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【自己紹介のつづき】ワーホリから留学生、そしてオーストラリア移住
ずーーーっとパース。
ワーホリもパース。
学生時期もパース。
その後も、ずーっとパース。
「パースは、好きな人と嫌いな人が極端に分かれる」とよく言われているけれど、ここまでずっとパースから動いていないので前者なのかなと思います。
2015年 ワーホリ時代
わたしがワーホリで来たのは2015年。
今から約10年前。
その頃はシティのバスターミナルはあんな立派な物ではなく、ただ平たい土地にバス停が8個くらい並んでいるだけでした。エリザベスキーなんてものはなく、ユニクロもダイソーもない。そんな時代でした。
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わたしはエージェントを通して申し込んだこともあり、着いてから1ヶ月間は安心のホームステイ。その後はシェアハウスを転々としながら、生活していました。
来て2ヶ月後くらいに仕事が見つかり、ホステルのレセプションの仕事を6ヶ月しました。チャレンジングなことが多かった仕事ですが、今振り返るととてもいい経験になりました。
当時は仕事探しに特に困ることはなく弾くて数多だったので、周りの友達もわたしも結構すんなりと仕事が見つかっていました。
今はなかなか見つからない、とよく聞きます。
仕事探し中の皆さんに心のなかで「がんばれ!」とエールを送っていますよ。そう考えると当時のわたしがどんなにラッキーだったのか…感謝しないとですね。
オーストラリアのワーホリは、一つの企業で働ける期間が6ヶ月間。
レセプションの次は、韓国料理屋さんでウェイターとして働きました。レセプションよりも責任感が少なく、みんなでワイワイして楽しい思い出ができました。
2016年 日本帰国
ワーホリがおわり日本に帰った2016年。
帰国後は、オーストラリア生活の燃え尽き症候群になってしまいなかなか前に踏み切れない毎日。オーストラリアの広大な自然と、いままで触れたことのない新しい価値観が忘れられず悶々としていました。
でも「理由なくオーストラリアに戻ること」だけは、したくなかったわたし。
もう一度自分と向き合いながら空港での仕事を見つけ就職。その間、IELTSの勉強を毎日続けていつでも渡豪ができる準備をしていました。
同時に、興味のあった整体の学校に通いはじめました。この整体との出会いが、再びパースに戻るきっかけとなりました。
その後、仕事と勉強・学校の両立をし、民間資格取得。同時に整体サロンで働きながら、IELTSの基準スコアを取得してここで条件が揃いました。
2019年 再びパースへ|リメディアルマッサージ学生スタート
2019年に学生ビザで念願のオーストラリア、そしてまたパースに渡豪。リメディアルマッサージを学ぶために、学校に通いながらマッサージ店で働きました。
2020年〜現在 パンデミックにより学校閉鎖
通い続けて、カリキュラムが半分ほど終わった頃。パンデミックがあり、通っていた学校閉鎖してしまいました。その後、一度は語学学校に通うも、TAFEへのトランスファーを経て無事にリメディアルマッサージコース卒業。
セラピストとしてクリニックでしばらく働いていたのちに、セラピストではない別の仕事のオファーをもらい現在に至ります。現在は現地企業で楽しく働いています。
ざっと振り返り「自分、強くなったなぁ」と思うことばかり
渡豪当時は、「自分の英語にも自信がない」「将来自分が何をしたいのかも分からない」「でも日本には帰りたくないし…」と負のループ。笑
ワーホリ時代も学生時代も、「オーストラリアで生活していきたい」という漠然とした思いだけではもちろん難しく…。
いざ生活してみると、全ては自分との戦い。
英語の壁はもちろん、経済的にもメンタル的にもキツかったです。豆腐メンタルな自分に打ち勝つのも苦労したし、周りと比べてしまう自分にも苛立っていたし。
自分に自信がついてきた今となっては、なんであんなにウジウジしていたんだろうと思いますが。当日は生理が2ヶ月以上止まるくらい、ストレスを抱えていました。
今思うことは、誰でも環境が変われば自分に迷ったり苛立つことがあり、
それが当たり前だと思います。
けれど当時のわたしは、そんな自分を受け入れることができず、常に人と比べていたりして落ち込む毎日。
100%の自分でいられないから楽しめなかったり、自信がなくてうじうじしていたり。
人生そんなもん。
でもいまはそんな昔の自分に手を広げて大きなハグをしてあげたいです。
「頑張ったね、寂しかったよね。でも悩んだ分だけ強くなったんだよ」って。
だから、日本から新しいチャレンジを求めて異国の地に踏み入れていて、悩んだり不安な思いをしている人へ。そんな思いをしているのは、1人じゃないんだよって言いたい。もう日本から飛行機乗っただけで、めーっちゃ頑張ってるから。って今は思いますけどね。
長くなりましたが、いろんな経験をして今では良い笑い話になりますし、こんなところでシェアできるほど皮膚が厚くなったというか。
ここではざっくり書きましたが、少しずつ体験談をポロポロ書いていけたら良いなと思っています。