人志松本のすべらない話
2004年の初回放送からずっと観ている大好きな番組。
ずっと関東ローカルで深夜に不定期放送されていたんだけど
松本人志の初監督映画「大日本人」の番宣を兼ねて2007年の6月に初めてゴールデンタイムで放送されてからは年に2回、2017年からは正月に年1回放送されている。
『人志松本のすべらない話』とは、フジテレビ系列で不定期放送されているトークバラエティー番組であり、ダウンタウンの松本人志の冠番組である。2004年12月28日放送開始。略称は『すべらない話』―Wikipediaより
この番組がきっかけで芸人が持っている面白い話は「すべらない話」とカテゴライズされるようになり
1997年に「ダウンタウンのごっつええ感じ!」が終了してから、緩やかに低迷期に入っていた松本人志が盛り返し始めたのもこの番組の存在が大きい。
「すべらない話」というコンテンツを作ってしまった松本人志のクリエイターとしての才能も再評価されましたね。
さてさて
「すべらない話」が始まったきっかけは色々あるのだけど、その1つに
松本が仲の良い後輩芸人と気楽に深夜に番組をやりたかったというのがあります。
千原ジュニア、宮川大輔、ほっしゃん。らは当時、松本がプライベートで遊んでる友達だったんですね。
それともう1つ。
才能も実力もありながら全国区でブレイクしていなかった千原ジュニアを何とかしてあげたいという気持ち。
「すべらない話」で千原ジュニアが松本の補佐的なポジションを与えてもらってるのも、ジュニアに見せ場を作ってあげたいという松本の愛情。
松本人志としては可愛がってる後輩が売れた反面、売れて忙しくなって中々遊べなくなってしまったという複雑な気持ちはあったと思うが、番組は大ヒット。
千原ジュニアだけでなく、宮川大輔やほっしゃん。(現・星田英利)、次長課長河本、ケンドーコバヤシ、サバンナ高橋、小籔千豊、兵動大樹ら、たくさんの芸人がこの番組を機にブレイクした。
ゴールデンに上がってからはマス向けの番組になり、それはそれで面白いし好きなんだけど
深夜時代のエッジの効いた話が展開される感じ。
「絶対にすべれない」「すべりたくない」という重圧から緊張しまくってる芸人の姿を見れた番組初期も好きでしたね。
「すべらない話」初回で次長課長・河本が披露した「姉がレズ」の話は、人生でベスト10に入るくらい笑ったな(笑)。
この話の何が面白いかって、話が面白いというより、すべりたくないがために
「こんな話するのかよ!」
「身内も利用するのかよ!」
っていう部分が面白いんですよね。
それくらい番組初期は緊張感に包まれた現場で、「芸人視聴率No.1番組」だけど「絶対に出たくない番組」と言われていた所以が表れてますね。
そんな「すべらない話」が今日の夜9時から放送される。
令和になってからは初の放送であり、この時期に放送されるのは古舘伊知郎さんが参戦した2016年以来3年ぶりである。
楽しみだ!!!
2019/07/27
飛田将行 とびたまさゆき
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