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人生が変わるCBDの奇跡



CBD(カンナビジオール)によって、私の長年の持病のリウマチと、乾癬(皮ふ病)が4か月で劇的に改善した体験ストーリーを紹介します。


CBD

CBDは、大麻草に含まれる有効成分(化学物質)です。

大麻と聞くと、日本では、違法な麻薬をイメージする人も多いかもしれません。

けれど、近年の科学研究によって、「大麻草」に含まれるCBDには、人間の心と体を健康にする効果があることが、わかってきたんです。

CBDは、「てんかん」「アルツハイマー型認知症」「パーキンソン病」「PTSD」(心的外傷後ストレス障害)など、あらゆる病気・症状の治療に有効とされ、アメリカやカナダなどでは医療目的で使われています。

世界保健機関(WHO)も、CBDには、「乱用してしまうような依存性はない」「様々な病気・症状の改善に効果があることを示す科学的なエビデンス(証拠)がある」と、安全性と効果に太鼓判を押しています。

引用:WHO「CBD事前審査報告書」

現在、日本では、大麻草の茎とタネから抽出された違法性のないCBDでつくられた製品が、健康食品として、インターネットなどで販売されています。

こうしたCBD製品の多くは正式な手順で厚生労働省と税関を通した安全・合法な製品です。

身体障害者1級

実は、私は、重度の身体障害者なんです。

障害者手帳には、障害の程度に応じて等級があります。

等級は、1〜7級まであって、もっとも重度の障害者が1級、もっとも軽い障害が7級です。

私の等級は、”肢体不自由1級”。

つまり、私は、日本の障害者の中で、もっとも重度の障害者ということですね。

ちなみに、1級の障害者手帳を持っていると、

・医療費が全額免除される(持病以外の通院でも適応、歯医者さんもタダ)

・映画を半額で観られる(同伴者一名も半額)

・新幹線、飛行機、長距離バスなどが4〜5割引きになる

という、”すごくお得な特典”(!?)があったりします。

ちなみに、私は、奥さんとよく映画に行くのですが、付き添いの介護者も半額なので、奥さんも、その恩恵にあずかっています 笑

2つの難病

じゃあ、なぜ、私はそんな重度の障害者なのかというと、それは、2つの持病のせいなんです。

私の持病の1つ目は、「関節性乾癬」(かんせん)という皮膚病です。

以前に、モデルの道端アンジェリカさんが、「乾癬」であることを公表したので、もしかしたら、あなたも、この病名を聞いたことがあるかもしれません。

世の中には、なぜ病気が発症するのか、どうやったら治せるのか、まったくわかっていない病気が130種類ぐらいあります。

そういう、とても治りにくい病気を、厚生労働省が「特定疾患」に指定しているんです。

いわゆる「難病」と呼ばれるものです。

で、「乾癬」は、その特定疾患なんです。

全身に真っ赤な炎症が広がって、その上に白いかさぶたのような厚い皮膚が覆う、皮膚病です。

私の乾癬の背中の症状

とてもかゆいので、いつも体を無意識に、ぼりぼり掻きむしってしまいます。

で、気がついたら、血まみれになっていることがよくあるんです 汗;

