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【レポート】「夢を叶える聖地に集まれ!探求へのトビラ合宿」開催ストーリー
私たちは2024年11月8日・9日の2日間、「夢を叶える聖地に集まれ!探求へのトビラ合宿」を開催しました。
国立オリンピック記念青少年総合センター(代々木)とLULL TECH BEACH(渋谷)を舞台に、高校生から社会人まで15名が参加し、一人ひとりの「やりたいこと」を自分たちの言葉で発表し、これから実現するステップを一緒に描きました。この合宿は、これから全国展開する予定です!
この大きなチャレンジのまずはじめの一歩として、なぜ「合宿」なのか、何を目指しているのか、戸田にその思いを話してもらいました。ぜひご覧ください!
「夢を叶える聖地に集まれ 探求へのトビラ合宿~『やりたいこと』の言語化WORKSHOP~」とは?
「探求へのトビラ合宿」は、「やりたいこと」がある仲間たちと出会い、自分の「やりたいこと」を実現するための一歩を踏み出すための、合宿形式のイベントです!
一般社団法人おだしプロジェクト(代表 土岐山協子さん)、株式会社LULL(代表 仁藤敬介さん)と弊社の3社による、渋谷を拠点とした「新しい生き方」を提案するための事業の一環です。9月に3社提携のプレスリリースを出し、共同事業の第一弾として、この合宿を11月8日・9日に開催しました。さらに今回は、「食を通して出会い、語る」こともテーマとして、「食事でつながる shokuji」さんとも連携し、コミュニティサービスも活用させていただきました。たくさんの方々とともに創り上げた合宿です!
「探求へのトビラ合宿」ストーリー前章
❶「合宿」で目指す壮大な夢
僕は、「やりたいこと」を起点にいろいろなことが始まっているという状態を全国につくりたい、と思っています。
今の社会の現状認識として、「行動する」ことは課題解決や社会的意義を求められていると思っているのですが、でも、それって本当におもしろいのか、本当にやりたいと思っているのかな?と感じています。
学生と話していても、「地域活性化をしたい」「貧困をなくしたい」「SDGsを達成するための行動を・・」と言われますが、それが本当に自分のやりたいことであればいいものの、世の中的な”煽り”になっていないだろうか、と思うのです。
また、選択肢の多さに悩む学生もいます。選択肢がたくさんある社会はなんでもできるように言われますよね。でも、「なんとなくやりたい」から選んだものは目的を見失いがちで、「なんでやっていたんだっけ?」と、行動を阻んでしまうこともあります。
選択肢が少ないから苦しんでいる人もいるけれど、選択肢が多いから苦しむ人もいます。だからこそ、「やりたいこと」から見つけていくほうがいいのではないかな、と思います。
社会的に意義があるから、といったことより、純粋にやりたいことに向き合うことが大事ではないでしょうか??
子どもでも大人でも、いろんなことを忘れて自分のやりたいことに熱中できることって幸せなことだと思います。これを、全国でやっていきたいです。
❷「やりたいこと」に向き合う場はどこでもできる
こういう話をすると、「僕たちは田舎だから機会もなくて、できません」と諦めてしまう方も多いです。でも、やる場所さえあれば、地域の状況は関係ないと思います。
「やりたいこと」って絶対誰にでもある。でも、いろんなきっかけは必要です。だから、トビラクエストや「探求へのトビラ合宿」や、様々なことを通して、「やれるんだ」という人を増やしていきたいんです。
でも、一人でやることは孤独で、なかなかやりづらいですよね。僕が掲げている「地球国をつくる」というWill(人生の目的)も、一人では叶いません。
誰かと一緒にやるということが大事です。今回の合宿を3社でやったことも大きな意味があります。WEだけではできない。一緒にやって、参加者人数は少なくてもいいから、この場をつくることの意義や可能性があることを見出したかったのです。
❸「聖地」に込める意味
今回、合宿は国立オリンピック記念青少年総合センター(以下、オリンピックセンター)で開催しました。僕は、このオリンピックセンターを、やりたいことに全力で向き合う人たちの「聖地」にしたいと考えています。
オリンピックセンターは、もともと「世界一」を目指している人たちが来ていた場所です。オリンピック選手は、純粋に「世界一を目指したい」という強い気持ちで、自分のやりたいことを突き詰めて、努力して、そこまでたどり着いたはずです。
一生懸命にその気持ちで「世界一になりたい」という壮大なことを目指す姿は応援されますよね!
