_目標再設定

最近あまりトレードもシナリオアップもできていませんでしたが、
トレードの不調を受けて、原点に立ち返るために
参考にしていた資料を読み漁っていました。

 ・100億円トレーダーさんのテキスト
 ・大衆心理を利用して利益を上げる!維新流トレード術
 ・ずっと使えるFXチャート分析の基本
 ・先物市場のテクニカル分析(※オシレーター系の部分は読みません)
 ・高勝率トレード学のススメ

本の選定理由はこちらです↑

どれも読み直すといかに私が未熟で、
テクニカル分析でトレードしていたと思っていたけど、
ただの感情トレードであったことを痛感させられました。

またそんな中、資金管理について多紀理さんが興味深いものを
投稿されていたので、改めて今回のタイトルにある「目標再設定」について
考えてみました。
(観たのは、大学生トレーダーのましろさんという方の資金管理についての
考え方の30分くらいの動画です。)

この方は毎トレードのリスクを20%にするという方法を
使っていました。
(※ざっくりなので詳細はましろさんの動画にてご確認ください。)
ちなみに1万円を7千万円にされたとのことです。

私は師匠の言いつけを守り、資金管理は2%としていました。
(師匠の師匠である賢人のデイトレードさんは1%?)

なので、正直びっくりすると同時に、「いやいやいや」と
思っていましたが、
多紀理さんがこの方法を取られていたことは過去の
ツイートから知っていて、成功されているので
何となく気になってエクセルを叩いてみました。

すると、すごい結果に

仮に30万円を元手に20%運用で、下記設定だと
・勝率50%
・RR=2

トレード10回目 = 78万円
トレード24回目 = 295万円
トレード37回目 = 1020万円

なんと37回目のトレードで、1000万円を超える見込みです。

ちなみに元手を10倍にして、リスクを10分の1(=2%)にして
同じ設定だと、

トレード10回目 = 331万円
トレード24回目 = 381万円
トレード37回目 = 434万円

なんと37回目には総資産が抜かれています。
さすがに計算式の間違いかと思いましたが、合っていました。

多紀理さんのツイートを見ても、彼女は
1.5万円を元手に、最初の9トレードが連勝で
100万円以上になり、
11か月目に1000万円を超え、1年目の利益率は
数千%だったとのことなので、ありえなくもないですね。

ちなみに30万円を元手に20%運用で、勝率が少し上がると
それ以外は一緒ですが、
・勝率50% → 60%へ上昇
・RR=2

トレード10回目 = 132万円
トレード24回目 = 1057万円
トレード37回目 = 7279万円
トレード40回目 = 1億1362万円

なんと10回目には100万円超え
(多紀理さんの実績と近しい値に)
24回目には1000万円
40回目には1億円を超えれます。

なんとなくまだキツネにつままれたような。
あらゆる世界中の優秀なトレーダーが
資産管理は1~2%だと言っている中で、
おかしいのかな。

でもオリエンタルラジオの中田さんが
近畿大学のスピーチで言っていた通り、
「次の世代は、前の世代より確実に優秀!」
という理論は私は大好きで
いまの先端を行く大学生2人の方が
しっかりと考えているものなので
確実におじさんの考えより優秀!っと思い
更に見てみました。

「破産率」
というものをお二人はしっかり見ていました。

ちなみに上記の計算のうちで言うと
24回目には1000万円 → 破産率22%
40回目には1億円を超えれます。 → 破産率34%

このように元金をすべて失うリスクを内包しているのです。
ちなみに300万円の2%運用で勝率5~60%でRR=2であれば
破産確率はもはやないに等しいです。
(50連敗くらいすると起きるので、そのころにはFXをやめています。)

すっかりしょんぼりと思いますが、
もし30万円が全部なくなったとして、もともとの余剰資金が
300万円だとすると10回トライできることになります。
(※30-300万円は適当に置いています。)

そうすると1000万円到達するのに破産する確率は
 1回目のトライ=22%
 2回目のトライ=4.8%
 3回目のトライ=1.1%
 4回目のトライ=0.2%
 5回目のトライ=0.05%

これ以降は小さすぎますが、10回目のトライでは
0.00003%になります。
つまり300万円の余剰資金があれば、30万円ごとに
トライを続ければ10回目のトライでは
99.99997%の確率で1000万円を得られるということです。

なんだか不思議な気持ちになります。
だれでもやればいいのではと

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※よくよく考えると20%のリスクを取っているのが、
総元資金の10分の1なので、全体で見ると
1トレード辺りに取っているリスクは2%で変わらないですね。
つまり破産率がゼロに収束することはおかしくない。
記事を書き終えてから気づいて追記しました。
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ここで大事なことがあります。
「勝率5~60%、RR=2」を安定して出せる「スキル」です。

エクセルの数字はいくらでも変えられますが、
このスキルはとても得るのが難しく、直近の私の練習君や
リアルトレード分析にある通り、なかなか到達できません。
(わたしだけ下手クソな可能性は多分にありますが、)

計算結果に嘘?などという前に前提条件のすごさを
しっかり認識して、それを得る努力をすべきでした。
(わたしは欲深いのでこの計算結果を見た瞬間から
勉強意欲が数千倍になりました。)

もう30歳を超えたおじさんで、
20代の大学生がこの努力をしていると思うと
本当に次世代は優秀だなと思います。
(あそんでばかりいました。)

確かに大学生ということで、
私の大学生時代を考えると10万円を失っても
親もいて友人もいたので、生活に困ることはなかったと思います。
(ショックはすごいと思いますが)

なのでリスクを取れることだけを見ると
うらやましいなと思ってしまいます。
でもその分、彼らは私が遊び惚けていた時間を
勉強に使い、友人との時間を削ったのです。
このような時間は私の大学生活にとっては
財産だったので、彼らはその財産を払って
リスクを取って、現段階にいるのだなと思うと
やはりすごいです。

さて話は戻りますが、いくらを元金にするかは全く
決めていないですが、リスク20%をやってみようかなと
思っています。
ただしそのためには徹底的に
「勝率5~60%、RR=2」を練習君で
出せるように練習します。

次世代に負けないように、
頑張ろうと思います。



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