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帯状疱疹の痒さは移動する 〜外から内へ。そして…

2月に発症した帯状疱疹ですが、5月も半ばの今、思いもしなかった状態になっています。
3月の半ばに痛みが消えると、痒みが残りました。

皮膚にはかさぶたのようなものができたので
傷が回復してかさぶたが要らなくなる時の痒みだと思っていたのですが・・面白い現象が現在進行中です。


皮膚のかさぶたが消えると、皮膚の痒みも消えていきました。
私は当然、これで痒くなくなるだろうと安心していました。なぜなら、痒くてなかなか寝付けない日を送っていたからです。

ところが、皮膚表面の痒みが消えると、第二の痒みが来たのです。

それが、皮膚と呼ぶべきか、皮膚の内側と呼ぶべきか
掻いても直接触れることはできない場所で、ちょうど麻酔をかけた後のような感覚なのですが、帯状疱疹ができていた所が痒いのです。
直接掻くことはできませんが、掻かないよりはいい。おさまる気がする。そんな感じの状態になりました。

ああ、皮膚の内側も傷ついていたんだ。

と、ここまでは納得していました。


しかし、これで終わりではなかったのです。
痒さはミルフィーユ状態で、今痒いところが治ると薄皮を一枚ずつ剥がすように体の内側へと入っていきます。なんと、帯状疱疹が治ってから2ヶ月経った今でも痒いのです。

痛みが長引く人がいるということは聞いていましたが、痒みがこんなに長引くとは思いもしませんでした。

先週は体のかなり芯(背骨に近い)の方が痒くて、皮膚を掻いたくらいでは、全く届きません。腰をトントンとかなり強く叩くと、ようやく届きます。

そして、背中の痒みは今日は、胃?の近くまで迫ってきているようです。胃に感覚があるかは不明ですが、胃の裏が痒い! と感じています。

痒みは体の芯へ向かっているのだと思っていましたが、もしかしてこのまま体の前へ移動し、突き抜けて行くのでしょうか?

初めての帯状疱疹、初めての体を侵食する痒み。
やっぱり人の体って、未知で面白いですね。
この次、どうなるのか楽しみです。

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