掻きむしると白いフケのような皮膚が、ぼろぼろ落ちて、あっという間に、床一面が私の皮膚で埋め尽くされてしまいます。

それを、ほうきで集めると、両手ですくえるほどの、すごい量。

でも、それで、1日分なんです。

見た目が醜いうえに、”乾癬(かんせん)”といういう病名が”感染”を連想させるので、なるべく、人目につかないように、夏場でも、ずっと長袖を着ていました。

*実際は、乾癬は、他人に感染しません。

プールや、温泉など、人前で裸になることも、もちろんできません。

私は、そんな難病と、小学5年の頃から、40年近くずっと、付き合っているんです。

私の持病の2つ目は、関節リウマチです。

関節リウマチは、全身の骨や関節が、どんどん破壊されて、変形してしまう病気です。

私がリウマチになったのは、27歳のとき。

朝起きたら、全身の関節がこわばって、すごく痛い。

で、整形外科に行ったら、関節リウマチだと、診断されたんです。

お医者さんから「このままだと、車椅子の生活になるかもしれないよ」と言われました。

私の場合は、病気の進行がとても早かったんです。

手の指の骨や、頚椎(首の骨)、肘の関節などが、次々に破壊されて、変形していきました。

私の両手の指のレントゲン

で、あっという間に、肢体不自由の身体障害者になってしまったんです。

特に、酷いのは、頸椎(首の骨)です。

正常な頸痛は、7つの骨にわかれていますよね。

でも、私の頚椎は、リウマチによって一度、ぐしゃぐしゃに破壊されて、そのあと、壊れた骨同士が再結合して、一つにつながってしまっているんです。

「頚椎癒合症」と言います。

一度、溶けたアイスキャンディをもう一度、凍らせたら、変なカタチで固まってしまったみたいな、そんなイメージです。

左側:正常な頸椎 右側:私の変形した頸椎

首が完全に固まっているから、後ろを振り返ったり、上を向いたりすることが、一切、できません。

しかも、首が前方に傾いたまま固まっているので、歩いているときに、道路しか見えないんです。

腰が曲がったお年寄りも、きっと、私とおんなじなんだと思います。

だから、私は、もう何年も、空を見上げたことがないんです。

「ほら、今日は、月がとってもきれいよ」

なんて言われたって、首がビクとも動かないから、月なんて、見えるわけがない。

しかも、リウマチはとにかく痛い病気なんです。

生きたまま骨を砕かれるわけですから、当然と言えば、当然なんですけど。

だから、鎮痛剤のロキソニンが一年365日、手放せない。

もし、ロキソニンが切れたら、「イタタタタ・・・」と、その場にうずくまって、身動きができなくなってしまう。

だから、絶対に、在庫を切らさないように、ものすごく気をつけていましたし、いつもお守りにみたいに、肌身離さず持ち歩いていました。

私が試した治療法

病気を治すために、これまで、本当に、色々な治療法を試してきました。

まずは、当然、病院での標準治療です。

「メトトレキサート」(製品名:リウマトレックス)という抗がん剤を、5年ぐらい服用していました。

でも、この薬は、私には、あまり効きませんでした。

一般的な服用量の倍ぐらい飲んでいたのに、リウマチの骨破壊が、ほとんど止まらなかったんです。

ちなみに、乾癬とリウマチの治療薬は、同じものなんです。

メトトレキサートは、乾癬と、リウマチの治療薬として、とてもポピュラーです。

あと、代替療法と呼ばれるものも、たくさんやりました。

いちばんイヤだったのは、大腸洗浄です。

大腸の中の宿便を洗い流す、デトックス(解毒)の治療法です。

女性の看護師さんに、お尻の穴から管を入れられるんですよ・・・。

これは、毎回、精神的にしんどい 汗;

結局、15回も、やったんですけど。

あとは、うちの母が、心霊治療なるものを見つけてきて、お祓いを受けたことがあります。

動物霊とか低級霊が取り憑いて、病気になっているということらしいのです。

でも、私には、効果があったのか、なかったのか、いまひとつ、わかりません・・・。

症状が人生最悪レベルに悪化

そんな様々な治療法を試みるも、その後、乾癬と、リウマチの症状が、人生最悪レベルに悪化してしまいます。

それは、2017年頃のことです。

最悪レベルに悪化 しかも食事療法で痩せてしまう

このときは、本当にキツかった。

鎮痛剤のロキソニンを飲んでも、ぜんぜん痛い。

より効果の強い鎮痛剤のボルタレンを飲んでも効かない。

で、ほぼ寝たきりの状態になってしまったんです。

当然、仕事もできません。

痛みと、かゆみのために、明け方まで眠れない日々が続きました。

体が水に濡れると、より具合が悪くなるから、お風呂にも、入れない。

3日に一度、頑張って入るという感じでした。

本当につらいときは、数メートル離れたトイレに行くのに30分かかかったことも。

まるで、拷問を受けているような気分でした。

この頃、血液検査で、体の炎症を示すCRPという数値が、3.66もありました。

皮膚の症状と、関節の破壊が激しい(炎症している)ときは、この数字が、大きな値になります。

CRPの数値が3.66

健康な人のCRPは、0.3以下なので、この時の私は、普通の人の12倍も、体中が燃え上がっていたことになります。

どうりで、痛いわけです。

効果があった2つの治療法

病状が、より深刻になってしまったので、新しい治療を2つスタートさせることにしました。

1つ目は、分子栄養学に基づく、ドクターズ・サプリメントです。

クリニックで、詳細な血液検査を行い、そのときの体の状態を、数値化します。

その検査結果から、テレビにもよく出ている、スーパードクターが、私の体に必要な栄養素(サプリメント)を、オーダーメイドで処方してくれるという、サービスです。

自費診療だし、マンツーマンのコンサルだから、費用もすごく高い。

一回、血液検査するだけで、5万円ぐらい、かかるんですよ。

でも、背に腹は、変えられません!

