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トビラクエスト!メンバーズ・ストーリー ~橋本環奈の胃袋を掴む!~ 栗原一心さん

「トビラクエスト!メンバーズ・ストーリー」は、やりたいことの実現に向かってチャレンジを始めているトビラクエストメンバーの軌跡をインタビュー形式で綴る企画です。

今回は、栗原一心さんにお話を伺いました。

「橋本環奈さんの胃袋を掴む!」は栗原さんの行動を後押しするキャッチコピー。そこにはどんな意図と行動があるのでしょうか・・??栗原さんの実践はすでにスタートしています。ぜひ語っていただきましょう!

自己紹介


栗原一心です。
2005年4月19日生まれ、茨城県茨城育ちの19歳です。手に職をつけるために工業高校に進学しました。高校2年生のときに電気工事士2種を取得しました。資格をとれたことで、次にまたもう一つ何かやってみたい!と思うようになりました。今は情報系の大学に進学しています。

趣味は原付バイクでいろいろなところをまわることです。最近で、東京から3日間かけて登別温泉まで行きました。原付バイクは法定速度が30㎞なので、ゆっくり走りながらいろいろな景色を楽しめたり、風を感じられることが魅力です。ガソリン代も学生に優しいので、旅をしやすいです。次は大阪に行ってみたいなと思っています!

トビラクエスト!との出会い

名刺交換が変えた人生


戸田さんとは普通では会えないようなタイミングで出会いました。大学の先輩の紹介でアルバイトに行った先の打ち上げです。

名刺を渡したのですが、そこに書いていた「橋本環奈の胃袋を掴みたい」という文言にすぐに反応してくれて、話を親身になって聞いてくれました。

今まで話した大人のなかで一番真面目に聞いてくれて、すごく嬉しかったです。

そこで土岐山協子さんを紹介していただきました。自分の飲食店をつくりたい、橋本環奈さんに料理を食べてもらって美味しいって言ってもらいたい、と熱く語りました。

協子さんに話すときも緊張していたのですが、お母さんのような優しい雰囲気で、やっぱり親身になって聞いてくださいました。壁を感じずに、いろいろと話せたんです。

人のことをまっすぐ認めてくれるという感じがしました。学生が一人で来て、好きなことをしているということを受け止めてくれました。

橋本環奈さんの話をすると、笑ったり困ったりされることが多かったんです。でも、戸田さんも協子さんも、真面目に聞いてくれました。協子さんは、お金はどうするのか、メニューはどうするか、という具体的な話をしてくれました。

話を進めるなかで、「こうしたら?」とアドバイスをくれて、実現に向けたプロセスを一緒に考えるから、全部本気で向き合っている、という感じがしました。

こうした出会いは本当に大きかったです。

居酒屋、開店へ!

準備でぶつかった困難


営業許可証や衛生管理者のことは、協子さんが自分でやるから安心してねと言ってくださったので、すぐに準備にとりかかることができました。

でも・・やっぱり壁にぶち当たるんですね。資金がなかったんです。計算すると、必要な金額は16万円でした。わりのいいバイトを探しつつ、今のアルバイトを続けて一か月くらいで貯めるプランを立てました。

それでも、自分が体調を崩したり、生活のための出費があったりで、うまくいきませんでした。それでもやるしかない、と思って、ウーバーイーツで身体を張って、必要な金額を貯めました。

実現したい、という強い気持ち


モチベーションになったのは、実際に実現したいという思いが、戸田さんと協子さんのおかげで強まったことです。二人のおかげで、実現するためのハードルが下がって、目標が手に届くところにきた、と実感しました。

お店をお借りする、という考えでさえなかったんです。物件を丸ごと借りる、くらいしか想定していなくて、難しいなと足踏みしていました。まさか、資格と店長ごとお借りできるなんて、想像もつかなかったです。

工夫したメニューとたくさんの笑顔


9月23日から30日までの8日間、開店しました。その期間にたくさんの方が来てくださいました。地域の方や職員の方、協子さんの知り合いや、もちろん友達も。戸田さんが来てくれた時は、本当に嬉しかったです。

皆さん、僕がつくった料理を美味しいって喜んでくれました。モチベーションも、ぐぐぐっと上がっていきました。

メニューは、唐揚げ、ポテト、焼き肉をメインに一般的に居酒屋にあるようなものを出しました。焼肉は当初予定していなかったのですが、せっかくならやりたいことをやろう、と思って出してみました。

その焼肉、ちょっと他と違うんです。ジビエの焼肉をやってみました!自分が食べてみたい、という思いがありましたし、「居酒屋でジビエをだしたらおもしろい、ここにしか出せないものを出そう」と思えたんです。好評だったので、嬉しかったです!

支えてくれた仲間


このコンセプトは「大学生だけで運営する居酒屋」でした。その名のとおり、一緒に働いてくれたのも大学生です。ボランティアで働いてくれていました。

目指していることが同じで、おもしろいことをやろう、って言ってくれて、お金はなくても一緒にやってくれました。

お金を払えるのが理想なのですが、それでも「おもしろいことを一緒にやろう!」という気持ちが共有できることが「仲間」なんだ、と学びました。

「おもしろい」ってどういうこと?


・・・なんだろう・・・僕は、インターネットや教科書に出ていないことで、自分で見つけてワクワクすることだと思います。一人ではなくて、他の人と一緒にやるとワクワクが倍増しています。これも学んだことです。

次回の居酒屋一心開店は・・・


今は、居酒屋にアルバイトで入って、ホールやキッチンに入って勉強中です。他には、高校の友達やアルバイトで出会った人たちと話して、「おもしろいことをやろう」と言いながら仲間を集めています!

トビラクエスト!について


トビラクエストはもっと広がってほしいと思っています!

高校3年生のとき、起業家を集めたイベントがあって参加したことが、今の大学に入学するきっかけになりました。それは、高校生が集まってわいわい話すようなところで、起業家のイメージが変わりました。ワクワクして楽しみながらやっている人がいるんだな、と感じました。

でもそれはイベントで単発です。トビラクエストは、もっとそういう人たちがたくさんいて、出会う機会もたくさんあると思います。

ただ、雰囲気を伝えるのは難しいですね・・・・なんだか、トビラクエストならではのワクワクする雰囲気があります。

だからこそ、まずその場に行ってみるのが大切と思います。ぜひ、参加してみてください!


料理を食べておいしい、って言ってもらうことが嬉しい、とニコニコしながら話す一心さん。その気持ちが、美味しい料理と共にみんなの心を温かくするんだなと思いました。次回は12月に開店予定とのこと!ぜひ注目していてください!

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