見出し画像

【トビラシステムズ】2024年10月期3Q決算サマリー

本日、2024年9月10日(火)に2024年10月期第3四半期の決算を発表いたしました。
本noteでは第3四半期決算サマリーと題して、ポイントを絞ってお届けします。

決算内容の詳細については、本日開示している各種資料をご覧ください。

▼ 各種資料について
2024年10月期第3四半期 決算短信
2024年10月期第3四半期 決算説明資料
通期業績予想の修正(上方修正)及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2024年10月期第3四半期 決算説明動画・スクリプト

HPのIRライブラリー(https://tobila.com/ir/library/)より、本日開示した各種資料についてご確認いただけます。



・この記事は5分で読めます・

1. 2024年10月期第3四半期決算のポイント

①四半期で過去最高の売上高を更新
②各段階利益が期首予想数値を上回る見通しとなったことから、通期業績予想を上方修正
③減益予想だった当期純利益は、増益へと転換。配当性向35%の方針に基づき、期末配当を増配に修正

第2四半期の決算発表時では、下期に採用や成長分野への広告宣伝を実施予定のため、期首の業績予想は変更しない判断としておりました。

今回の決算発表では売上高は据え置き、各段階利益について上方修正を行っておりますので、その理由・背景について、説明させていただきます。

①四半期で過去最高の売上高を更新

・業績サマリー

第3四半期は、売上高が四半期で過去最高を更新しました。
各利益については、将来の成長に資する投資として採用活動や広告宣伝に費用を投下した影響で四半期では減益となっていますが、計画どおりの推移です。

 ・サービス別の状況

前四半期比・前年同期比で引き続き増収となりました。ポイントは下記のとおりです。

【モバイル】
・2023年12月から「固定契約」モデルが契約金額アップでの契約更改
・2024年4月から「契約者×単価」モデルが単価アップして契約更改
・2024年7月16日から「J:COM MOBILE」のオプションサービスとして「迷惑電話・メッセージブロック」提供開始

【固定】
・ケーブルプラス電話向けオプションサービスの契約者数が、引き続き順調に推移

【ビジネスフォン】
・「トビラフォン Biz」「トビラフォン Cloud」ともに契約数が堅調に推移

②各段階利益が期首予想数値を上回る見通しとなったことから、通期業績予想を上方修正

・通期業績予想の上方修正

第3四半期までの想定を上回る事業の進捗と、今後の予測を考慮したうえで、2024年10月期の各段階利益の見通しを修正いたしました。

・売上高、据え置きの理由

サービス別の売上見通しについて、第2四半期時点でモバイル向けとビジネスフォン向けにおいて一部修正を実施しています。

2024年10月期第2四半期決算説明資料 P32より抜粋)

サービス間での入り繰りはあっても、全社として売上高の達成を目指しており、売上高については据え置くことといたしました。

【モバイル】
・2023年12月~「固定契約」モデル、2024年4月~「契約者数×単価」モデルの契約更改を行い単価上昇で契約締結
・「契約者数×単価」モデルの単価アップは、期首予想には織り込んでおらずアップサイド要因

【ビジネスフォン】
・「トビラフォン Biz」の販売計画は順調に進捗
・一方で、代理店拡充施策等の遅れにより期首予想を下回る見込み

・各段階利益、修正の理由

下期において、人材獲得のための採用や認知拡大に向けた広告宣伝等に費用を積極的に支出いたしました。一方で、一部費用について、当社の想定していたよりも抑制できたことで、今期の業績予想を修正いたしました。

今期は期首計画で10-15名の獲得を目指しています。第3四半期時点で12名採用ができており、予定していた人数の採用を達成できる見込みです。

これまで採用エージェントを活用した採用活動を行っていましたが、今期においてはリファラル採用なども進み、見込んでいた費用よりも抑えることができました。

当社のビジネスモデル上、人員の増加が短期的な業績に及ぼす影響は軽微ですが、会社の変化に応じて求める人材を継続的に採用していくことが当社の成長には必要不可欠だと考えています。

