味がある人
Fitしない人
長距離移動が頻繁で、充電時間がネックになる人
自宅や勤務先で充電環境を確保できない人
冬場のバッテリー性能低下に不安を感じる人
エンジン音や運転のフィーリングを重視する人
初期コストを極力抑えたい人
まとめ
東北でTeslaに乗ることは、充電環境や冬場のバッテリー性能を考慮する必要がありますが、スーパーチャージャーや充電計画を活用すれば、十分に実用的です。特にランニングコストを抑えられる点や、最先端の技術を体験できる点が魅力です。
しかし、充電設備の確保が難しい人や、エンジン車のドライビングフィールを好む人にとっては、まだ課題もあります。EVがライフスタイルに合うかどうかを見極めながら、選択することが重要です。
今後、充電インフラのさらなる発展やバッテリー技術の向上が進めば、EVはさらに魅力的な選択肢となるでしょう。Teslaはその最前線にいるブランドの一つであり、東北でも十分に活用できる可能性を秘めています。
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