もう一つは、フィシオエナジェティックという方法です。

筋肉反射テスト(キネシオロジー)という、やり方で、どこに、私の病気の原因があるのかを、詳しく調べていきます。

私の場合は、解毒できない体質であることがわかって、こちらも、食事指導と、サプリメントを処方してもらいました。

この2つの治療法は、私にすごく効果がありました。

しばらくして、炎症を示すCRPの数値が、3.66から、2.12まで、落ちたんです。

これは、治療に効果があった証拠です。

しかし、その後は、症状の改善が見られずに、足踏み状態に。

少しは良くなったとはいえ、あいかわらず、リウマチの痛みも、乾癬のかゆみもツラい・・・。

生物学的製剤ヒュミラ

そんなタイミングで、リウマチ科の医師から、より効果の高い薬の使用を強く勧められました。

「生物学的製剤ヒュミラ」という薬です。

この薬は、リウマチと乾癬にすごくよく効く新薬です。

実は、前にこれとは違う生物学的製剤を一時的に、使っていたことがあるんですが、そのときに、ひどいうつ状態になってしまったんです。

きっと、薬の副作用だと思うんですが、効果が強いということは、それだけ、リスクも高いということなんですね。

だから、生物学的製剤は、本当はもう使いたくなかったんです。

でも、そんな悠長なことを、言っている段階ではなかったので、バンザイ降参して、ヒュミラを使うことにしたんです。

ヒュミラを使い始めてすぐに効果が出はじめました。

体の炎症を示すCRPの数値が2.12から、1.36まで落ちたんです。

繰り返しますが正常な人の数値は、0.3以下なので体中が燃えていることに変わりはありません。

大火災が、少しだけ、鎮火してきたと、いう感じでしょうか。

しかし・・・

しばらく、ヒュミラを使っていたら、効き目が鈍くなってきたんです。

どうしても、一定の数値から下がらない。

えっと…、この薬は、最後の手段なのに、これで効かないのなら、私は、一体どうしたらいいのだろう・・・。

悪いことは重なるもの

そんなタイミングで、奥さんのがんが、見つかります。

それは、2019年1月のこと。

健康診断で、引っかかって、再検査を受けたら、婦人科系のがんであることがわかったのです。

まさに、晴天のヘキレキ。

ガーン。

いやいや、これは、笑えない。

私の体調もあいかわらず、良くないのに、奥さんまで病気になってしまうなんて、ほんとうにこれから、どうしよう?