それなら、一人ひとりが自分のやりたいことに向き合って、壮大な夢を掲げて努力することをやってもいい。そしてその姿はきっと応援してもらえるものだと思います。
この「探求へのトビラ合宿が始まった伝説の場所」でもあり、自分も行きたいと思ってもらえるような場所にしていきたい。それもまた一つの夢です。
合宿開幕!
合宿は初日は夜ごはんを共にすることから始まり、2日目には4つのワークを行いました。朝ごはん・昼ごはんと3食も一緒に食べ、たくさん交流した盛りだくさんの2日間になりました。
1日目:11月8日(金)「お互いを知ろう!」
19:00 みんなで夜ごはん🍚
参加者がオリンピックセンターにある「だしラボcafe」に集合!まずは美味しい食事と共に、自己紹介やこの合宿にかける意気込みなどを話しました。
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あっという間に話は盛り上がり、「本当に初対面??」と疑うほどの関係性ができていました。
<参加者の声>
Aさん(高校生)
みんな「やりたいことはなんですか?」っていうことから始まるんです。話を聞いていて、本当におもしろかったです。いろいろな年代の方がいらして、価値観の違いを知ることも楽しかったです。
ごはんの後は参加者同士が自由に交流する時間。僕は次の日の準備のために早めに部屋に戻りましたが、みんなそれぞれに楽しんでいたようです!
<参加者の声>
Bさん(WEスタッフ)
温泉があって、みんなで入りましたよ!浸かりながらゆったり話せました。ああいうのはいいですね。楽しかったです。
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2日目:11月9日(土)「やりたいことの一歩を踏み出そう!」
7:30 お散歩🍂
翌日は朝から有志メンバーで滞在敷地内を散歩しました。(いつ来たのかわからないですが)秋から冬に移行する季節なのか、空気も冷たくシャキッとさせてくれました。
9:00 「やりたいこと言語化」ワークショップ🖊
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今回の合宿では、しっかり時間をとれるので、参加者の皆さんが「やりたいこと」をじっくり考えられるようなコンテンツを考えました!
<ワークショップコンテンツ>
やりたいことリストを書こう
・まずは自分の「やりたいこと」をたくさん出していく作業です。
「なんでもいいんだ」とわかるとみんな出すことができます!やりたいことに価値を見出す
・「やりたいこと」を出すだけでは、独りよがりになるかも。
そのやりたいことの価値を引き出すステップです。
誰かのためだとわかれば、「やったほうがいいこと」になります。やりたいことを壮大にする
・「やりたいこと」を”壮大”にしていきます。
壮大にすることで、思いがけない広がりや発見に繋がり、
やったほうがいいことや応援されることになるかもしれません。やりたいこと実現ステップ
・実際に自分の言葉で発表します!話せなければ伝わりません。最後にしっかり言葉にすることでスタートになります。
それぞれのワークショップにオリジナルワークシートを用意しました。ワークシートも楽しんで書いてもらえるようにと工夫しました。
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参加者の方々の中には、考えが煮詰まって散歩しながら考える方もいらっしゃいました。歩きながら考える、ということも手段の一つとして有効ですね。合宿で時間と場所があるからこそ、できることでもあるかもしれません。
12:00 ランチ🥗
たっぷり考えたあとは美味しいランチで栄養補給です。
<ご紹介>
だしラボcafeでは、食の大切さ・日本食の伝統と豊かさを伝えるため、日本食へのリスペクト、食の奥深さを心から感じられるお料理を提供されています。おだしを主軸とした多様なお料理で、健康にもとっても良いお献立です。皆さんもぜひいらしてくださいね!(HPより)
13:00 バスでLULLへ移動🚌
さて、この合宿ではプロジェクト拠点をめぐります。午後は渋谷の中心に位置する、LULL TECH BEACHさんへと移動しました。バスで移動したこの時間、車中で議論をしたり、しっかり睡眠をとる方もいたり、とすっかり「合宿らしさ」が出ていました。
🏢午後のワークショップ会場 LULL TECH BEACH さん▽▼
14:00 振り返り📝
ワークショップの最後には一人ひとりの発表(プレゼンテーション)があるので、午後一番はまず午前中のワークを振り返ったり、参加者同士でブラッシュアップをしたりしました。
ここで具体的なアクションが出てきたことも垣間見えて、参加者の皆さんの勢いが加速していくことを実感しました。
15:00 プレゼンテーションスタート!🎤
最後に、ワークショップの成果を発表する時間です。一人ひとり、全員が発表しました!
