真夏の海賊応援団
文フリ大阪がなぜ9月なのか問題について。
ええ、今年も参加予定で、調子に乗ってまた本作ってます。
ところで、8月は言わずと知れた夏休み。
姪っ子は泊まりにくるし、実家帰省するし、加えて今年は夏休みもパートへ行っている。
まとまった休みをもらうため、その前後、いつもよりシフト入リマスネ。
そんで、テレビつけたらオリンピック。
「お母さん、今年プールまだ行ってなくない?」
ちょっと待って…!水風呂で手を打ってくれないか!?
その上ですよ!!創作大賞ですよ!!
今年は、読みまくろうとマガジン作って、読みたいのをずんどこ貯めてたら29本になってました。
本日、31日までに、全部読み終えるつもりで集中しておりましたが、現在24本までになってます…!悔しい!
でも、ここに入っているものは近いうちに読み終えます絶対。
本当はまだまだ傑作が、気付いてないだけでたくさんあるんでしょう。だって創作大賞応総数11万件って噂です。11万件…!!
いやもう、活字離れ甚だしいって噂を聞いたことあるんですけど、あれ都市伝説ですか?
世はまさに、大活字時代……!
目指せ創作大賞!!
海賊王note公式がいうわけですよ。
「この世の全てはそこにある」っつって。
もうね、note界の海賊が強すぎる。
読めども読めども、最強が湧いて出てくる。
もう一度言いますけど、私、9月までに本を作るんですね?(宣伝)
心が折れますがな……って話です。
こんな最強海賊たち読み続けた後に、自分の文章読み返す作業を延々とするわけです。
「……ここ、海じゃなくて琵琶湖かもしれん…!?」
わかりますか。航海してるつもりが、まだ滋賀県にいる大阪府民の気持ち。
俺も海賊になりてえよ、連れてってくれよシャンクスー!!
まだ第1巻から動いていないONE PIECEな心境です。
(ごめんなさい30巻までぐらいしか読んでないんですけど)
しかしです、琵琶湖をディスるつもりは全くないです。
あそこは関西のハワイですからね。
私、そこで海賊の一人として、フラダンス踊ってました。
(いいえ、本当の舞台は故郷茨城の海らへんです)
ありがたいことに、感想も複数の方からいただきました。
『メリー・モナークin大原田』の記事とともに、いただいた感想を格納しております。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当はひとつひとつ紹介して、鼻血出しつつ自慢して、鼻高々なウソップになりたいところですがな…!!
私の大事な大事な宝物です。
で、私も感想を書きたいと思っておりましたが、本数が多いのと、応援は今日までってことなので(別に過ぎてもいいのかしら??)、本当に、2、3行ほどですがご紹介をさせていただきたく!
じっくりした感想を書けない海賊で申し訳ないです。
しかしながら、どれもおすすめなのですよ!
マガジン格納順にて、一気にどうぞ!
これこそがファンタジー!舞台設定から悶える。そしてあっと驚く伏線と回収に、ある登場人物の名前を叫ぶ。これだけのファンタジーをリアルに書ける筆力に震える。
エロって言われて、ちょっぴりドキドキしつつ。実際エロいシーンはないんだけども、欲しいかもしれない小さじ1! 憎めない仕掛け、人の心理、ラストに気になる恋の行方。
なんか、美香がやたら美味しそうなのよねと浮かれていたら、ちょっとゾクゾクする流れ。ええ…!?怖い…!? でも大丈夫。美味しいものがいっぱい食べたくなります。
あの夏の記憶が全部ここに詰まってます。音も温度も湿度も光も夜も!
ラストの星空からサイダーの泡へと向かうグラデーションに涙出ます。思い出が弾ける。
ええと。無料でええんですか?ってレベルの文章力。震えるのは才能なのか、小説の内容なのか。とにかく私は震えてました。目の前で事件起こってる感覚になるトラウマ文章!(言い方笑)
『残夢』と同じ作者とは思えない、こちらハートが温まってトラウマ回復。まずヨウちゃんに癒されます。でも癒されるだけじゃない、考えさせられるのはやっぱり流石としか言いようがない。
どうかしてます、この圧倒的な知識量!情報量!それなのに情報過多にならずグググと引き込まれるように読み進めて、次が気になって仕方ない。空の魚で始まる話が、こんなにスケール大きい物語とは一話の時には思わなかったです。圧巻のファンタジー!
物語の中で語られる物語、突如出てくるバクの麦。日常を読んでいるつもりが異世界へ迷い込んでいるような、スコンと足を取られる感覚に陥る不思議さ!ミステリーを含みつつ、ソワソワしながら読む読書体験できます。そしてラストに全部納得出来ます!あとバクラブ。
JKが作るクッキー気になります。健気なJKと、コミカルな探偵二人の掛け合いに油断したらいけません、JKちゃんの巻き込まれる事件は深刻でした。でも甘いものがあれば大丈夫!美味しいは心が救う。
一話目の家族に対する私の憤りったら…!一話目で完全に心奪われてしまう。だけど、読めば読むほどに救われる。夢に出てくるおじいさんがまた愛しいの。家族の再生の喜びをしみじみと味わえます。
不思議な夜中のパン屋さんに連れられて、ふと周りを見渡すと懐かしい景色!行ったことがある土地なので、ワクワク止まらない。もちろん、行ったことがなくとも、丁寧に描かれた景色と、パンの香りに生きてることが実感できます。
とことん真剣にふざけますとのこと!ふざけるってかっこいい。私の中ではおしり探偵さんの世界線。大好きなんですだってエレガントで紳士。ヒラリ・クルリ・プルン・ボスン!と、つい口にしたくなる。後、ネーミングセンス、これ楽しんでいただきたい!
