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チャレンジャーズ・ストーリー ~ デザインの力でかかわる全ての人を幸せに~工藤琢さん

挑戦したい人を全力で応援するプラットフォーム、「トビラクエスト!」。
すでに自分の「やりたい」を突き詰めて挑戦している「チャレンジャーズ」が、自身の経験から挑戦するときに大切な考え方やヒントをシェアしてくれました。

今回は、工藤 琢(くどう おさむ)さんです。

工藤さんは、ジーンズの商品企画、生産品質管理のアドバイスを行う、ブルーデザイン株式会社の経営者。
2011年には神奈川県茅ケ崎市で、オリジナルブランドのジーンズショップ「touch is love JEANS store」をオープンされました。

Profile
1968年秋田県生まれ。大学卒業後、1990年4月、渋谷のスポーツウェアメーカーの株式会社ゴールドウインに就職。8年にわたり、スキーウェアの法人営業を担当。同時に、商品企画メンバーとして、トレンド分析や新規事業(スノーボードウェア・板)の営業を経験。1年半、秋田の実家の割烹旅館を経験。2000年5月、茅ヶ崎に移住し、ジーンズメーカーのリーバイ・ストラウス ジャパンに就職。ブランドマネージメントチームにて、ジーンズの商品企画、生産品質管理を経験。
2006年5月にリーバイ・ストラウス ジャパンを退社し、2006年6月に、ジーンズの商品企画、生産品質管理のアドバイスを行う、ブルーデザイン株式会社を設立。日本の商社、アパレルメーカー、工場と契約をして、ブランド作り、商品企画、生産品質管理の相談業務を行う。同時に、契約先が提携する工場など、実際の製造現場に、生産品質管理の相談業務を行う。2011年10月に茅ヶ崎で、タッチイズラブジーンズストアをオープン。海に似合うジーンズブランド作りをスタート。レングスオーダージーンズの受注生産を始める。2019年9月、店舗移転。現在に至る。

※2025年1月時点の情報

ー工藤さんの人生最大の転機は何でしたか?
「自分のオリジナルをつくりたい」と強く思ったことです。
アパレルの大企業で働く中で見えた業界の課題の現状を、かかわるすべての人を幸せにする形で変えられないかと思い、起業を決意したことが大きな転機でした。
厳しい環境におかれがちなアパレルの工場や原料メーカーの人にも優しくあれる。ビジネスモデルの整備の観点も含めて、どうにかして「デザイン」の力でみんな幸せになれないのかなって。

ー現在は、製品を通して、お客様の在りたい姿を後押しすることにも挑戦されているとのことでした。今、どのような思いでお客様と向き合われていますか?
ちっちゃい頃から、 「お金儲けちゃいけねえんじゃないかな」とか、「明るく楽しくしてちゃいけないんじゃないかな」とか、 ついついそういうことを考えてやってきました。
でも、「こうしちゃいけない」という考え方を僕自身がチェンジしないと、お客さんもきっとハッピーになれないよなって、今は思ってます。

ー最後に、行動を起こすためのアドバイスをいただけますか?
まずは、自分が気持ちよくないと、楽しくないといけないので、「自分が楽しいことが何かを深掘りすること」が大事だと思います。ビジネスをする上でお金も大事なんですけど、お金を生み出すために無理しちゃうよりは、自分の喜ぶことでお金を生み出した方がいいんじゃないかな、と思います。毎日寝る前に、「今日楽しかったな」って思い出し笑いできるくらいのペースを保つことを意識するといいと思います。

工藤さんは「かかわる人すべてが幸せになるデザイン」でビジネスを行っています。お客様や社会だけでなく、自分も楽しむことは、何に挑戦する上でも大事にしたい考え方だと感じました。

トビラクエスト!は、やりたいことに「挑戦したい人」と、やりたいことに挑戦する人を「応援したい人」をつなぐプラットフォームです。
詳しく知りたい方はこちらをのぞいてみてください!
https://tobira-quest.net/


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