麻雀鳴き読み問題8

南初
北家仕掛け
ポン南南南打八
チー九七八打4
北家捨て牌
西中一五④9
八白①4
ドラ南
白①はツモ切り
西家捨て牌
中八⑨2白①
南⑤4九

南家手牌
四五六②④⑥⑧⑧224567
北家は何待ち?


解説
ドラポンなんで鳴いてからがツモ切りなのは珍しくみてました。
チー出し4だけど、西家の前巡の4に注目。4が関連牌なら
344
445
445667
これらの形なら4をポンしていたはずなのでリャンメンテンパイの可能性がほぼない。残るは
224(2が3枚見えで否定)
466
468
2択となったが、6の枚数で考えると468の方が少し濃い。
そして北家の彼にはちょっとした癖のようなものがあった。リャンカン選択の場面ではひっかけになる方を切ることが多いのだ。
これら全てをきっちり説明して「お前カン7だろ」と聞いたが、彼は黙することで答えた。
ドラポンに対して受け気味だった東家と南家は一転して無スジの連打をはじめ、北家は②の手出しをしたら「それ空切りだろ」と見破られ、6の手出しをしたら「バッタに変えたか」と読まれる。結果は流局、西家以外の3人テンパイ。南家の手牌は
①②③⑨⑨88(⑨は2枚見え)
西家は言われなかったら7切ってたと呟いた。
ひっかけは戦術のひとつには違いないが、ドラポンのような注目される仕掛けこそ細心の注意を払い、河全体を見て判断しないといけないね。

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