MIZUNONE(ミズノネ)について
今日はみなさんに知っていただきたい僕がやっている活動があります。
その名もMIZUNONE(ミズノネ)。MIZUNONEは僕が山梨大学に復学した時からずっと思い描いていた構想です。
僕は以前のラジオで水素博士になる!目指すというふうに言っていましたがその理由の一つに、僕が通っているこの山梨大学で水素研究が盛んだという背景がありました。
山梨大学は文部省(現、文部科学省)の令によって国内外で初めての「燃料電池 実験施設」を建設して以来、水素燃料電池分野の研究において日本のトップレベルの水準で研究を行なってきました。その業績もあり、山梨県にはHySUTという水素社会の実証実験(供給分野)を行う組織の施設があったり、FC-Cubicという燃料電池の技術エキスパートが集まった組織の施設があったり(現在山梨に移転中)と、次々と水素燃料電池技術の開発拠点が集まっていき、県をあげて「水素・燃料電池バレー」を目指しているんです。
実は僕も高専の時に水素燃料電池の触媒材料の開発研究をしていたことがきっかけで山梨大学に入ったという経緯もあり、僕にとって山梨=水素なんですよね。
ただ、この感覚は割と周囲の人からするとおかしいらしく、僕にとってみれば水素は葡萄や桃に並ぶ山梨の魅力なんですが、そこに共感してくれる学生はほとんど、いませんでした。
その代わりに梨大生から聞くのは「早く東京に行きたい」だとか、「いうて梨大だし、、」と言ったような一見ネガティブな声ばかりで、僕自身はもう少し自分の所属している大学に誇りを持ってもいいのにとずっと感じていました。
なので、僕はお節介だとわかっていながらも、なんとか山梨大学の学生の意識を少しでも良い方向に持っていけないかと(上から目線だったなと今では反省していますが)色々活動していたんです。
例えば、山梨大学の自主放送ラジオ局「デンパ☆梨甲府局」に所属して、梨大の魅力を発信するような企画を考えたり、教育改善プロジェクトという活動を通して、学生の不満の声をTwitterから集めたり、なかなか形にはなりませんでしたが、頑張っていました。
しかし、僕自身、昨日のラジオトークでも行ったんですけど、長期計画をたてたりマネジメントする能力が低くて、どの組織の活動でもうまく行きませんでした。
そこで、4年生になった最後の年は、もう自分で活動を立ち上げようと思い、山梨大学の世界に誇れる水素研究を広めるための団体MIZUNONEを立ち上げました。
MIZUNONEは山梨県が保有する水素技術を使用した水素燃料電池を使って、音楽ライブをすることで、地域の人や、学生に広く山梨県内の水素に関する取り組みを知ってもらうというものです。そして、その活動に加わったり、県の魅力を再認識、再発見することで、県内の学生の意識を少しでもポジティブな方向に向けられないかなといつも思いながら活動しています。
そして、それが結果的に、地域活性化や、他の魅力の再発見、山梨のブランディングの向上、水素技術の向上、水素社会への理解の促進につながっていけば良いなと、そんな期待を抱いています。
明日、そのMIZUNONEのプロジェクト動画の第1弾を公開する予定ですので、もしよろしければみなさん見ていただければ幸いです!
今後もMIZUNONEの活動に関して随時報告していければと思っているので、何卒応援、いいね、SNSのフォローをよろしくお願いいたします!
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