【意味のない日々】恋チョコ
仕事がまたぐっとハードモードになりました。もうヤダ…やめたい…
GWもないし…明日からみんな10連休なんでしょ?呪詛送っておくね。
ちなみに、盆暮れ正月大型連休に休めない私は、大型連休に新幹線すし詰めとか渋滞の映像をみるととってもにっこりするし、雨が降ってもYEAHって思うよ。
そうそう。ギャルゲの話をしていたら、恋チョコ推しの友人に貸してもらうことができたので、先日までプレイしていた。
蒼かなはめっちゃやっていたので、その前作も気になってたんだよねー
ちなみに蒼かなは完全にみさき推しですわ。勝ちたい、じゃなくて「負けたくないっ!」が胸に刺さりすぎた。
○全体
一番感動したのは、題名通り「恋と選挙とチョコレート」だということ。看板に偽りなしだぜっ!!まぁ、チョコレートはメインヒロインの千里の専売特許なんだけど。
食品研究部っていう主人公やヒロインたちが所属する部活動が存亡危機になって、主人公が会長選に立候補するぜ~的な話し。
大人になって思うことは…実績のない部活動を廃部にするとか、部費を削減するとか、至極真っ当すぎるし、主人公たちはそこから改めたらどうなんだ、と冷静な気持ちになってしまっていた。汚くなったんだよ…私は…
でも想像以上にガチ選挙でびっくり。あと、学校が一学年2000人とか超マンモス学園みたいな設定なんだけど、闇が割と深くてツッコミどころが多い。っていうか超マンモス学園ってギャルゲの設定でよくあるもの?(大図書館の羊飼いとか)
制服はかわいい。ボレロと、胸下からのスカート。おっぱい強調型制服やで。これぞギャルゲーだぁっ!!
○千里√
メインヒロイン。第一印象が、あ、ツンデレだるい…だった。彼女でもないのに、他の人と仲良くしてると嫉妬。めんどくせ~、好きになれないタイプだったわ。
って思ってたけど、ルートに入ると、メインヒロインなのもあって割りと正統派で、幸せな気持ちになった。CGの量も多いし、疑似結婚式をする展開があるんだけどそのCGも可愛いし、幸せいっぱい。
っていうか絶対主人公のこと好きやろ~って決めつけてたんだけど、なかなかこの“好き”が厄介。
千里は眼の前で弟を交通事故で亡くしてるというトラウマ持ち。それで、チョコレートが食べられなくなっている。そんな弟と主人公を重ねてしまっている部分があって、このままじゃ「恋」が出来ないと、二人乗り越えていくシーンはとても良かった。
トラウマを乗り越えるために泣きながらチョコレートを食べるシーンも。かといってトラウマを遠くに追いやるのではなく、2.5人から3人(千里の中で、主人公と弟が重なっていた部分があったので)というフレーズもなかなか染みた。
でも、選挙戦中に学園と生徒会の癒着部分に触れて、デマのビラを撒かれる、のは分かる。でも、選挙妨害のためとは言え、拉致とか割りととんでも展開だったな。
まぁ、選挙は…拉致のせいもあって、っていうか選挙戦勝てないっていう結末あるんだ!?ってなった。まぁ、生徒会長になった子が選挙戦中に思い直して、部活動の統廃合を保留にするということに。
メインヒロインルートだからって、万事上手くいくんじゃないんだなー
○衣更√
恋チョコで出てくる学園、高藤学園の闇、経済特待生、略してケートクの女の子。
あのね、私元気で健気でだけど重いものを抱えているような女のコが好き。この子は家族のために、家事もバイトもして節約に勤しんでる健気で笑顔がチャーミングな子なんだよっ!笑顔が最高にかわいいっ!お気に入りCGはやっぱりバイトのときの笑顔。
なので、めっちゃ期待してたルートだったんだけど、なんていうか、しんどかったわー
経済特待生は、学校の指定したアルバイトをやることで学費を免除されてる学生のこと。そして、そのアルバイト料は学費…ではなく生徒会のポケットに入っていくらしい。この学校やばくない?
学費を払っていない、ということで差別の対象になっていて、この子のルートではそれがめちゃめちゃ垣間見えてつらい。ちゃんと制度に則って学生やってるのに、なにか問題でも?
主人公の仲間たちである皆も、割りと冷ややかというか…要するに、誰からも二人がくっついたことが祝福されないルートなんだよ~
そして、千里が一番面倒くさいルートでもある。
そして、主人公も選挙に立候補したのは、部活の統廃合を阻止するためだったのに、衣更を好きになって、差別撤廃のためケートク制度の改革を公約に上げ始める。ちなみに圧倒的に一般生徒が多いのもあって、ケートク生に肩入れするとケートク生の肩身も狭くなるという負の循環。
そして、仲間が離れて二人ボッチに…結局、皆が納得できるような提案を考えることができて、仲間を取り戻せたんだけどね。
主人公が無意識に差別をしてしまったり、逆差別をしたり、そのことについて意識しすぎたり、から回っている事が多くて、色々と考えさせられましたとも。大きな問題に介入するなら、よっぽどの妙案や双方にとってのメリットを提示しないと上手くいかないということが痛いほど分かったルートだった。
残りルートの感想?は別記事で書きますー