【CL愛知優勝者 解説】飛田式ミュウVMAXデッキ
■はじめに
こんにちは、CL2021愛知チャンピオンのミカです。
今回はミュウVMAXの解説とデッキレシピの記事です。
僕を含めチームメンバーが全員CL京都が落選となってしまったので、
"オレらの全てをオマエに預ける"
そんな気持ちで書いた記事です。
※無料部分が非常に大事で、採用必須カードの解説(言語化)となっています。
■デッキ構築の考え方
まずは、そもそもの考え方として
「ミュウVMAXはどの型が強いのか?」と考えるのではなく、「必要なカードを詰め込んだらこの型になった」が大事なアプローチだと思っています。
具体的には、ゼロからミュウVMAXのデッキ作成をするにあたって下記3点を意識して作成しました。
①事故が限りなく少なく、仮に事故が起きてもリカバリーしやすい
②環境デッキに対して勝つためのパーツを盛り込む
③後攻を取っても勝ち筋が作れる
これらの考え方に沿って基本のフュージョン関連(ミュウV・VMAX、ゲノセクトV、パワータブレットなど)や汎用トレーナーズを除いた採用必須カードの解説をしていきます。
■採用必須カード(9種)の一覧と解説
※基本フェアリーエネルギーは無視してください。
※下記内容でゲノセクトVの技「テクノバスター」、ラティアスの技「ダイナバリア」が登場しますが、基本的にはミュウVMAXの「クロスフュージョン」でコピーして使うものと考えてください。
①事故が限りなく少なく、仮に事故が起きてもリカバリーしやすい
デデンネGX、カミツレのきらめき
・デデンネGX
初動の事故をクイックボールやポケモン通信から解決できます。
(ゲノセクトVは初動の事故を解決してくれる札ではない)
また、最後にゲノセクトVとの特性と併用してボスの指令やパワータブレット複数枚などの必要パーツを無理やり引くことができます。
・カミツレのきらめき
万が一、エネルギーが貼れずにテンポが遅れた場合に使用することでリカバリーが可能となります。
また、他に使いたいサポートが無く余裕がある時に使っておくとミュウVMAXが「ジャンプ」を使いやすくなります。
②環境デッキに対して勝つためのパーツを盛り込む
オドリドリ、マーシャドー、混沌のうねり、げんきのハチマキ、ウィークガードエネルギー
・オドリドリ
【主に意識している対面:三神ファイヤー・ミュウVMAX(ミラー)】
特性の「相手からのダメージを-20」により、下記が可能となります。
◇「オルタージェネシスGX」後の「アルティメットレイ」・「らいめいげり」をミュウV・ゲノセクトVが耐える
→後攻を取っても、2ターン目からウィークガードエネルギー付きのミュウVMAXで三神のベンチに用意されたガラルファイヤーVをボスの指令で呼んで倒していけばサイドレースが間に合いやすい
◇相手側のミュウVMAXからこちら側のミュウVMAXがワンパンされにくい
→オドリドリ無しだと「テクノバスター」+げんきのハチマキ+パワータブレット3枚=310で気絶してしまうが、特性ありだとその要求値を上げてパワータブレット4枚になる
また、オドリドリの技をミュウVMAXでコピーして使う時もあります。
・マーシャドー
【主に意識している対面:はくばスイクンなど頂への雪道入りのデッキ】
不意に相手側が貼った頂への雪道をクイックボールや霧の水晶1枚でマーシャドーを持ってきて割ることができるため最低1枚は必須です。
・混沌のうねり
マーシャドーと同様の頂への雪道対策。
雪道+リセットスタンプを防ぐためにゲーム中盤までに必ず貼りたいです。
個人的には混沌のうねり2枚、マーシャドー1枚が丁度よく、これら合計3枚の枚数を減らすと相手側が頂への雪道2枚目、3枚目を上手く貼ることがあります。
・げんきのハチマキ
【主に意識している対面:ガラルファイヤーV入りのデッキ・VMAXがメインのデッキ全般】
ガラルファイヤーVをパワータブレット無しでもげんきのハチマキ付きの「テクノバスター」でワンパンできます(これによりパワータブレット1枚分の節約)。
また、VMAXに対しては主に下記のように役立ちます。
◇HP310のVMAX(マホイップVMAX・ミュウVMAXなど)
「テクノバスター」+げんきのハチマキ+パワータブレット3枚=310
◇HP320のVMAX(こくばVMAX・はくばVMAXなど)
(1)「ダイナバリア」=70
(2)「テクノバスター」+げんきのハチマキ+パワータブレット1枚=250
(1)+(2)=320
・ウィークガードエネルギー
【主に意識している対面:ガラルファイヤーV入りのデッキ・悪タイプがメインのデッキ全般】
2、3枚は入れたいです。
後攻を取った時に相手側が悪タイプで弱点をついてくるデッキとわかれば、ミュウVの技「エナジーミックス」でベンチの別のミュウVにウィークガードエネルギーを付けることもあります。
③後攻を取っても勝ち筋が作れる
ラティアス、リセットスタンプ
・ラティアス
ラティアスの技「ダイナバリア」をVMAXメインのデッキへ使うことで相手にボスの指令もしくはVMAX以外でのポケモンでの技を要求させます。
主にマリィやリセットスタンプと一緒に使うことで相手の要求値を上げて逆転することができます。
例えば、
ミュウVMAX(サイド残り3枚)VSこくばVMAX(サイド残り1枚)場合
リセットスタンプを使ってからこくばVMAXに「ダイナバリア」を当てると次のターンにこくばVMAX側がボスの指令を引かなければ勝ちという流れを作れます。
・リセットスタンプ
上述のようにダイナバリアとセットで使いたいです。中盤以降に相手の手札に干渉できなければ相手の手札でキープしているボスの指令で負けるということが多々あります。
必須カードの解説は以上となります(※有料部分にデッキレシピ有り)。
この9種類に基本のフュージョン関連(ミュウV・VMAX、ゲノセクトV、パワータブレットなど)とデッキが潤滑に回るようなカードを加えて完成となります。
上記の無料部分だけでも参考に皆さん独自のミュウVMAXデッキを作っていただけると嬉しいです。Twitterにてミカが発信しているこの記事のツイートをリツイートしていただけると喜びます。
ここから先は上記を踏まえてチーム内で作成した最終版のデッキレシピを公開します。
僕を含めチームメンバーでCL京都への出場者がいないので全く手を抜いていない自信作です。
■飛田式ミュウVMAXデッキレシピ
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