見出し画像

院長の考え方で99%組織は決まる

▼当社の想い

15年間医療業界のコンサルティングを経て、医療業界は経営者がドクター業をベースとしたプレイングマネージャーであるが故に、スタッフ1人1人の頑張りが報われにくいという業界課題があります。この課題を解決するためにサービスを提供することで上記のようなミッション、ビジョン、バリュー、そして叶えたい医療の世界観に繋げていきたいと考えております。


▼院長の考え方で99%、組織は決まる

組織づくりが上手くできるかどうか、人が育つかどうかは、経営者である院長先生の考え方で99%決まるといっても過言ではありません。

例えば、新人スタッフが育たない課題があるとします。

その場合には3つの根本的問題が考えられます。

1)そもそも採用するべき人ではなかったのか

2)育成方法が悪かったのか

3)その人自身はよかったが、既存スタッフの職場環境が悪く、引っ張られた

と大きくどれかが当てはまります。

1)の場合、採用基準や採用の打ちだし方に問題があり

2)の場合、教育環境や新人スタッフの受け入れ体制に問題があり

3)の場合、既存組織に問題があるのでどのような人を入れても同じ問題が起きます。

この課題1つとっても、院長先生の考え方や方針1つで上手くいくかどうかは変わります。

よく「トップダウンとボトムアップ、どちらにすべきなのでしょうか」と聞かれます。

私の答えは100%トップダウンです。特に組織が出来上がっていない段階からのボトムアップはあり得ません。

トップダウンによって組織基盤を作り、その上でボトムアップの良さとなる共感力を高めていくための施策を打ちだしていきます。

下図にあるように、当社ではトップダウンとボトムアップの良いところ取りをした組織スタイルをグリップアップと呼んでおります。

▼経営者である院長は方針を示し、語り、創る

経営者の仕事は、道筋を決めて、語り、仕組みや環境を創ることです。

具体的には

示す…方針計画書、理念やクレド(行動指針)、業務上での統一基準

語る……方針発表会、理念会議、朝礼・終礼、オリエンテーション

創る…教育制度、キャリア制度、評価制度(Hirame-kuもこの1つ)

このようなことです。

その場しのぎの問題解決だけをする経営をしてしまうと、根本的改善がされず、組織として醸成されていきません。

ぜひ、組織づくりをしていきたい医療経営者の皆様は、問題や課題を大局的に捉え、方針に落とし込む習慣をつけてください。