認知向上を目的としたとして交通広告など、期首では見込んでいなかった投資も新たに行っており、第4四半期においてもバランスをみながら積極的に活動する予定です。

・業績予想に対する進捗

グラフ上の青が第3四半期までの着地、下のグレーは修正前の2024年10月期業績予想を示しています。
引き続き必要な投資は行いながら、今回修正した業績予想を達成できるように事業を推進してまいります。

③減益予想だった当期純利益は、増益へと転換。配当性向35%の方針に基づき、期末配当も増配の予想に修正

業績の修正に伴い、期末配当についても今回修正を行いました。
2024年10月期の業績と、配当性向35%の基本方針に則り、期首予想の17円から1円20銭増配の18円20銭へと予想を変更しました。

2.2024年10月期第3四半期決算でのビジネスフォン向けの状況、コスト推移

ここからは、第3四半期決算でのビジネスフォン向けの状況、コスト推移をお伝えします。

・「トビラフォン Biz」の推移

昨今問題となっているカスタマーハラスメント、いわゆるカスハラへの対策商材としてのニーズが高まっていることと、大塚商会などの代理店との提携強化により、第3四半期も順調に販売台数を伸ばすことができました。

投資家の皆様から”ストック収益とフロー収益の占める割合について”ご質問いただくことが多くありましたので、今回から「ストック収益とフロー収益の推移」について開示をはじめました。ご参考になれば幸いです。

・「トビラフォン Cloud」の推移

「トビラフォン Cloud」は、販売体制やマーケティングの強化を継続しており、契約ID数を堅調に伸ばしています。
「トビラフォン Cloud」においても、投資家の皆様から解約率について聞かれることが多くありましたので、今回から平均月次解約率の開示をはじめました。
機能強化や品質向上に努めていることや、電話というインフラサービスであることからも、解約率は低く保つことを目標としています。

・コスト推移について

原価、販管費ともに計画どおりコントロールできております。
各費用についてのポイントは下記のとおりです。

【原価】
・ビジネスフォン向けサービスの販売伸長に伴う変動費の増加
・「Talk Book」のサービス統合に伴う減価償却費の増加
 ※2024年10月末までに「Talk Book」は「トビラフォン Cloud」とサービス統合を予定

【販管費】
・採用活動の積極的な実行
・「トビラフォン Cloud」や「280blocker」の広告宣伝への投資

認知向上を目指し、名古屋市営地下鉄での交通広告や、「トビラフォン Cloud」のYouTube広告を実施しています。


3.決算に関する説明会について

・決算説明会

9月10日(火)18時より決算説明会を開催いたします。

質疑応答のお時間を多く取らせていただく予定です。
ぜひ決算説明資料をご覧いただきながら、お聞きいただけますと幸いです。

事前登録制とさせていただきますので、下記フォームよりお申込みください。

※質疑応答については後日書面での開示を予定しています。

・ 個人投資家向け説明会

9月21日(土)13時から、Kabu Berry Labに登壇させていただきます。
Kabu Berry Labへの参加は、昨年3月以来となります。

🔽詳細・お申込みはこちら


4.編集後記

IR担当の近藤です。
順調な業績の推移により、第3四半期は四半期として過去最高の売上高となりました。

この進捗や今後の業績の上振れに一定の蓋然性があること、当社の配当性向35%という基本方針に基づき配当予想の修正が必要になることから、第3四半期決算の発表時に通期業績予想と配当予想の修正を行いました。

今回のnoteや決算説明動画では、決算説明資料から要点を抜粋してご説明しています。
決算説明資料では、第2四半期から開示項目を増やしていますので、ぜひお目通しいただけますと幸いです。

引き続き社員一同、皆様の安心・安全を守れるサービスの提供に向けて、事業を進めてまいりますので、今後とも温かい応援をいただけますと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。 



▼ IRについてのお問い合わせ

決算に関するご質問・IRに関するお問い合わせは、下記ページよりお問い合わせください。


▼ IR担当のTwitterアカウント

Twitterでの情報発信も行っております。

◻ トビラシステムズIR公式:https://twitter.com/tobila_ir
◻ IR担当個人:https://twitter.com/iinakod


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・


(ご留意事項)
本記事は、情報提供のみを目的として作成しており、有価証券の販売の勧誘や購入の勧誘を目的としたものではございません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?