目の前が真っ白になりました。

私ならCBDを使うわ

ある日のこと。

夜中に、ハッと目が覚めて、知り合いのお医者さんの顔が頭に浮かびました。

これは、そのお医者さんに会いに行けという紛れもないサインであると、直感的に思いました。

それで、すぐに、奥さんを連れて、知人のお医者さんの診察を受けに行ったんです。

すると、そのお医者さんは、「私なら、これを使うわ」と、CBDオイルを勧めてくれたんです。

私、以前から、CBDのことは、知ってはいたんです。

一本4000円ぐらいの、安いやつなら、使ったことがあった。

でも、その先生が教えてくれたCBDは、すごく良いやつでした。

先生は、私のリウマチと乾癬にも、きっといいと思うから、奥さんと一緒に飲んだらと、すすめてくれたんです。

そんなわけで、私は、奥さんに便乗して、CBDを使い始めなのです。

私のCBDオイル摂取量

記録をとってあるのですが、CBDを使い始めたのは、2019年3月23日です。

先生のアドバイスのとおりに、少量からスタートしました。

最初の1週間は、CBDのボトルに書かれている、ミニマム(最小摂取量)を、1日1回、舌下で、摂取。

2週目から、ミニマム量を1日2回に増やし、1か月半、その量の摂取を続けました。

でも、体感は、特になし。

強いて言うなら、前より眠れるようになったかな、と言った感じです。

効いているのいないのか、いまいちわからんと言うのが、素直な感想です。

でも私、そもそも、こんなもので、良くなるなんて、1ミリも期待していませんでした。

だって、今までそういう期待は、ことごとく裏切られてきたから。

私みたいな、病気というのは、一生治らないのが、当たり前なんですね。

だから、あんなに、いつも、病院は、人でいっぱいなんです。

病気とうまく折り合いをつけながら、生きていくしかない。

私はそんな風に、ずっと前から、あきらめていたんです。

なので、CBDも、特に期待することなく、淡々と、使い続けました。

乾癬が跡形もなく消え去る

1ヶ月半〜3か月目までは、先生のアドバイス通りに、さらに摂取量を、ガクンと増やしました。

最大で、ボトル記載の標準摂取量の2倍ぐらいを、摂取しました。

そうしたら、3か月ぐらいして、皮膚の炎症が、少し、うすくなってきたんです。

まさか、そんなバカなと思いました。

だって、小学5年から、46歳まで、一度も、消えたことがなかった皮膚の炎症がこんなもので消えるなんて、そもそも、信じていない。

だから、最初は、気のせいだと、思ったんです。 けれど・・・

CBDを使い始めてから、4か月が経った頃、私の全身に広がっていた、真っ赤な乾癬の炎症は、跡形もなく、消え去っていたのです。

それと同時に、あんなに痛かったリウマチの痛みも、うそのようになくなっていました。

でも、それは、うそではありませんでした。

リウマチ科で血液検査をしたら、炎症を示すCRPの数値が、0.05まで一気に、下がっていたからです。

CRPの数値が0.05に!

これは、完全な正常値です。

「午前中」がある生活

そして、毎日、朝、普通に、起きられるようになったんです。

以前の私には、午前中というものが存在しませんでした。

リウマチは、朝起きたときが、いちばん痛いんです。

「朝のこわばり」というのですが、リウマチ患者は、朝起きて、すぐに、体が動かないんですね。

こわばりが解けて、ようやく体が動くようになるのは、午後になってからなんです。

だから、私の人生には、これまでずっと、午前中というものが存在しなかった。

けれど、今では朝7時に起きて、顔を洗い、すぐに仕事をはじめるという、普通のことができるようになった。

朝7時から、夜11時ぐらいまで、ぶっ通しで働いても、大丈夫なほど、元気になったんです。

障害者のくせに、もしかしたら、健常者よりも働いているかもしれない 笑

ドラクエ・ウォーク

そして、「ドラゴンクエスト・ウォーク」という、万歩計機能がついたスマホのゲームで毎日、遊ぶようになったんです。

このゲームは、外を歩き回った距離に応じて、キャラクターが強くなっていく、というもの。

で、私は、狂ったように、外を歩きまわった。

で、気がついたら、たった2か月で、約30万歩(210キロ)も、歩いていました。

この前まで、寝たきりの、身体障害者だった私が。

空が見える

そして、ドラゴンクエスト・ウォークで外を歩いているときに、ふと、気がついんです。

「あ、空が見える」

私は、気がついたら、もう、何年も見たことのなかった、青い空を見上げいました。

首が少し、動くようになっていたんです。

リウマチ科の医師からは、一度、癒着した首の骨は、二度と動くようになることはないと言われていたのに。

もちろん、こうしたすべての、癒しの効果が、CBDオイルによるものではないと思うんです。

同時並行していた、ドクターズ・サプリメントと、フィシオエナジェティックの、相乗効果も大きいと思うので。

けれど、CBDオイルが、私の持病の関節リウマチと、関節性乾癬の劇的な改善の決め手になっていることは、間違いありません。

「自分と同じ体験を、他の人にもして欲しい」

私は、強く、そう思いました。

そういうわけで、CBDを一人でも、多くの人たちに、広げるために、今こうして、この体験記を書いているんです。

私の体験が、少しでも誰かの役に立つと、嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

追伸

妻のがんは、幸運なことに、初期であったため手術によってすべて取り切ることができました。

あれから5年経ちますが、再発もしていません。

定期的に、検査をして、経過を観察していますが、今のところ、大丈夫そうで、ほっとしています。

それと、私のリウマチと乾癬の症状も、5年経った今も、いい状態をキープしています。

リウマチ科の先生から、「ちゃんと、病院に来い」「ちゃんと、薬を使え」と怒られるので、

たまにヒュミラを使いますが、以前と比べて、薬の使用量は、5分の1以下です。

今日も、CBDを飲み、元気に、ドラゴンクエスト・ウォークで外を歩いています。

2024年7月21日 横浜・大倉山の自宅にて 飛田貴生

#創作大賞2024 #エッセイ部門 #リウマチ #乾癬 #CBD

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