自分が目指す世界のことや、自分が行動するうえで協力してほしいことなど、気持ちの熱いプレゼンテーションが続き、あっという間に1時間が過ぎていきました。
<参加者の皆さんの「やりたいこと」>
・和菓子を世界一のスイーツにする
・世界団らんの実現
・書道ワークショップを世界中で定期開催
・世界一のナンバー2になる
・世界を変える製品やサービスを届ける
皆さんからは口々に嬉しい感想をいただきました。
<皆さんの感想>
・凝り固まっていた思考が解きほぐされて、新しい世界が見えた
・参加して本当に良かった!
・楽しみながらやりたいことに向き合えた
・めっちゃ楽しかった!
・トビラクエストをきっかけにGAFAを超えます!
大切にしたことと学び
❶ みんなで「いただきます」の効果
参加者の皆さんは、初日の夜ごはんを一緒に食べたのですが、ここからすでに「何をやりたいと思っていますか??」とざっくばらんに話し始めていました。
食事を共にしながら「こういうことをやりたいと思っているんだよね」とおしゃべりする、そうした時間もワークショップ前にあったことは良かったと思っています。
みんなで「いただきます」と言ってスタートすることは、真面目なアイスブレイクよりもよっぽどお互いが近づけるなと思いました。
❷ やりたいことはすぐそこにある
合宿の肝であるワークショップでは、参加者自身が「やりたいこと」を言語化し、実現へのステップを見出せるようになるためのワークを4つ行いました。
「言語化する」というとなんだか堅苦しいかもしれませんし、「やりたいことってなんだろう・・?」と足踏みしてしまうかもしれません。
でも、皆さんも「寝たい!」とか「美味しいものを食べたい!」とか、「こういうことがやりたいな」と思うことってありますよね??そこからでいいんです。
このワークショップでは、それくらい自由に、自分が気負わずに「やりたい!」と思えることをたくさん出していくことから始めました。これがとても良かったとの声をいただきました!
<参加者の声>
Dさん(専門学校生)なんだか出遅れた感もしていたのですが、皆さんが助けてくれて新しいアイディアも出ました。「その手があったか!」というような意見をチャレンジャーズの方に教えていただいて、進んでいく感じがおもしろかったです。
❸「やりたいこと」は壮大に
「やりたいこと」を実現させるためのステップの大切なことの一つに、「やりたいことを壮大にする」というステップを入れました。
先ほどお話ししたように、「やりたいこと」を実現するには一人では難しいです。応援してもらったり、共感して一緒にやる仲間が増えたりすることも大切です。
オリンピック選手が世界一を目指して努力する姿がそうであるように、自分たちの「やりたいこと」も壮大にすることで、さらに可能性が広がります。
これは実際に、参加者の声からも実感できました。
<参加者の声>
Eさん(高校生)
夢って「叶うものでないといけない」ってどこか制限をかけていたと思います。でも、壮大にする、と聞いて、楽しさのほうが増してすごくワクワクしてきました。他の人の壮大な夢を聞いて、さらに視野が広がるような感覚もありました。
いかがでしょうか。この熱い時間を皆さんも体験するために、ぜひ、合宿に参加してみてください!笑
合宿はいよいよ全国展開に・・!
合宿の手応え
実施してみて、これは「大成功」というよりも、「目指している世界、いけるな!」という実感が持てました。
今回は高校生から社会人まで参加してくれたのですが、ただの「参加」ではありません。自分でアルバイト代を貯めてきてくれたり、京都から交通費をかけてやってきてくれたり、この合宿を信頼してきてくれました。それは、皆さんが自分に「投資」しているということでもあります。
この参加者の方々が、「参加してよかった」「お金を払っても満足」という感想をくれたことは、その期待に応えられたかなと思います。
さらに嬉しいことに、「ぜひ京都でもやりたい!」「飛騨でもやりたい!」という声があがったことです。
また、主催者のおだしプロジェクトさん、LULLさん、そして協力してくださったshokujiiさんのスタッフの皆さんも「良かった!」「次もやろう!」と話してくれています。
何かやりたい人にとっても、何かすでに始めている人にも今回の合宿は良い効果をもたらしている、とわかります。
すでに次回に向けて動きだしているので、ぜひ楽しみにしていていください!
「探求へのトビラ合宿」やトビラクエストを通じて、「やりたいこと」を起点に全力で行動する人たちを増やしていきたいと思います!
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合宿後、個人的な感想としては「疲れた~!」という戸田ですが、かけがえのない仲間が増え、パワーアップしているようです!