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『9割の人が知らない、ソウルメイトの秘密』 第9回:なぜタイプではない人には好かれるのに好きな人には好かれないのか?

なぜ、パートナーに出会えないのか?

以前の私は、ずっとパートナーができないことがコンプレックスでした。

40歳で結婚するまでに付き合った女性は3人。

そのうち1人は交際1ヶ月でスピード破局…。

「これって、付き合ったうちに入るの!?」と思うのだけど、見栄を張って無理やりカウントに入れています(汗;

初めて彼女ができたのは24歳。

それまでずっと、「彼女いない歴=年齢」であることで、悩んでいたんです…。

だからテレビで「今まで付き合った人は何人?」というのをやっているのを見るたびに、すごくイヤーな気持ちになりました。

女性が苦手で、非モテな自分は、人より劣った人間なんだと思っていたんです。

それで、恋愛心理学やスピリチュアルの本を読み漁り、高額なセミナーにも参加したりしました。

カリスマナンパ師の通信教材も買ったことがあります(汗;

その後、私は、Dr.ジョン・ディマティーニと出会いました。

引き寄せブーム”を巻き起こした『ザ・シークレット』の著者の一人で、世界的な人間行動学の権威です。

私は、彼に師事し、数百万円を投資して「ソウルメイトを引き寄せる方法」を学びました。

そうしたら、

「なぜ、望んでいるのに、パートナーに出会えないのか?」

ついに、答えがわかったんです。

恋愛・結婚の心のブレーキ

もったいぶらずに、ズバリ、答えを言います。

望んでいるのに、パートナーができない人は、”パートナーができたら困る理由”を持っています。

だからパートナーをつくらないことを、自分で選択しているんです。

でもこう言うとあなたは、反論するかもしれません。

「私は、そんな選択していません! 実際に、マッチングアプリで恋活してますから!」って。

そんな風に反論したくなる気持ちすごくよくわかります。

だって、パートナーをつくらないことを選んでいるのは、”あなたの意識(顕在意識)”ではなく”あなたの無意識(潜在意識)”なのですから。

望んでいるのに、パートナーができない人は、過去の恋愛・結婚で、次のような”痛み”を持っているんです。

1.二股や浮気をされ、女性(男性)としての価値を低く見られた痛み

2.束縛・コントロールされた痛み

3.自分のプライベートスペースにズカズカ侵入された痛み

4.精神的に見捨てられたり、心変わりされた痛み

5.肉体的または精神的な暴力をふるわれた痛み

6.怒りの感情をぶつけられた痛み

7.上のことを自分が相手にした恥や罪悪感

過去の恋愛・結婚で痛みを経験した人は、無意識に、また同じことが起きることを、恐れています。

だから、痛みを避けるために、(無意識に)新しいパートナーをつくらないようにしているんです。

つまり、意識では、パートナーが欲しいと願っていて、無意識では、パートナーができたら困ると、思いっきり、ブレーキを踏んでいるということ。

傷つかないで済む恋愛

だから、痛い思いをしないでできる恋愛という、意識と、無意識の、両方の、願いが叶う、状況を、作り出す人が、少なくないんです。

それは、次のようなものです。

1.既婚者を好きになる

相手が既婚者なら、一線を超えて、深い関係にならずに済みます。

束縛も、コントロールもされないし、自分の心理的なプライベートスペースに、ズカズカ侵入されないから、安全なカタチで恋愛をすることができます。

2.推しを追いかける

推しといっても、相手は、必ずしも、有名人ではありません。

スピリチュアルセミナーの講師や、お金持ちの経営者、インディーズのアーティスト、美容師など、実際に会うことができる人で、尚且つ、手が届きそうで届かない憧れの人を、好きになります。

少し離れたところから、眺めているだけなら、その人の良いところ、素晴らしいところしか見えません。

推しに、理想のパートナー像(ファンタジー)を投影し、ロマンティックな片思いをしているのです。

推しとは、決して親密な関係性になることがないから関係性で傷つくことがありません。

わざわざ付き合えない人を選んで好きになっているのです。(もちろん、無意識に。)

3.タイプでない人に好かれる

タイプではない人からは好かれるのに、好きな人には好かれません。

タイプでない人だったら、親密になっても安全です。

恋愛感情のない友達なら、もし相手が別の人を好きになって、自分の前から去っていったとしても、傷つかないで済みます。

それに、恋愛感情のない友達なら、心理的な境界線を超えて、自分のプライベートなスペースに入ってこないから安心です。

相手から好意を持たれることで、女性(男性)としての、自己価値感や、自己重要感を感じることもできます。

このタイプの人は、自他の心の境界線(バウンダリー)のテーマを持っていて、他者が、自分の心理的なプライベートスペースに、踏み込んでくることへの嫌悪感を持っていることが少なくありません。

だから、他者と心理的に親密になることを、無意識に避けているのです。

4.短命恋愛を繰り返す

付き合って、短期間ですぐ別れることを、繰り返します。

そうすることで、恋愛初期のロマンティックな気分だけを、味わうことがあります。

相手と、親密になりそうになると、突然、心のシャッターを、「閉店ガラガラ」してしまいます。

このタイプの人も、「バウンダリー」のテーマを持っていることがあります。

また、過去のパートナーシップ、人間関係で、大切な人を失った”喪失した悲しみ”(グリーフ)を持っていることがあります。

彼らは、好きな人と親密になって関係性を失うことを無意識に恐れているのです。

5.イマジナリーパートナーをつくる

元カレや元カノと”自然消滅”のようになった後も、「関係性はまだ続いている」と信じ込み、イメージ(空想)の中で、恋愛関係を続ける人もいます。
私たちの脳(マインド)には、欠けていると感じものを、イメージの中に”バーチャル”に創り出し、補おうとする機能があります。

友達のいない孤独な子供は、マインドの中にイマジナリーフレンド(空想の友達)を創り出し、実在感のある友達として一緒に遊ぶことがあります。

それと同じで「何年も会っていない人」や「メッセージしても返事をしない人」とはもう、付き合っているとは言えないのだけれど、マインドは、実在感のあるパートナーとして認識しているのです。

イマジナリーパートナー(空想の恋人)は、「私には、彼氏(彼女が)いる」という実在感と安心感を与え、孤独を癒してくれる存在です。

しかも、彼らは、決して自分を傷つけないから安全です。

このタイプの人は、過去に、異性から、拒絶や否定された痛みを持っていることがあります。

いかがでしょう?

意識では、パートナーが欲しいと願っているのに、無意識では、痛みがあるから、パートナーができたら困ると思っている。

だから、痛みを避けて、安全なカタチでできる恋愛関係をつくり出しているのです。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいるのと同じです。

これでは、前に進めなくて、当然です。

では、こうした状況を変えるには、どうしたらいいのでしょうか?

それには、パートナーシップの心のブレーキを解除すればいいのです。

過去の恋愛・結婚て経験した心の痛み(トラウマ)を、ディマティーニ・メソッドで、一つずつ解消していくことで、人生に、再び、パートナーを招き入れることができます。

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