【井戸に】空想国会メディアの質の低下

 空想国会には多種多様なメディアがあり、日々報道を行っている。現在、公認メディアは『空想信州自由報道』『日進月報』『空想文藝』(現在はほとんど稼働していない)の3社であり、非公認メディアは『闘病と人語』『労働と進歩』『KUSOタブー』『大日本通信』『共和国新聞』『前衛』『帝都新聞』『FANPA』『民衆の友』『篠原真紘の便所の落書き』『中民新報』『空想東洋新報』『事務局報』の13社である。
 このうち公認メディア3社はそれぞれオリジナリティを出しているが、非公認メディアはどうだろうか。国営である『事務局報』、篠原権益を堂々とアピールした『篠原真紘の便所の落書き』、そして当方『闘病と人語』以外はどれも似たようなものである。そもそも、前回の参議院選挙の立候補者数は15人である。一方でメディアは公認非公認を合わせると16社である。「空想国会」と仮にも議会を名称に掲げておきながら、実態は議会よりもメディアの方が人気とはこれいかに。もういっそ空想メディアに名前を変えた方がよいほどである。また、公認メディアの認定要件に「個人名が入っていないこと」が挙げられているのにもかかわらず、『篠原真紘の便所の落書き』に限っては何を考えたのか、個人名を入れている。メディアは、数が増えたから素晴らしいというものではない。逆に有象無象のメディアが現れたことで、むしろ質が相対的に低下しているといえるだろう。我が『闘病と人語』は、メディアの質低下を懸念している。例えば、空想国会の重鎮である官房長氏は、「過度な体制批判しかできんのかここのメディアどもは」と述べている。確かに、これだけメディアがあって、親政権な立場をとっているのは『篠原真紘の便所の落書き』と『中民新報』とのみである。

 一方で、これはメディア従事者だけの問題ではなく、空想国会会員全体の問題でもあるのではないか。例えば、誰かが懸命に記事を投稿しても「まともな記事で笑った」などと茶化す人がいるのだ。これでは、メディアもモチベーションが下がるのみである。空想国会は、いい加減、風土病である「他人の足を引っ張る」のをやめるべきだ。


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