ハラハラ。最初はね、女性専用風俗で闇堕ち…!?なんて浅い想像していた私が大馬鹿でした。プロが紛れてますよここ!!って叫びたくなる文章力。マカロニさん登場からの変調にも慄きます。ひとつの作品に含まれる感情の機微、すごいです。
最初は貧乏神の愛くるしさに心を奪われ過ぎてしまうんですが、本筋の落語の深さに、知らない世界だとしても、どっぷりハマれます。もっと知りたくなります。あと、神様めっちゃ屁こきます笑!全部の流れが小気味良くて、この読了感、これこそが落語かもしれない!
みなとせはるさんのガッツリのファンタジーを読んだ後にこちらを読んで、オールジャンル書けるんかい!と。とにかく所作が美しい。文章が美しい。出てくる四季折々の愛情こもった食べ物飲み物が美しい。絵画の丁寧な最初の一筆が文章から滲み出ます。
繰り返し繰り返し出るラストの一文「レンタサイクルで去っていった」。このリズムの虜になります。リズムに囚われていたら、そこには大事な意味がある。良一にヤキモキさせられるのに、このリズムでふっと軽やかさが出る。ラストの2ケツ!ここ大のお気に入り!
静かな大人の恋愛。歳を重ねたゆえの、そして失った経験があるゆえの、慎重かつ丁寧な足取りの恋心。青い恋愛よりもずっと心に深く響く。それはもう、バイクのエンジン音さえも、心音のように響くのです。そして久しぶりにバイク乗りたい!(もうクラッチわからんけど)
眠れない、漠然とした不安がずっと体を纏います。読み進めても拭えない不安感は、この文章力に体が絡め取られているから。そしてラストに知る真実。深い深い眠りから覚めたとき、急に深く息が吸える瞬間がありますよね?その体験が文章でできます…!
飯テロの料理人のdoriokunさんの小説!毎回飯テロされてるから、どうくる小説!?と思ったら…思っても見なかった伝説の生物!鉄塔の塔子ちゃん!?不思議なファンタジーと、ご近所さんのキャラクター、こちら側の商店街の虜になります。多分美味しい店もある。
いや、まさかのラストです。ひええええ!ってなりました。ゾンビの世界線、実は苦手ジャンルなんですけど、一話から「苦手でしょ!?」って自分に言い聞かせたのに止めることができませんでした。全部心奪われてからのひええええ!!腐るの待てない。
私、恥ずかしながらこちらの格言知らなくてですね、調べてから、毎朝お茶を飲んでます。と、ついのめり込む気になる事件。記憶を司る魔法使いの切なさと余韻が、まさに緑茶の後味なんです。記憶は消えても、余韻が続く。お茶に救われれます。そして朝茶超おすすめ。
流石のお仕事リアル!ニュース番組が目の前で作られていきます。小さな事件が少しずつ大きな事件になっていく現場の興奮を味わえる。素人が簡単に動画を流せる時代だけど、やっぱりプロの仕事は隙がないことを思い知る。そして次の一歩を進む大人に胸熱!
もうね、不穏…!え、え、待って勘違いであってくれ…!と読み進める。脇汗でちゃう怖さです。このじっとり静かな狂気が、語り手によって少しずつ露わになっていくのが怖い。そして私の朝の神社散歩がちょっぴり怖くなる笑!面白い小説は罪です。
こちらは小説ではありません。小さな物語たち。まるで絵本を読むようにじっくりと柔らかく温かい時間を過ごすことができます。ちるさんの短歌が好き。この囁くような優しい言葉たちが大好きなのです。
そして、ごめんなさい、まだ未読…!!
買い物サイトのレビューで「まだ届いてないけど、期待を込めて⭐︎5つ!」みたいなのね、あれ、意味わからんよね。わかってるわかってるんですよ。
だけど、これらは、絶対期待を裏切らないと確信してます。
近々必ず読了します!!
ちなみにくまさんの小説は半分まで読了。丁寧なダンスシーンや景色の描写、その上挿絵まで全部心奪われる。ああん、ラストに何が待ってるのかしら!
アポロさんの出た時、全部出るの楽しみにしてましてん!
楽しみにし過ぎて、熟成させてしまいましてん!
シロクマ文芸部の小牧さんですがな!これ絶対読みたいんですってば!
時間が欲しいー!いいえ、時間は作るもの。
以上!
ざっくりまとめておすすめさせていただきます!
こんな鬼才たちの作品を読んでるのに、心を鬼にして自分の本を作る自分を全力で褒めて突き進んでますので、私の文フリ大阪もぜひ応援してください(さりげなく宣伝して終わる手法)。