【詩】Redemption
僕たちはどんどん先へ進む。
滅びの日が近いのではなかろうか。
僕たちはほんとうに遠くへ来たのだろうか。
同じところをぐるぐると回っていただけなのではなかろうか。
僕たちは進んできたつもりで居る。
たしかに後ろには遥かな道が見える。
それがどこへ続く道なのかは誰にもわからない。
僕たちはどこへ進むのか。
誰にもわからないまま進んできた。
これからもずんずん進むつもりで居る。
もう誰にも止めることはできない。
行き止まりが来たとしても誰も認めることはないだろう。
贖罪の日は必ずやって来る。
僕たちのエゴを満たすためだけに、
他の生き物の暮らしをしいたげてきた罰だ。