【🇦🇺ワーホリ・留学】ホームステイって？どんな感じ、こんな感じ

わたしは10年前に、ワーキングホリデー（通称：ワーホリ）をしていました。場所はオーストラリアのパース、今私が住んでいる場所です。
来てすぐに１ヶ月ほどホームステイをしました。
今日はその時の体験について書いていきたいと思います。

わたしは、人生で1回はホームステイをするのもありかなと思います。
人生の中で全く知らない人にホストしてもらって、全く知らない人の家で長期間過ごすってなかなかない体験。

以前ブログのでも書きましたが、ホームステイはビジネスでもあります。
そのため、当たり外れがあるのが当たり前。

【シャワーは原則10分以内？！】オーストラリアのホームステイのイメージと現実

ホームステイに申し込む過程・どんなホストだった？

わたしは日本から留学エージェントを通して申し込んだため、手続きなどはエージェントにお任せ。そして事前にどんな方が私のホストになってくれるのかも教えてもらえます。

渡豪１ヶ月くらい前にホストが決まり、その方の家族構成や趣味などの簡単な情報を共有されます。

私のホストは、70歳の一人暮らしの女性。
穏やかで、ガーデニングが大好き。
週２回ズンバ（ブラジリアンダンス）をしていて、とてもアクティブでした。キラキラしていて、上品、とてもしっかりとしている方でした。

学生の受け入れは、過去に何度もあるのでとても慣れている様子。過去には、日本人の受け入れ以外に、メキシコ、コロンビア、ヨーロッパからの女性の学生さんを受け入れていました。

オーストラリア到着後

オーストラリア到着後、早速ホストファミリーの家にいきます。
お出迎えしてくれ、家のツアーを軽くしました。その後は「疲れているでしょう」と言って、夕食までは自由時間としてくれました。その間にアンパッキングしたり、家族に無事についた報告などをしたように覚えています。

次の日は一緒にスーパーに連れて行ってもらいました。翌日から始まる学校に必要なものや、ランチの食材などを買いに行きました。

学校初日は、わたしが無事に辿り着けるように一緒に学校まで着いてきてくれました。バスに乗りルートやバス停を教えてもらいました。
学校が終わるとシティで待ち合わせて、Optus（携帯電話会社）について行ってもらい、携帯の購入をしました。当時は日本からの携帯がSIMロックされていて、海外では使えなかったわたしの携帯。そのため、プリペイド携帯を購入して、現地でのやり取りはこの携帯で行っていました。

今考えると、ここまでしてもらえたなんて、とてもありがたい！！おそらく、周りを見てもこんなにしてくれるホストは他にはいなかったと思います。わたしは本当にいいホストマザーに出会うことができました。

"JUST IN CASE"がわからない！わからないことへの恥の排除

ホストマザーとは、テキストで必要なことをやりとりしました。
彼女はよく外出をしていたので、わたしが家に先に帰ることが多かったです。そんな時に、「お菓子がここにあるから食べてね」とか「郵便が来るかも知れないから受け取っておいて」などのやり取りを英語でテキストしていました。

ある日、来たテキストに「Just in case」という言葉があり、意味がわからなかったわたし。

はて・・・・？

どう言う意味だろう。

わからず辞書を引く。でもしっくりした言葉がみつからない。当時は、今ほどGoogleの機能が発達していなかったし、英語に特化したブログなども少なかったので見つけるのにとても苦労をした記憶があります。

調べてもちょっとよくわからなかったので、家に帰ってきたマザーに聞いてみました。
このことがきっかけに、「わからないことはわからないと言うこと」の大切さに気がつきました。
そして、「わからないことへの恥ずかしさ」がなくなりました。

逆に「わからないこと」を隠している方がよっぽど良くないし、いつまで経っても自分が成長しません。
素直に「わからない」と言えることが、英語力とコミュニケーション力の上昇になります。

そしてさらに、こうやって「何かとリンクした英単語」と言うのは絶対に忘れません。

ちなみに「just in case　=　念の為、一応」と言う意味です^^

ホストファミリーと一緒に過ごした時間

基本家にいるときは、なるべくリビングで過ごすように心がけました。

「日本人の学生は、シャイだから部屋にこもってしまうことが多い」
と、渡豪する前に何かで読んでいたこともあり。そうならないようにしようと、なるべく常にリビングにいました。

そうすると自然とマザーとの会話が生まれて、おたがい話をするきっかけになります。

夜ご飯は毎日一緒に食べ、片付けを一緒にしました。
この間に、「学校であったこと」「日本でしていたこと」「オーストラリアとの違い」など、たくさん話しました。
わたしのマザーは間違っている単語を直してくれたり、拙い英語も辛抱して聞いてくれていました（ほんとうにありがたい！涙
ご飯を食べたあとは、一緒にテレビを見て番組に対して「あーだこーだ」話した時間がとても楽しかったです。

休日の日は、２人の予定があった時は少し遠出をしました。マザーの運転で海まで遊びに行ったり、野生のカンガルーがいる場所に行ったり。マザーの娘さん家族とご飯に行ったりしました。
１ヶ月ですが、とてもたくさんいい経験をさせてもらったように思います。

体験して思うホストファミリーとの良い付き合い方

わたしは、他のホストファミリーより恵まれている方だと思います。

なかにはケンカが絶えない家族や、あまり裕福ではない家族、共働きで常に家にいない家族など、どんな家庭に当たるかわかりません。

それでも、こちらから歩み寄る姿勢というのは大切なのかなと思います。

どうしても受け身になりがちなわたしたちですが、海外に来て大切なことは「自発的になること」なのかなと思います。
こちらからアクションをすることで、向こうにもわたしの意思が伝わります。

オーストラリアに来て思うことは、わたしは自発力がとても足りなかった。

ですが、教育課程上「同調することが第一」として、育ってきたわたしたち（世代にもよる）は、受け身になりがちなのかなと。

それが、シャイ、自分の意思がないと思われてしまうのがとてももったいないと思います。

先ほども触れましたが、「わからないことはわからないという」これも自発力です。
積極的に自分からホストファミリーに話しかけて、わからなかったら、
”I have never heard that before. Can you please explain that to me?”
（聞いたことないんだ！教えてくれる？）
と一言言うだけで、向こう側は喜んで教えてくれることでしょう。

ホストファミリーとうまく行かない、どうやって話したらいいかわからないと言う場合は、何か共通話題を見つけて、自分から積極的に話していくことがいい付き合い方ができる第一歩なのかなと思います。